大阪中之島美に日本にあるシュルレアリスム絵画が集結!

デ・キリコの‘福音書的な静物Ⅰ’(1916年 大阪中之島美)

マグリットの‘レディ・メイドの花束’(1957年 大阪中之島美)

デルヴォーの‘立てる女(左) 女神(右)’(1954~56年 姫路市美)
8月にやって來るフェルメールの‘真珠の耳飾りの少女’の詳しい話が発表され
たか確認するため、開催される大阪中之島美のHPをのぞいてみたが、情報は
まだ開示されてなかった。予告通り下旬の案内になるようだ。しばらく展覧
会の予定をみていたら、現在‘拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、
ファッション、インテリアへ’(12/13~3/8)が行われていることがわ
かった。
ちょうどシュルレアリス絵画を連続的にとりあげたところなので、敏感に反
応した。タイトルでうたっている視点にそって日本にある作品で構成されて
おり、美術館自慢の作品がどどっと出品されている。たとえば、主催する
大阪中之島美はデ・キリコ(1888~1978)の主要作品として知られ
ている‘福音書的な静物Ⅰ’と2015年、国立新美で開催された決定版の‘マグ
リット展’にどーんと展示された‘レディ・メイドの花束’。
横浜美からは中之島美の後ろ向きの帽子の男とは違って青装束につつまれた男
が正面向きで描かれた‘王様の美術館’がやって来ている。ともに回顧展にも登
場しマグリット(1898~1967)の画風をイメージさせるには欠かせな
いピースなので、納得の展示が実現している。すばらしい!
そして、マグリットとくれば当然同じベルギー人のデルヴォー(1897~
1994)もみたくなる。その願いに応えてくれるのが姫路市美が所蔵する
‘立てる女、女神、乙女達の行進’。これは同じような企画展がほかの美術館
であったときに運よく遭遇したが、縦1.96mの大きな絵なのでデルヴォ
ーに最接近した感じのする作品。また、マックス・エルンスト(1891~
1976)もぬかりなく、横浜美であった回顧展に出品された‘偉大なる無知
の人’が岡崎市美博から馳せ参じている。

































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