2018.01.14

中島みゆきの♪♪名曲‘糸’にめぐりあった!

Img    1月12日(金)You Tubeに投稿された中島みゆきの‘糸’

You Tubeをサーフィンしてまだ聴いてないクラシックや日本の歌の名曲をほりだしている。そして、つい2日前の12日(金)にすばらしい曲にめぐりあった。

偶然にも中島みゆきの♪♪‘糸’がその日に投稿されたばかりだった。はじめは何気なしに他の歌手が歌う‘糸’を聴き、すぐ琴線にふれた。おいおい、こんないい歌を今まで知らなかったの、ダメじゃない。自分を責めたい気持ちになった。

こういういい曲はいろんな歌手がカバーして歌う。JUJU(知らない人、アクセス回数260万、)、平原綾香(260万)、クリスハート(805万)、おもしろいのが‘中学生男子が歌う、中島みゆきの糸’、これはアクセスがなんと576万回、素人ビデオだが歌っている生徒はなかなか上手い!また、自衛隊の歌姫が歌う‘糸’というのもあった。

そうこうしていると、なんと中島みゆき本人が歌っている映像がでてきた。お姫様みたいなイメージだが心に響く歌を力強く唄う中島みゆき、美空ひばりが日本の歌謡界の女王なら、中島みゆきはニューミュージックの真の歌姫。この‘糸’は1992年につくられたというから、ずいぶん前からあった曲。

そのためか、紅白歌合戦で本人ではなくほかの歌手が歌ったのを聴いたような記憶がかすかにある。今じんとくる歌詞に心を揺すぶられている。

   ♪♪なぜめぐり逢うのかを
    私たちはなにも知らない

    いつめぐり逢うのかを
    私たちはいつも知らない

    どこにいたの 生きてきたの
    遠い空の下 ふたりの物語

    縦の糸はあなた 横の糸は私
    織りなす布は いつか誰かを
    暖めうるかもしれない

リフレインされるさびの‘縦の糸はあなた 横の糸は私’はこれから何度も口ずさみそう。中島みゆきに乾杯!

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2017.12.28

You Tube 演歌でも全開!

Img     美空ひばり ♪♪‘昭和ひとり旅’

Img_0002     森進一 ♪♪‘昭和流れうた’

千昌夫の♪♪‘星影のワルツ’を聴いているというと年がわかってしまうが、小さい頃から歌謡曲は数限りなく楽しんできた。中学生のとき義兄がスキーに連れて行ってくれバスのなかで橋幸夫の♪♪‘潮来笠’を歌ったら‘上手いね!’とびっくりしていた。このころからこぶしをまわすのは得意だったのである。

いい演歌には目がないので歌謡曲や演歌については以前からYou Tubeをみていたが、今年はクラシックにまでYou Tubeが広がったこともあり演歌が全開し知らなかったいい曲が次々と現れた。そのなかで心に響いたのがふたつある。美空ひばりの♪♪‘昭和ひとり旅’(1981年 作曲杉本真人)と森進一の♪♪‘昭和流れうた’(1985年 作曲遠藤実)。

美空ひばりは昨年竜鉄也が作曲した‘裏町酒場’に出会い、今年の収穫はこの‘昭和ひとり旅’、歌詞もいいのでよく口ずさんでいる。好きな美空ひばりの歌はいっぱいあるが、今はこの2曲が耳に心地いい。森進一の‘昭和流れうた’はつい2週間前に知ったがあの遠藤実の曲だった。毎日、聴き惚れている。森進一はこういう歌を唄わせたら天才的に上手い。お気に入りの♪♪‘冬のリヴィエラ’(1982年)同様、聴く回数が増えそう。

‘昭和ひとり旅’   ♪♪ 春の港に 着く船は
           白い香りの 花だより
           捨てた故郷とあのひとの
           甘く酸っぱい なつかしさ
           帰れないから ふるさとさ
           帰れないから ふるさとさ
           昭和 港 ひとり旅

‘昭和流れうた’   ♪♪ 昭和流れうた 心にしみる
           酒に酔う時 あなたがうかぶ
           どうしてどうして 忘れさせない
           苦しむだけね わたしの愛は
           今度は男に 生まれてきたい

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2013.09.13

英語版‘花は咲く’を歌うイル・ディーヴォ!

Img      イル・ディーヴォ

NHKの番組をみているとよく流れてくる東日本大震災復興支援ソング、‘花は咲く’。このお気に入りの曲の英語版ができ人気のヴォーカルグル―プ、イル・ディーヴォが歌っていることを11日(水)の番組‘花は咲くスペシャル’で知った。

心に沁みる歌なのだが全部の歌詞は覚えてなく、口ずさんでいるのはサビの
   ♪♪ ‘花は 花は 花は咲く
      いつか生まれる君に
      花は 花は 花は咲く
      わたしは何を残しただろう’

作詞は岩井俊二氏で作曲したのは女性の菅野よう子氏。こんないい曲ができたのは本当にすばらしいこと。菅野さんが英語版に曲をアレンジしたものを今年5月ベルギーのブリュッセルでイル・ディーヴォが歌い英語版‘花は咲く’が誕生した。CDが発売され、彼らの公演でも歌っているからこの名曲が世界中に響き渡ることになった。

この歌の伝道役になったイル・ディーヴォのことはほとんど知らない。一度日本のTVに出演したのをみたことがあるが、この4人グループの名を耳にしたのはそれ以来のこと。出身地が皆違っていてスペイン、アメリカ、フランス、スイス。

最もカッコいいのが左から2番目のスペイン人のマリン。その歌いっぷりは有名なテノール歌手プラシド・ドミンゴのような雰囲気をもっている。日本にも数回きているようで、そんな縁で英語版を歌うことになったのだろう。

今週はTVで2回いい歌に遭遇した。‘花は咲く’とプレミアムシアターで放送された映画‘ハッピーフライト’のエンディングに流れていた軽快な英語の歌。とてもおもしろい映画だったが、最後の歌もすごく耳に心地よかった。‘美術ばかりにのめりこんでないで、バランスよく芸術を楽しみなさい!’とミューズがささやいているような気がした。

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2011.01.02

紅白歌合戦はどの曲に聴き惚れた?

2254音楽はクラシック、オペラだけでなくジャズ、演歌なども楽しんでいるが、普段はTVの歌番組をみたり、CDで日本人歌手の歌を聴くことがほとんどない。

だから、わが家では大晦日の紅白歌合戦は今世の中でヒットしている曲を知る貴重な機会。今回も心に響く曲とのめぐりあいがいくつかあった。

琴線にふれる歌は紅組のほうが圧倒的に多かった。それなのに、白組の勝ち!?
人気NO.1の嵐の面々が司会をしたからだろうが、これはご愛嬌。

最も聴き惚れたのはクミコが歌った‘INORI~祈り~’。曲全体を聴くのははじめてだが、さびのところの‘♪泣いて泣いて泣き疲れた’は耳にしたことがあった。TV番組でクミコという歌手が確かNYだったと思うが、公園(?)でアメリカ人を前に歌っていたのをみたのである。原爆で命を失った広島の女の子の話をもとにしてつくったのだという。
とてもいい曲。

おばあちゃんと孫娘の絆をうたった歌が2つあった。HYの‘時をこえ’と植村花菜の‘トイレの神様’。‘時をこえ’ははじめて知った。歌っているHYは沖縄の出身。歌もよかったがサイボボーカルや打楽器演奏、踊りなどステージ全体の演出がすばらしく、香港あたりで開催されるアジアミュージックフェスティバルを楽しんでいるような気分だった。それにしても、どうして沖縄からいいセンスをしたグループが次々とでてくるのだろうか。

‘トイレの神様’は一度1/3くらい聴いたことがある。9分フルは歌わないだろうと思っていたら、詩の流れからすると最後まで歌った感じ。正しい?植村花菜は声がとてもいい。ブレスは平原綾香とは違ってさらっとするし、澄んだ高音は心をほわっとさせる。

いきものがかりの‘ありがとう’は朝の番組‘ゲゲゲの女房’をいつもみていたので、耳に馴染んだ歌。八王子は縁がないが、堺港や安来は広島にいたとき出張ででかけたことがあるからとても懐かしい。半年間、漫画家水木しげると奥さんの物語に心を奪われっぱなしだった。奥さんの実家の酒屋は今でもお兄さんがやっておられ、‘ここがゲゲゲの女房の実家です’と観光ガイドが案内しているそうだ。

YouTubeで昨年一番多く聴いたのが坂本冬美の‘また君に恋してる’。最初は時々ながれるJRのCMを聴いていい曲だなと感じていた程度だったが、YouTubeで何度もアクセスするうちに完全に嵌ってしまった。

定番の演歌では川中美幸の‘二輪草’が楽しかった。これは演歌の愛唱歌のひとつ。今回はバックに‘鉄板ダンス’つき。この踊りは時々番組の冒頭でみているが、振り付けがとても気に入っている。同じ演歌でも、小林幸子の歌は歌詞とあの大きな鶴のつくりものがどうみてもアンマッチ。HYの音楽性豊かなパフォーマンスと比べると、この演出は中味のあまりないビッグな一発芸。もういいかな。

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2009.01.02

紅白歌合戦 感動した歌 VS 聴きたくなかった歌

261大晦日の紅白歌合戦の視聴率が3年ぶりに40%を超えたという。

毎年、この歌番組をみているのは最近のヒット曲を知る唯一の機会だから。

ご存じのように昔から、ここに歌の上手い人ばかりが集結しているわけではない。自称歌謡曲評論家からすれば、
SMAPの歌なんか聴いちゃあいられない!

今や、アイドル歌手が沢山出ていたころの選考基準が生きているのはこのグループだけかもしれない。あァー、まだいた。
WaT,TOKIO。羞恥心ははじめから賑やかし、応援団役で出場しているのだから、これはこれでいい。

こんな歌ならご遠慮願いたかったのをあげてみると。水谷豊、昨年の寺田聡でも言えることだが、誰も若いころの水谷豊の歌なんかを聴きたいと思ってない。世間が注目しているのは今やノリノリの俳優、水谷豊なの!プロデューサーさん、わかっているの?本人も歌うのが恥ずかしいのなら、やめればいいのに。ここは照れて歌うような舞台ではない。

オジさん歌手、布施明、美川憲一も引退してもらったほうがいい。布施明の歌がなんかいいように聴こえるのは歌唱力があるからではなく、曲がいいから。ほかの人の歌を上手に歌ったのを聴いたことがない。これは歌謡界の常識。

紅組のトリで歌った和田アキ子の‘夢’も曲名に反してちっとも盛り上がらなかった。前の石川さゆりの‘天城越え’や天童よしみの‘道頓堀人情’が‘流石、天下の演歌歌手!’とうならせたのとは対照的。本人はレイ・チャールズが社交辞令で言ったのを褒められたと勘違いし、自信満々だが、アッコも布施明同様、‘曲がいいから映える’タイプの歌手。はっきり言って歌は上手くない!スローテンポの歌なんてもうボロボロ。

芸能界で一大派閥を形成する大姉御にそれを言うとぶっとばされ、仕事がなくなるから皆黙ってヨイショしているだけ。アッコのいいところは礼儀正しいこと。芸能界もつまるところ体育会系と似た体質だから先輩後輩の関係がとても厳しい。で、アッコは先輩に対する礼儀をちゃんとわきまえているから、上の人には受けがいい。

爺殺し、婆殺しの達人は芸能界ではアッコ、野球界ではあの星野。二人は態度がよく似ていると思いません。芸能人でも政治家でもビジネスマンでも‘上に弱く、下に強い’人間が力をもつことが多い。普通の人は力のある人のところに寄っていく。‘寄らば大樹の陰’というやつ。

今回の紅白で一番聴きたかったのが61歳で出場した秋元順子(左の写真)の‘愛のままで’。NHKの‘クローズアップ現代’が取り上げた‘演歌の逆襲!’(拙ブログ08/11/17)でこの歌のことを知ったが、心に沁みるいい歌だった。20万枚売れたのも納得!これからは景気が悪くなり、生活が大変なときだから、多くのファンが秋元順子のような歌の上手い人がいい歌を沢山唄ってくれることを願っているのではなかろうか。

また、話題の黒人歌手ジェロの歌う‘海雪’もすばらしかった。ほかで収穫はいきものがかりの‘サクラ’。サビのところの高音が琴線にふれるこの曲は何度か聴いたことがあるが、いきものがかりというグループが歌っていることは知らなかった。注目されていた‘おふくろさん’を熱唱した森進一にも圧倒された。プロの歌手の歌唱力の高さを見せつけられた感じ。やはりすごい歌手である。

さて、今年はどんな歌が心を癒しいい気持ちにさせてくれるだろうか?音楽業界に期待したい!

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2008.11.17

クローズアップ現代 演歌の逆襲!

205先週木曜のNHKの‘クローズアップ現代’(夜7時30分)では、‘演歌の逆襲!’というのをやっていた。

この番組は毎日ではないが、興味のあるテーマのときは見ている。前の日の‘村上隆のアート戦略’同様、とてもおもしろかった。

演歌とか歌謡曲は好きなので、昔の曲ならレパートリーはかなりある(拙ブログ07/12/27)が、CDはクルマを運転しているときマイスル・デイヴィスのジャズを聴くだけだから、演歌やジャパンポップスの最新のヒット曲は全然知らない。

番組で取り上げられた曲はかろうじてジェロの‘海雪’に少し耳が反応する程度だった。ジェロはデビュー時、異色の黒人歌手が日本の演歌を唄うというので注目していた。この歌手は本当に歌が上手い!お婆さんが日本人だとしても、どうしてこんなに日本人の心がわかるの? 日本語がペラペラで歌唱力は抜群ときたら、国籍に関係なく、応援したくなる。若手の人気者氷川きよしを追い越しそうな勢いである。

30万枚のヒットとなった‘海雪’の発売戦略がとても興味深い。作曲はあの宇崎竜童。サビの部分ははじめはこれまでの歌のようにオーソドックスなものだったが、担当者の意見でこれが最終的にはジェロのようは高い歌唱力をもった歌手にしか歌えない難しいものに変わった。

この音楽プロデューサーはすごくいいことを言っている。‘聴く人がこんなサビはプロの歌手にしか歌えないと感心するくらいの楽曲でないと今はヒットしない。これまでの演歌というのはカラオケで皆が唄えるように歌いやすくして作られてきたが、それが曲の画一化を生んでいた’。

たしかにこれは曲作りの本質をついている。いい歌というのは作詞家、作曲家、歌い手が最高のものを求めてコラボすることによって生まれてくるのだから、歌好きの素人が簡単に唄える歌である必要はない。‘流石、お金をとって聴かせる歌ネ!’と感激させる歌が沢山ある方が聴く方にとってはやはりいい。

昔のヒット曲を思い出してみても、すごい歌唱力で観客を圧倒する歌手が何人もいた。演歌の大御所、北島三郎は‘僕は曲の中に素人がさっと歌えないところを一つ入れることにしている’と言っていた。これがプロの歌手のプライドというもの。

話が脱線するが、石川さゆりの難しい曲‘天城越え’を飲み会で歌う先輩がいた。‘よし、俺は天城越えを唄うぞ!’というから‘いいですねー’と耳を傾けていたら、この人いまどき珍しいド音痴!三番までお付き合いしたが、その間、皆腹をかかえて大笑い!音痴の人の歌を聴いているときほどおもしろいことはない。どうでもいいことだが、元フジTVの女子アナのウッチーも音痴だったなァー。

還暦デビューの秋元順子が唄う‘愛のままで’は聴いたことがなかった。すごくいい歌で、20万枚も売れているそうだ。歌の上手な人はいろんなところにいることはわかるが、60歳になってブレイクするというのはそれだけ、大人のための歌に多くのファンは餓えているのかもしれない。

若い人は歌詞よりサウンドのほうだ大事だろうが、年を重ねてくると歌詞やその詩の場面が心にズキンと響くようになってくる。歌手が歌うとき、その情景を自分のこととして思い浮かべられるから、その歌をまた聴きたくなるのである。長く愛される歌があちこちからでてきそうな状況になってきた。

これから不況で生活が厳しくなりそうだが、こういうときにこそ‘歌の力’が必要。音楽業界に期待したい。

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2008.01.02

自称歌謡曲評論家がみた今回の紅白

148普段はテレビの音楽番組を見ることはほとんどないから、大晦日の紅白歌合戦は今、世の中でヒットしている歌と人気の歌手を知る貴重な機会。だから、この国民的な歌番組は例年欠かさずみている。

で、日頃は縁の無い若手歌手でも、紅白に数回出場している歌手になるとその歌声に聴き惚れたりする。

歌の上手さに感心するのが“サクラ色”を歌ったアンジェラ・アキや“LIFE”の中島美嘉。“LIFE”のサビの部分は聴いたことがあるのだが、誰が歌っているのか知らなかった。中島美嘉は紅白で知るようになり、注目していたが、このいい曲も歌っていた。ところで、あのクレオパトラみたいなメイクは昔からしていた?

平原綾香が歌う“Jupiter”は原曲がいいから助かっているが、あの吸い込まれそうになる息つぎが耳についてしょうがない。日本人としては上手なレベルだと思うが、NHKの“その時、歴史が動いた!”を担当している大物アナウンサー松平さんの癖“シー、シー”という口からでる音同様に、息つぎの音が一度気になりだすと、もうダメ。で、琴線にふれるいい曲なのに、あまり感動せずに終わった。

平原とオペラ歌手を比較してはいけないが、もともと歌い方が違う秋川雅史は息つぎをしていないような感じで“千の風になって”を万感の思いをこめて歌いきった。今回の白眉といっていいすばらしいステージに思わず、拍手をした。

こういう正統派の歌声に感動する一方で、力が衰えたなと思わずにいられない歌手もいた。その筆頭が前川清。実力者の前川も今の声量では“そして、神戸”は聴くに堪えない。なんだか、急速に歌う力が萎えてきた感じ。もっとひどいのが布施明。もともと歌は上手くないのだから、もう来年は出さないほうがいい。

これをいうとファンの方は怒るかもしれないが、浜崎あゆみの歌もつまらなかった。曲自体がアベレージだが、浜崎の歌い方も“アレレ?音程はずしてない?”と思うくらい張りがなかった。スローテンポの歌を上手く歌えるほどの歌唱力がないということかもしれない。浜崎あゆみはジャパンポップスのトップを走るシンガーというイメージをもっていたから、大いに面食らった。

ラストの4曲は昨年亡くなった不出世の作詞家、阿久悠の歌。一番よかったのが石川さゆり(左の画像)が熱唱した名曲“津軽海峡・冬景色”。阿久悠に敬意を払うのだったら、大トリは五木ひろしの“契り”より誰が考えても“津軽海峡・冬景色”だろう。五木ひろしは贔屓にしている演歌歌手だが、“契り”は五木ひろし自身が作曲した平凡な曲。これでは阿久悠の詩が生きてこない。

ヒットしたのは森進一の“北の蛍”のほうなのに、番組制作者はなにを血迷ったか4曲のなかではもっとも聴きばえのしない歌を大トリにもってきた。“歌力”をコンセプトにして3年で紅白をリニューアルしようと、鶴瓶を司会者に使ったり、映像を多用したり、コラボレーション“愛燦燦”を実現したり、色々新機軸を出したのに歌の最後の編成で失敗した。

ビジネスの世界でも新コンセプトの開発に力を注ぐ場合、小さいところまで気を使うのだが、意外に大事なところがおろそかになるということがよくある。印刷物の校正で一頁の大きな字の間違いを見落すのと同じ現象である。番組の改革を進めるのなら、やはり歌そのものの構成を中心にやってもらいたい。

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2007.12.27

Myフェイヴァリット 日本の歌!

142二日連続で好きなシンガー小田和正、井上陽水の歌をテレビで楽しんだので、先月の“懐かしのポップミュージック”(拙ブログ11/29)に続いて、“Myフェイヴァリット 日本の歌”を選んでみた。

My好きな音楽ビデオのなかには以下のような歌謡曲、演歌、シンガーソングライターの歌などがオムニバス風に入っている。

★“津軽のふるさと”(1953) 美空ひばり
★“アンコ椿は恋の花”(1964) 都はるみ
★“イムジン河”(1968) ザ・フォーク・クルセダース
★“悲しくてやりきれない”(1968) ザ・フォーク・クルセダース
★“ふるさと”(1973) 五木ひろし

★“襟裳岬”(1974) 森進一
★“いちご白書をもう一度”(1975) バンバン
★“酒と泪と男と女”(1976) 河島英五
★“夢追い酒”(1978) 渥美二郎
★“大阪で生まれた女”(1979) BORO

★“恋人よ”(1980) 五輪真弓
★“昴”(1980) 谷村新司
★“ふたり酒”(1980) 川中美幸
★“浮草ぐらし”(1981) 都はるみ
★“for you”(1982) 高橋真梨子

★“冬のリヴィエラ”(1982) 森進一
★“いっそセレナーデ”(1984) 井上陽水
★“悲しみにさよなら”(1985) 安全地帯
★“浪花盃”(1986) 五木ひろし
★“道頓堀人情”(1986) 天童よしみ

★“愛燦燦”(1986) 美空ひばり
★“みだれ髪”(1987) 美空ひばり
★“川の流れのように”(1989) 美空ひばり
★“壊れかけのRadio”(1990) 徳永英明(1/3
★“少年時代”(1990) 井上陽水

★“ラブストーリーは突然に”(1991) 小田和正
★“SAY YES”(1992) チャゲ&飛鳥
★“YAH YAH YAH”(1993) チャゲ&飛鳥
★“壺坂情話”(1993) 中村美律子
★“地上の星”(2000) 中島みゆき(左の画像)

★“涙そうそう”(2001) 夏川えみり
★“ワダツミの木”(2002) 元ちとせ
★“たしかなこと”(2005) 小田和正
★“千の風になって”(2006) 秋川雅史(4/14
★“ダイジョウブ”(2007) 小田和正

年を重ねるにつれて美空ひばりは本当にすごい歌手だなと思うようになった。とくに好きなのがここにあげた4曲だが、ほかにも沢山ある。歌の上手い中村美律子は贔屓の歌手。今年また紅白歌合戦に出場する。“壺坂情話”は壺坂寺にちなんだとてもいい歌。都はるみの“アンコ椿”もよく口ずさむ。

名古屋にいたころ、会社に“for you”をプロ並みに歌う女の子がいて、飲み会のあとのカラオケ店ではいつも聴きほれていた。夢を叶えて歌手になっただろうか?お嬢さんのような可愛い顔をしているが、ハートにびんびん響く熱い歌いっぷりの中島みゆきにもぞっこん。

元(はじめ)ちとせの歌声をはじめて聴いたとき、これはすごい新人が現れたと仰天した。が、ブレイクした後は期待したほどメディアにでてこないし、結婚してお母さんになったから、音楽活動はもうやめてしまったのかなと思っていたら、NHKの制作した“インカ マヤ アンデス展”関連番組でテーマ曲を歌っていた。あの声量のある歌声に久しぶりに痺れた。

男性の演歌歌手では五木ひろしがお気に入り。昔あるところで短い時間だったが話をしたことがある。九州からはビッグなシンガーソングライターが沢山でている。その頂点に立つのが井上陽水。昨日は同郷の後輩リリー・フランキー、オセロの中島との気楽な会話を楽しんでいた。

陽水は顔だけみると、新橋の居酒屋で機嫌よく飲んでいるオヤジとそう変わらないが、ギターをもって歌いだすと、超一流シンガーに変身する。高い声は相変わらず綺麗だし、上手い。そして、なんといっても歌う姿がカッコいい。これから先もまだまだ、小田和正、井上陽水の歌は楽しめそう。

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2007.12.26

小田和正 クリスマスの約束 2007

141今朝は2時ごろまで起きてTBSの“小田和正  クリスマスの約束”を見ていた。

今年60歳になるオールドシンガーソングライターとはいえ、11月にリリースされた“自己ベストー2”が大変売れてる小田和正の番組なのだから、11時半の開始でなく、10時くらいからのスタートでも視聴率はとれると思うのだが!?

最初からいきなりお気に入りの“たしかなこと”。次が今年の民放ドラマに使われてヒットした“こころ”。拙ブログ05/12/23に詩を全部載せるほど好きな“たしかなこと”は何度練習しても最後まで上手く歌えない。

リフレインされる♪♪“忘れないで どんな時も 、、”のところは自信をもって口ずさんでいると、隣の方からはMr.ビーンが教会のミサで歌う♪♪“ハレルーヤ、ハレルーヤ、”みたいね、とからかわれる。

はじめて聴いた“こころ”もいい歌。ドラマの視聴率が上がるのも納得。このあとお目当てのNHK連続テレビ小説“どんど晴れ”の主題歌“ダイジョウブ”が続けばすぐベッドに入れたのだが。そう上手い具合にはいかず、予想通りこれは締めの歌になったので、結局番組が終了するまでつきあうことになった。

こういうときでないとこの曲はフルに聴けない。テンポがよく明るい曲想に聴き入っていると美しいヒロイン夏美の笑顔や物語の場面が目の前に浮かんでくる(拙ブログ9/30)。ところで、比嘉愛未はもう次の出演が決まっているのだろうか?どうでもいいことだが、ほんのすこし気になる。

今年のゲストは5人。さだまさしの歌は昔よく聴いたが、名前だけは知っている佐野元治のステージは初体験。このシンガーが有名な佐野元治かという感じ。ノリのいい
“SOMEDAY”を歌っていたが、詩もいいし歌い方もカッコいい。人気がでるはずである。野茂がドジャースで大リーグデビューしたとき、試合前は佐野元治の歌を聴いていると語っていたが、この曲を聴いていたのだろうか?

こういう大勢の人を楽しくさせる歌を聴いていると“音楽の力”はすごいなと思う。太古の時代から、踊りや歌は人間が生きていく上で必要不可欠なものだった。喜怒哀楽の気持ちは紙に書いたり、絵に描いたりするよりは口から音として吐き出すほうが感情表現の仕方としては手っ取り早く、家族やまわりの仲間とも心がひとつになる。皆でダイナミックにコラボしたいときは一緒に音楽を聴いたり、ともに歌うのが一番。

小田和正は来年、3年ぶりに全国ツアーをするという。衰えを見せない驚異の音楽家だ。今日は嬉しいことに井上陽水が登場する。ビッグツーの連チャンとはTBSも気が利いている。

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2007.04.14

秋川雅史が歌う「千の風になって」

7942,3週間くらい前、フジテレビの“ミュージックフェア”にテノール歌手の秋川雅史が出演し、今大ヒットしている“千の風にのって”を心をこめて歌っていた。

すぐ口ずさめるいい曲なので、今は収録ビデオを繰り返し聴いている。こういういいメロディーの曲をびっくりするようなイケ面の秋川雅史が声量ゆたかに滔々と歌い上げるのである。多くの人が感動し、涙を流し、そして勇気をだして生きようと思うはずである。

秋川雅史はプロフィルをみると現在、40歳で愛媛県西条市の出身。4歳の時から声楽の父親の影響でバイオリンやピアノをはじめたというから、筋金入りのクラシック音楽人間である。昨年のNHK紅白に出演したから関心をもっていたのに、なぜか見そびれてしまった。で、“千の風にのって”という曲が耳にとどくようになったのは今年に入ってから。

歌詞をフルで聴いた。“私のお墓の前で 泣かないでください そこには私はいません 眠ってなんかいません”。この出だしの歌詞から胸がざわざわしてくる。映画“ゴースト”が頭をよぎった。愛する人や頼りにしていた人が突然亡くなって、残された者が悲しみにくれているとき、天国にいる死者はたしかにこういう言葉を一番かけたいだろうなと思う。

この歌詞をつくったのは作家の新井満。曲を作ったのもこの作家だという。ええー?!新井満は画家デュフィーが好きな小説家とばっかり思っていたら、なんと作曲までしてしまうマルチタレントだった。周囲の話しを総合すると、詩そのものは19世紀中頃、アメリカで生まれたといわれている。それを新井満が日本語訳にしたのだという。これがほんとうにいい訳になっている。プロのしかも芥川賞をとった作家だから、このくらいの翻訳はお手のものかもしれないが。

最後にリフレインされる“千の風になってあの大きな空を吹きわたっています”は身内ではないが深い悲しみにくれている者にも絶望の淵にいる家族にも勇気を与えてくれる。アメリカでは9.11同時多発テロで犠牲になった父親を偲び、11歳の少女が追悼式でこのオリジナルの詩を朗読し、大きな反響をよんだという。

音楽というのは大きな力を持っている。日本では歌になり、テノール歌手秋川雅史が全国を回り、切々と歌っている。今、悲しい別離に遭遇しているわけではないが、しばらくこの歌を口ずさんでいたい心境である。

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