Bunkamuraの‘超写実絵画の襲来’!
美術館が再スタートとしたので昨日はBunkamuraへ行ってきた。東博や
西洋美は事前予約の客だけが入館できるシステムをとっているが、
Bunlamuraはその必要はなく出かければみれる。コロナ対策として検温
と住所氏名の登録がある。そして、中に入り困ったのはロッカーが使え
ないこと。そのため、エコバッグをずっと持って歩くはめになった。
現在ここで開催されている特別展は千葉市にあるホキ美のコレクション
を披露する‘超写実絵画の襲来’(6/21まで)。もともと3/18~
5/11の会期で予定されていたが、美術館自粛でいったん中止になった。
興味があったので事前に前売り券を購入していた。でも、おじゃんにな
りあるとき、これをびりっと破りゴミ箱へ。よく考えたら払い戻しとい
うことがあったが、そこまで気がまわらなかった。そうこうしているう
ちに6/21まで短期間展示するという情報が入ってきた。
久しぶりに渋谷をめざしたのは森本草介(1937~2015)の女性
画に関心があったから。今回でているのは‘未来’など3点。あと2点は
風景画。ホキ美はこの画家の作品を全部で何点所蔵しているのか、20
点くらい?3点のうち絵葉書は1枚のみ。肩透かしを食らった感じ。
ほかの画家で名前を知っているのはほんの数人。野田弘志(1936~)
は昔、日曜美術館によく登場していたので超リアルな画風は馴染み
がある。足がとまったのは2013年の作品‘聖なるものTHE-Ⅳ’、まだ
現役バリバリだった。
そして、クワガタの標本にもすぐ目が寄っていく。小さい頃、朝早く起
きスズメバチのとびかうなかクワガタ採りで山を奔走した。大きくて形
のいいクワガタを見つけたときは天にも昇る気持ち。だから、この昆虫
には特別の思い入れがある。描いたのは島村信之(1965~)、まっ
たく知らない。
五味文彦(1953~)の‘いにしえの王は語る’は絵のタイトルがなかな
かいい。これほど太古に存在した自然の命を感じさせる樹木をみせられ
るとつい後ずさりしてしまう。たしかに王の風格がある。
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