2015.01.06

夢の展覧会! オキーフをもっとみたい

Img_0001     ‘夏の日々’(1936年 NY ホイットニー美)

Img_0002     ‘湖からNo.1’(1924年 デスモニアートセンター)

Img     ‘ケシ’(1950年 ミルウォーキー美)

今から11年前NHKに‘世界美術館紀行’という番組があり、アメリカのニューメキシコ州の州都サンタフェにあるジョージア・オキーフ美(1997年に開館)がとりあげられた。女流画家オキーフ(1887~1986)に関心をもつようになったのはこのころから。

仕事でも遊びでもすべて思った通りにはいかない。絵画の鑑賞でもお気に入りの画家をみつけテンションがあがっても肝心の作品に巡り会えないことがよくある。オキーフもそのひとり。2008年と2013年に訪問したNYのメトロポリタン美でオキーフを全部で20点くらいみた。

だが、その思い出を定着させることができない。理由は展示されていた作品を掲載した図録が用意されてなく、絵はがきもないから。そのため、オキーフをみたという実感がうすれたままで、彼女との距離がなかなか縮まらない。

これまで日本の美術館であった展覧会でお目にかかったオキーフは片手くらい、これにアメリカでみた26点を加えると30点ほど。これくらいの数ではオキーフはまだ遠い。一度回顧展を体験するとこの状況ががらっと変わる。図録も入るしオキーフ物語にもより興味が湧く。

オキーフの回顧展を開催してくれないかと願い続けているのはBunkamura、この美術館は見逃したフリーダ・カーロをやり、2010年にはレンピッカを沢山みせてくれた。オキーフも期待できそうな感じがしてならない。さて、どうなるか。

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2015.01.05

夢の展覧会! 二度目のカラヴァッジョ展があるか

Img_0001     西洋美で3月からはじまる‘グエルチーノ展’

Img     2001年に開催された‘カラヴァッジョ展’の図録

年の初めなので夢を思いっきり膨らませている。だから、まだみてないあの画家の回顧展をやってほしい、好きな画家にまた遭遇したいと夢の展覧会はいろいろ広がっていく。今日の夢はカラヴァッジョ展

今、心の大半を占めているのは3/3から西洋美ではじまる‘グエルチーノ展’、出品作は40点、その大半はボローニャとフェラーラの間に位置するチエントの美術館が所蔵しているもの。これまでグエルチーノ(1591~1666)の作品をみたのは片手くらい、だから今回公開されるものはすべて初対面となる。

縁の薄い画家の場合、昨年のヴァロットンのように開幕するまでは期待と不安が入り混じるものだが、グエルチーノに関しては初物の不安はまったくなく期待値が大きい。それは5年前ローマのカピトリーニ美で最高傑作といわれている‘聖ペトロニラの埋葬’をみたから。この作品でグエルチーノに開眼した。

もうひとつこの画家に関心が高いのはその画風がカラヴァッジョ(1571~1616)の影響を受けているため。だから、どこがカラヴァッジョ風でグエルチーノの独自性がでている描き方がどんなものか、とても興味がある。1点々じっくりみようと思っている。

この展覧会を企画した西洋美、4年前にレンブラント展をやり今年はグエルチーノ展とバロック絵画には目を見張らせるものがある。となると、次はカラヴァッジョを期待したくなる。カラヴァッジョが好きな人は日本でカラヴァッジョ展が開かれることを心から願っているはず。

2001年にその夢は東京都庭園美と愛知県の岡崎市美術博で実現した。それから14年経った。そろそろ二度目のカラヴァッジョ展をみてみたい。

人気の高いカラヴァッジョだからグエルチーノのように40点なんて全然無理だということはわかっている。2001年とかぶらなければ5点もあれば十分。カラヴァッジョにかぎっては5点も展示されればもうビッグイベント。2点でもいい。

まあ1点や2点ではカラヴァッジョ展にはならないが、展覧会の名前はなんとでもつけられる。一つのアイデアはカラヴァッジョの作品を所蔵している美術館の名品展を開催する。例えば2点もっているローマのドーリア・パンフィーリ美、またマドリードにあるティッセン・ボルネミッサ美にも‘アレクサンドリアの聖カタリナ’といういい絵があるしほかにも傑作が沢山揃っている。

とにかく二度目のカラヴァッジョ展は西洋美のほかには考えられない。ぜひ実現してほしい。

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2015.01.04

夢の展覧会!サージェント、コンスタブルは実現するか

Img_0002     サージェントの‘マダムX’(1884年 メトロポリタン美)

Img_0003   サージェントの‘バラを持つ婦人’(1882年 メトロポリタン美)

Img_0001     コンスタブルの‘干草車’(1821年 ナショナルギャラリー)

Img コンスタブルの‘フラットフォードの製粉場’(1817年 テートブリテン)

現在、ロンドンのナショナルギャラリーでは‘レンブラント展’(1/18まで)が開催されている。このことを知ったのは昨年12月の放送でアムステルダム美蔵の‘イサクとリベカ’を取り上げた‘美の巨人たち’、美術雑誌を定期的に読む習慣がないので海外の美術館で行われる展覧会の情報が入ってくるのが遅れがち。

今年は主要な美術館のHPをお気に入りに登録しておいて展覧会の開催スケジュールを定点観測することにした。これをすれば日本の美術館が最接近しようと考えている作家のことがすこしあたりがつくかもしれない。昨年三菱一号館美が開催した‘ヴァロットン展’はパリ、アムステルダムとまわってきた巡回展だった。

だから、ヨーロッパやアメリカで今現在進行中の展覧会、そしてこれから予定されている展覧会は日本の美術館が検討している展覧会にもなにがしか関連してくるし、こうした情報を知ること自体がアートライフを楽しくしてくれる。

今日本で回顧展を開催してくれないかなと思っているのはサージェント(1856~1925)とコンスタブル(1776~1837)、開催が実現する可能性は30%くらいあるとふんでいる。その理由はサージェントについては同じアメリカ人のホイッスラーが横浜美で行われたから。

そして、コンスタブルも2013年にターナーの回顧展があったから。そしてもうひとつ昨年ロンドンで大きな回顧展が行われたことも勝手な妄想に一役買っている。その風が日本にも吹いてくるのではないかと。

2年前から、ゴッホやモネやフェルメール、ピカソではないほかの画家の回顧展が続いている。2年前がカイユボット(ブリジストン美)、昨年がシャヴァンヌ(Bunkamura)、バルテュス(東京都美)、ヴァロットン(三菱一号館美)、ホドラー(西洋美)、そしてホイッスラー(横浜美)。

この流れに続いてほしいビッグネームがサージェントとコンスタブル、果たして実現するだろうか

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2015.01.03

夢の展覧会!ファン・エイク、ボス、ブリューゲルがみたい

Img_0002 ファン・エイクの‘宰相ニコロ・ロランの聖母子’(1435年 ルーヴル美)

Img     ボスの‘愚者の石の切除’(1515年 プラド美)

Img_0001     ブリューゲルの‘子供の遊戯’(1560年 ウィーン美術史美)

昨年12月、人気の美術番組‘美の巨人たち’にブリューゲル(1525~1569)の‘子供の遊戯’が登場した。この絵をウイーンでみたのは12年前、だから、番組にでてきた遊びがひとつ々どこに描かれていたかは記憶がだいぶ薄くなっている。でも、みてて楽しかったことはしっかり覚えている。

そして、番組をみながら強く思った。この絵を含めてウイーン美術史美にあるブリューゲルコレクションが1点でも2点でもいいから日本にやって来てくれないかと。ウイーン美術史美展は過去数回開かれベラスケスの‘王女マルゲリータの肖像’などの名画が展示されたが、ブリューゲルはまったくダメ。

日本で公開されたブリューゲルの作品は5年前にみた版画を除くと2点のみ。‘干草の収穫’(プラハ国立美)と‘絞首台の上のカササギ’(タルムシュタット ヘッセン州立美)。もうひとつ‘イカロスの墜落’(ベルギー王立美)もやって来たが、この絵は今では?がついている。

ブリューゲルの作品を所蔵する美術館はどこもなかなか貸し出してくれないのはわかっているが、‘干草’と‘カササギ’の公開からもう20年近くたつ。日本の美術館には粘り強く交渉をしてもらって3点目4点目を是非実現してほしい。

ファン・エイク(1390~1441)とボス(1450~1516)もブリューゲと同じく、日本ではほとんどみる機会がない。2月にルーヴル美展がはじまるが目玉は日本人の好きなフェルメールの絵、フェルメールよりファン・エイクの‘宰相ニコロ・ロランの聖母子’やボスの‘愚者の船’のほうがずっとみたいのだが、こうした絵はハードルが高く交渉すらさせてもらえないのだろう。

ボスについてはグッドニュースがある。ケンスケさんの話だと秋に三菱一号館美で開催される‘プラド美展’(10/10~1/31)にボスの‘愚者の石の切除’が公開される。これまで日本でボスの絵が公開されたことはない。流石、三菱一号館美。ほかの美術館もボスやファン・エイクにもっとチャレンジしてくれるとこちらも元気がでる。

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