オールスター日本画家の傑作女性画!
上村松園や鏑木清方の美人画に魅了されたことにより、美人画家以外の画家
が描くすばらしい出来栄えの女性画に遭遇すると敏感に反応する。そして、
これが積み重なり作品の数が増えていくと、夜空に輝く星々のような存在と
なって長く記憶にとどまる。そんな絵を選んでみた。
小林古径(1883~1957)にはびっくりするようないい絵が2点ある。
白い顔の美形の女性が目に焼きつく‘河風’。源氏物語絵巻に登場するような
女性を近代感覚に合わせて再登場させたような感じ。そして、この絵の4年
後に江戸時代の花見をする一人の女性を古典絵画風に優雅に表現している。
顔はイメージは‘河風’と同じ。
歴史画を得意とする安田靫彦(1884~1978)は秀吉や頼朝・義経な
ど男性にスポットをあてたものが多いが、女性を取り上げた作品では‘飛鳥の
春の額田王’や‘王昭君’が傑作として人気がある。そのなかで、‘綺麗な女性だ
な’、とつい見惚れてしまうのが宮城県美が所蔵する‘花の酔’。親しみの湧く
絵なので、靫彦の女性画というとすぐこの絵を選ぶことになる。
菊池契月(1879~1955)の‘少女’と中村貞以(1900~1982)
の‘爽涼’は今の時代にモデルと自然に対面できる作品。洋画家の肖像画的な
絵とちがって日本画だと女性の内面まで立ち入らず静かにみていようという
感じ。中村岳陵(1890~1969)の‘都会女性職譜 女給’はモダンな
印象をうけ、‘あるある’感覚で笑みがこぼれる。

































![中村 元: バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/514wv3dXo3L._SL75_.jpg)











![ダン アリエリー: 予想どおりに不合理[増補版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51q-TKsPGOL._SL75_.jpg)





























































最近のコメント