夢の美術館! バッファロー オルブライト=ノックス美(2)
オキーフの‘ブラック・スポット NO.3’(1919年)
アメリカにある美術館が所蔵する作品をまとめて展示する‘美術館名品展’はヨーロッパの美術館に比べると回数は少ない。5回あると4対1くらいの感じ。
これまで体験したものを思い起こしてみると、まず定番のボストン美印象派展、メトロポリタン美、グッゲンハイム美、ホイットニー美、シカゴ美、クリーブランド美、フィリップス・コレクション、フィラデルフィア美、ワシントン・ナショナル・ギャラリー。
オルブライト=ノックス美展はあっただろうか?開催されたような気もするのだが、記憶があやふや。というのもマティス(1869~1954)の傑作‘音楽’を日本でみたことはよく覚えているのである。昨日とりあげたゴーギャンの‘黄色いキリスト’も目に焼きついているから、名品展でこうした傑作をみたのかもしれない。
この美術館の近代絵画はマティスの‘音楽’、ピカソの‘化粧’(バラの時代)、シュルレアリスムのミロの‘アルルカンのカーニバル’があるのだから豪華きわまりないラインナップ。そして、エコールドパリではシャガールは確認できないが、スーチンとモディリアーニ。モデイの名画‘召使の少女’(拙ブログ08/5/19)は08年名古屋市美で行われた回顧展に出品された。
未来派のバッラ(1871~1958)が描いたユーモラスは絵がここにおさまっている。スピード感あふれる‘鎖でひかれた犬のダイナミズム’。静嘉堂文庫にある‘平治物語絵巻’に描かれた牛車の車輪にこの絵と同じような描写(09/6/29)あった。だから、本物を是非ともみてみたい。
コンテンポラリーアートのコレクションを目にするとアドレナリンがどっとでてきそう。画集にはいい作品が沢山載っている。その筆頭が‘もっと見たい’シリーズでもとりあげた
ポロック(1912~1956)の‘収斂’。また、オキーフ(1887~1986)のやわらかい色で塗られた大きくてしなやかなフォルムが画面に広がる‘ブラック・スポット NO.3’にも魅了される。
このほかにも、ステラ、ゴーキー、アルバース、シーガルといったビッグネームの作品がずらっと揃っている。NYのMoMAにいるような気持ちになるにちがいない。
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ルノワールの‘アルジャントゥイユの庭のモネ’(1873年)
ピカソの‘人生’(1903年)
ルドンの‘オルフェウス’(1903~10年)














グレコの‘イエスの御名の礼拝’(1577~79年)
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