2013.09.13

英語版‘花は咲く’を歌うイル・ディーヴォ!

Img      イル・ディーヴォ

NHKの番組をみているとよく流れてくる東日本大震災復興支援ソング、‘花は咲く’。このお気に入りの曲の英語版ができ人気のヴォーカルグル―プ、イル・ディーヴォが歌っていることを11日(水)の番組‘花は咲くスペシャル’で知った。

心に沁みる歌なのだが全部の歌詞は覚えてなく、口ずさんでいるのはサビの
   ♪♪ ‘花は 花は 花は咲く
      いつか生まれる君に
      花は 花は 花は咲く
      わたしは何を残しただろう’

作詞は岩井俊二氏で作曲したのは女性の菅野よう子氏。こんないい曲ができたのは本当にすばらしいこと。菅野さんが英語版に曲をアレンジしたものを今年5月ベルギーのブリュッセルでイル・ディーヴォが歌い英語版‘花は咲く’が誕生した。CDが発売され、彼らの公演でも歌っているからこの名曲が世界中に響き渡ることになった。

この歌の伝道役になったイル・ディーヴォのことはほとんど知らない。一度日本のTVに出演したのをみたことがあるが、この4人グループの名を耳にしたのはそれ以来のこと。出身地が皆違っていてスペイン、アメリカ、フランス、スイス。

最もカッコいいのが左から2番目のスペイン人のマリン。その歌いっぷりは有名なテノール歌手プラシド・ドミンゴのような雰囲気をもっている。日本にも数回きているようで、そんな縁で英語版を歌うことになったのだろう。

今週はTVで2回いい歌に遭遇した。‘花は咲く’とプレミアムシアターで放送された映画‘ハッピーフライト’のエンディングに流れていた軽快な英語の歌。とてもおもしろい映画だったが、最後の歌もすごく耳に心地よかった。‘美術ばかりにのめりこんでないで、バランスよく芸術を楽しみなさい!’とミューズがささやいているような気がした。

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2011.01.02

紅白歌合戦はどの曲に聴き惚れた?

2254音楽はクラシック、オペラだけでなくジャズ、演歌なども楽しんでいるが、普段はTVの歌番組をみたり、CDで日本人歌手の歌を聴くことがほとんどない。

だから、わが家では大晦日の紅白歌合戦は今世の中でヒットしている曲を知る貴重な機会。今回も心に響く曲とのめぐりあいがいくつかあった。

琴線にふれる歌は紅組のほうが圧倒的に多かった。それなのに、白組の勝ち!?
人気NO.1の嵐の面々が司会をしたからだろうが、これはご愛嬌。

最も聴き惚れたのはクミコが歌った‘INORI~祈り~’。曲全体を聴くのははじめてだが、さびのところの‘♪泣いて泣いて泣き疲れた’は耳にしたことがあった。TV番組でクミコという歌手が確かNYだったと思うが、公園(?)でアメリカ人を前に歌っていたのをみたのである。原爆で命を失った広島の女の子の話をもとにしてつくったのだという。
とてもいい曲。

おばあちゃんと孫娘の絆をうたった歌が2つあった。HYの‘時をこえ’と植村花菜の‘トイレの神様’。‘時をこえ’ははじめて知った。歌っているHYは沖縄の出身。歌もよかったがサイボボーカルや打楽器演奏、踊りなどステージ全体の演出がすばらしく、香港あたりで開催されるアジアミュージックフェスティバルを楽しんでいるような気分だった。それにしても、どうして沖縄からいいセンスをしたグループが次々とでてくるのだろうか。

‘トイレの神様’は一度1/3くらい聴いたことがある。9分フルは歌わないだろうと思っていたら、詩の流れからすると最後まで歌った感じ。正しい?植村花菜は声がとてもいい。ブレスは平原綾香とは違ってさらっとするし、澄んだ高音は心をほわっとさせる。

いきものがかりの‘ありがとう’は朝の番組‘ゲゲゲの女房’をいつもみていたので、耳に馴染んだ歌。八王子は縁がないが、堺港や安来は広島にいたとき出張ででかけたことがあるからとても懐かしい。半年間、漫画家水木しげると奥さんの物語に心を奪われっぱなしだった。奥さんの実家の酒屋は今でもお兄さんがやっておられ、‘ここがゲゲゲの女房の実家です’と観光ガイドが案内しているそうだ。

YouTubeで昨年一番多く聴いたのが坂本冬美の‘また君に恋してる’。最初は時々ながれるJRのCMを聴いていい曲だなと感じていた程度だったが、YouTubeで何度もアクセスするうちに完全に嵌ってしまった。

定番の演歌では川中美幸の‘二輪草’が楽しかった。これは演歌の愛唱歌のひとつ。今回はバックに‘鉄板ダンス’つき。この踊りは時々番組の冒頭でみているが、振り付けがとても気に入っている。同じ演歌でも、小林幸子の歌は歌詞とあの大きな鶴のつくりものがどうみてもアンマッチ。HYの音楽性豊かなパフォーマンスと比べると、この演出は中味のあまりないビッグな一発芸。もういいかな。

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2009.01.02

紅白歌合戦 感動した歌 VS 聴きたくなかった歌

261大晦日の紅白歌合戦の視聴率が3年ぶりに40%を超えたという。

毎年、この歌番組をみているのは最近のヒット曲を知る唯一の機会だから。

ご存じのように昔から、ここに歌の上手い人ばかりが集結しているわけではない。自称歌謡曲評論家からすれば、
SMAPの歌なんか聴いちゃあいられない!

今や、アイドル歌手が沢山出ていたころの選考基準が生きているのはこのグループだけかもしれない。あァー、まだいた。
WaT,TOKIO。羞恥心ははじめから賑やかし、応援団役で出場しているのだから、これはこれでいい。

こんな歌ならご遠慮願いたかったのをあげてみると。水谷豊、昨年の寺田聡でも言えることだが、誰も若いころの水谷豊の歌なんかを聴きたいと思ってない。世間が注目しているのは今やノリノリの俳優、水谷豊なの!プロデューサーさん、わかっているの?本人も歌うのが恥ずかしいのなら、やめればいいのに。ここは照れて歌うような舞台ではない。

オジさん歌手、布施明、美川憲一も引退してもらったほうがいい。布施明の歌がなんかいいように聴こえるのは歌唱力があるからではなく、曲がいいから。ほかの人の歌を上手に歌ったのを聴いたことがない。これは歌謡界の常識。

紅組のトリで歌った和田アキ子の‘夢’も曲名に反してちっとも盛り上がらなかった。前の石川さゆりの‘天城越え’や天童よしみの‘道頓堀人情’が‘流石、天下の演歌歌手!’とうならせたのとは対照的。本人はレイ・チャールズが社交辞令で言ったのを褒められたと勘違いし、自信満々だが、アッコも布施明同様、‘曲がいいから映える’タイプの歌手。はっきり言って歌は上手くない!スローテンポの歌なんてもうボロボロ。

芸能界で一大派閥を形成する大姉御にそれを言うとぶっとばされ、仕事がなくなるから皆黙ってヨイショしているだけ。アッコのいいところは礼儀正しいこと。芸能界もつまるところ体育会系と似た体質だから先輩後輩の関係がとても厳しい。で、アッコは先輩に対する礼儀をちゃんとわきまえているから、上の人には受けがいい。

爺殺し、婆殺しの達人は芸能界ではアッコ、野球界ではあの星野。二人は態度がよく似ていると思いません。芸能人でも政治家でもビジネスマンでも‘上に弱く、下に強い’人間が力をもつことが多い。普通の人は力のある人のところに寄っていく。‘寄らば大樹の陰’というやつ。

今回の紅白で一番聴きたかったのが61歳で出場した秋元順子(左の写真)の‘愛のままで’。NHKの‘クローズアップ現代’が取り上げた‘演歌の逆襲!’(拙ブログ08/11/17)でこの歌のことを知ったが、心に沁みるいい歌だった。20万枚売れたのも納得!これからは景気が悪くなり、生活が大変なときだから、多くのファンが秋元順子のような歌の上手い人がいい歌を沢山唄ってくれることを願っているのではなかろうか。

また、話題の黒人歌手ジェロの歌う‘海雪’もすばらしかった。ほかで収穫はいきものがかりの‘サクラ’。サビのところの高音が琴線にふれるこの曲は何度か聴いたことがあるが、いきものがかりというグループが歌っていることは知らなかった。注目されていた‘おふくろさん’を熱唱した森進一にも圧倒された。プロの歌手の歌唱力の高さを見せつけられた感じ。やはりすごい歌手である。

さて、今年はどんな歌が心を癒しいい気持ちにさせてくれるだろうか?音楽業界に期待したい!

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2008.11.17

クローズアップ現代 演歌の逆襲!

205先週木曜のNHKの‘クローズアップ現代’(夜7時30分)では、‘演歌の逆襲!’というのをやっていた。

この番組は毎日ではないが、興味のあるテーマのときは見ている。前の日の‘村上隆のアート戦略’同様、とてもおもしろかった。

演歌とか歌謡曲は好きなので、昔の曲ならレパートリーはかなりある(拙ブログ07/12/27)が、CDはクルマを運転しているときマイスル・デイヴィスのジャズを聴くだけだから、演歌やジャパンポップスの最新のヒット曲は全然知らない。

番組で取り上げられた曲はかろうじてジェロの‘海雪’に少し耳が反応する程度だった。ジェロはデビュー時、異色の黒人歌手が日本の演歌を唄うというので注目していた。この歌手は本当に歌が上手い!お婆さんが日本人だとしても、どうしてこんなに日本人の心がわかるの? 日本語がペラペラで歌唱力は抜群ときたら、国籍に関係なく、応援したくなる。若手の人気者氷川きよしを追い越しそうな勢いである。

30万枚のヒットとなった‘海雪’の発売戦略がとても興味深い。作曲はあの宇崎竜童。サビの部分ははじめはこれまでの歌のようにオーソドックスなものだったが、担当者の意見でこれが最終的にはジェロのようは高い歌唱力をもった歌手にしか歌えない難しいものに変わった。

この音楽プロデューサーはすごくいいことを言っている。‘聴く人がこんなサビはプロの歌手にしか歌えないと感心するくらいの楽曲でないと今はヒットしない。これまでの演歌というのはカラオケで皆が唄えるように歌いやすくして作られてきたが、それが曲の画一化を生んでいた’。

たしかにこれは曲作りの本質をついている。いい歌というのは作詞家、作曲家、歌い手が最高のものを求めてコラボすることによって生まれてくるのだから、歌好きの素人が簡単に唄える歌である必要はない。‘流石、お金をとって聴かせる歌ネ!’と感激させる歌が沢山ある方が聴く方にとってはやはりいい。

昔のヒット曲を思い出してみても、すごい歌唱力で観客を圧倒する歌手が何人もいた。演歌の大御所、北島三郎は‘僕は曲の中に素人がさっと歌えないところを一つ入れることにしている’と言っていた。これがプロの歌手のプライドというもの。

話が脱線するが、石川さゆりの難しい曲‘天城越え’を飲み会で歌う先輩がいた。‘よし、俺は天城越えを唄うぞ!’というから‘いいですねー’と耳を傾けていたら、この人いまどき珍しいド音痴!三番までお付き合いしたが、その間、皆腹をかかえて大笑い!音痴の人の歌を聴いているときほどおもしろいことはない。どうでもいいことだが、元フジTVの女子アナのウッチーも音痴だったなァー。

還暦デビューの秋元順子が唄う‘愛のままで’は聴いたことがなかった。すごくいい歌で、20万枚も売れているそうだ。歌の上手な人はいろんなところにいることはわかるが、60歳になってブレイクするというのはそれだけ、大人のための歌に多くのファンは餓えているのかもしれない。

若い人は歌詞よりサウンドのほうだ大事だろうが、年を重ねてくると歌詞やその詩の場面が心にズキンと響くようになってくる。歌手が歌うとき、その情景を自分のこととして思い浮かべられるから、その歌をまた聴きたくなるのである。長く愛される歌があちこちからでてきそうな状況になってきた。

これから不況で生活が厳しくなりそうだが、こういうときにこそ‘歌の力’が必要。音楽業界に期待したい。

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2008.01.02

自称歌謡曲評論家がみた今回の紅白

148普段はテレビの音楽番組を見ることはほとんどないから、大晦日の紅白歌合戦は今、世の中でヒットしている歌と人気の歌手を知る貴重な機会。だから、この国民的な歌番組は例年欠かさずみている。

で、日頃は縁の無い若手歌手でも、紅白に数回出場している歌手になるとその歌声に聴き惚れたりする。

歌の上手さに感心するのが“サクラ色”を歌ったアンジェラ・アキや“LIFE”の中島美嘉。“LIFE”のサビの部分は聴いたことがあるのだが、誰が歌っているのか知らなかった。中島美嘉は紅白で知るようになり、注目していたが、このいい曲も歌っていた。ところで、あのクレオパトラみたいなメイクは昔からしていた?

平原綾香が歌う“Jupiter”は原曲がいいから助かっているが、あの吸い込まれそうになる息つぎが耳についてしょうがない。日本人としては上手なレベルだと思うが、NHKの“その時、歴史が動いた!”を担当している大物アナウンサー松平さんの癖“シー、シー”という口からでる音同様に、息つぎの音が一度気になりだすと、もうダメ。で、琴線にふれるいい曲なのに、あまり感動せずに終わった。

平原とオペラ歌手を比較してはいけないが、もともと歌い方が違う秋川雅史は息つぎをしていないような感じで“千の風になって”を万感の思いをこめて歌いきった。今回の白眉といっていいすばらしいステージに思わず、拍手をした。

こういう正統派の歌声に感動する一方で、力が衰えたなと思わずにいられない歌手もいた。その筆頭が前川清。実力者の前川も今の声量では“そして、神戸”は聴くに堪えない。なんだか、急速に歌う力が萎えてきた感じ。もっとひどいのが布施明。もともと歌は上手くないのだから、もう来年は出さないほうがいい。

これをいうとファンの方は怒るかもしれないが、浜崎あゆみの歌もつまらなかった。曲自体がアベレージだが、浜崎の歌い方も“アレレ?音程はずしてない?”と思うくらい張りがなかった。スローテンポの歌を上手く歌えるほどの歌唱力がないということかもしれない。浜崎あゆみはジャパンポップスのトップを走るシンガーというイメージをもっていたから、大いに面食らった。

ラストの4曲は昨年亡くなった不出世の作詞家、阿久悠の歌。一番よかったのが石川さゆり(左の画像)が熱唱した名曲“津軽海峡・冬景色”。阿久悠に敬意を払うのだったら、大トリは五木ひろしの“契り”より誰が考えても“津軽海峡・冬景色”だろう。五木ひろしは贔屓にしている演歌歌手だが、“契り”は五木ひろし自身が作曲した平凡な曲。これでは阿久悠の詩が生きてこない。

ヒットしたのは森進一の“北の蛍”のほうなのに、番組制作者はなにを血迷ったか4曲のなかではもっとも聴きばえのしない歌を大トリにもってきた。“歌力”をコンセプトにして3年で紅白をリニューアルしようと、鶴瓶を司会者に使ったり、映像を多用したり、コラボレーション“愛燦燦”を実現したり、色々新機軸を出したのに歌の最後の編成で失敗した。

ビジネスの世界でも新コンセプトの開発に力を注ぐ場合、小さいところまで気を使うのだが、意外に大事なところがおろそかになるということがよくある。印刷物の校正で一頁の大きな字の間違いを見落すのと同じ現象である。番組の改革を進めるのなら、やはり歌そのものの構成を中心にやってもらいたい。

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2007.12.27

Myフェイヴァリット 日本の歌!

142二日連続で好きなシンガー小田和正、井上陽水の歌をテレビで楽しんだので、先月の“懐かしのポップミュージック”(拙ブログ11/29)に続いて、“Myフェイヴァリット 日本の歌”を選んでみた。

My好きな音楽ビデオのなかには以下のような歌謡曲、演歌、シンガーソングライターの歌などがオムニバス風に入っている。

★“津軽のふるさと”(1953) 美空ひばり
★“アンコ椿は恋の花”(1964) 都はるみ
★“イムジン河”(1968) ザ・フォーク・クルセダース
★“悲しくてやりきれない”(1968) ザ・フォーク・クルセダース
★“ふるさと”(1973) 五木ひろし

★“襟裳岬”(1974) 森進一
★“いちご白書をもう一度”(1975) バンバン
★“酒と泪と男と女”(1976) 河島英五
★“夢追い酒”(1978) 渥美二郎
★“大阪で生まれた女”(1979) BORO

★“恋人よ”(1980) 五輪真弓
★“昴”(1980) 谷村新司
★“ふたり酒”(1980) 川中美幸
★“浮草ぐらし”(1981) 都はるみ
★“for you”(1982) 高橋真梨子

★“冬のリヴィエラ”(1982) 森進一
★“いっそセレナーデ”(1984) 井上陽水
★“悲しみにさよなら”(1985) 安全地帯
★“浪花盃”(1986) 五木ひろし
★“道頓堀人情”(1986) 天童よしみ

★“愛燦燦”(1986) 美空ひばり
★“みだれ髪”(1987) 美空ひばり
★“川の流れのように”(1989) 美空ひばり
★“壊れかけのRadio”(1990) 徳永英明(1/3
★“少年時代”(1990) 井上陽水

★“ラブストーリーは突然に”(1991) 小田和正
★“SAY YES”(1992) チャゲ&飛鳥
★“YAH YAH YAH”(1993) チャゲ&飛鳥
★“壺坂情話”(1993) 中村美律子
★“地上の星”(2000) 中島みゆき(左の画像)

★“涙そうそう”(2001) 夏川えみり
★“ワダツミの木”(2002) 元ちとせ
★“たしかなこと”(2005) 小田和正
★“千の風になって”(2006) 秋川雅史(4/14
★“ダイジョウブ”(2007) 小田和正

年を重ねるにつれて美空ひばりは本当にすごい歌手だなと思うようになった。とくに好きなのがここにあげた4曲だが、ほかにも沢山ある。歌の上手い中村美律子は贔屓の歌手。今年また紅白歌合戦に出場する。“壺坂情話”は壺坂寺にちなんだとてもいい歌。都はるみの“アンコ椿”もよく口ずさむ。

名古屋にいたころ、会社に“for you”をプロ並みに歌う女の子がいて、飲み会のあとのカラオケ店ではいつも聴きほれていた。夢を叶えて歌手になっただろうか?お嬢さんのような可愛い顔をしているが、ハートにびんびん響く熱い歌いっぷりの中島みゆきにもぞっこん。

元(はじめ)ちとせの歌声をはじめて聴いたとき、これはすごい新人が現れたと仰天した。が、ブレイクした後は期待したほどメディアにでてこないし、結婚してお母さんになったから、音楽活動はもうやめてしまったのかなと思っていたら、NHKの制作した“インカ マヤ アンデス展”関連番組でテーマ曲を歌っていた。あの声量のある歌声に久しぶりに痺れた。

男性の演歌歌手では五木ひろしがお気に入り。昔あるところで短い時間だったが話をしたことがある。九州からはビッグなシンガーソングライターが沢山でている。その頂点に立つのが井上陽水。昨日は同郷の後輩リリー・フランキー、オセロの中島との気楽な会話を楽しんでいた。

陽水は顔だけみると、新橋の居酒屋で機嫌よく飲んでいるオヤジとそう変わらないが、ギターをもって歌いだすと、超一流シンガーに変身する。高い声は相変わらず綺麗だし、上手い。そして、なんといっても歌う姿がカッコいい。これから先もまだまだ、小田和正、井上陽水の歌は楽しめそう。

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2007.12.26

小田和正 クリスマスの約束 2007

141今朝は2時ごろまで起きてTBSの“小田和正  クリスマスの約束”を見ていた。

今年60歳になるオールドシンガーソングライターとはいえ、11月にリリースされた“自己ベストー2”が大変売れてる小田和正の番組なのだから、11時半の開始でなく、10時くらいからのスタートでも視聴率はとれると思うのだが!?

最初からいきなりお気に入りの“たしかなこと”。次が今年の民放ドラマに使われてヒットした“こころ”。拙ブログ05/12/23に詩を全部載せるほど好きな“たしかなこと”は何度練習しても最後まで上手く歌えない。

リフレインされる♪♪“忘れないで どんな時も 、、”のところは自信をもって口ずさんでいると、隣の方からはMr.ビーンが教会のミサで歌う♪♪“ハレルーヤ、ハレルーヤ、”みたいね、とからかわれる。

はじめて聴いた“こころ”もいい歌。ドラマの視聴率が上がるのも納得。このあとお目当てのNHK連続テレビ小説“どんど晴れ”の主題歌“ダイジョウブ”が続けばすぐベッドに入れたのだが。そう上手い具合にはいかず、予想通りこれは締めの歌になったので、結局番組が終了するまでつきあうことになった。

こういうときでないとこの曲はフルに聴けない。テンポがよく明るい曲想に聴き入っていると美しいヒロイン夏美の笑顔や物語の場面が目の前に浮かんでくる(拙ブログ9/30)。ところで、比嘉愛未はもう次の出演が決まっているのだろうか?どうでもいいことだが、ほんのすこし気になる。

今年のゲストは5人。さだまさしの歌は昔よく聴いたが、名前だけは知っている佐野元治のステージは初体験。このシンガーが有名な佐野元治かという感じ。ノリのいい
“SOMEDAY”を歌っていたが、詩もいいし歌い方もカッコいい。人気がでるはずである。野茂がドジャースで大リーグデビューしたとき、試合前は佐野元治の歌を聴いていると語っていたが、この曲を聴いていたのだろうか?

こういう大勢の人を楽しくさせる歌を聴いていると“音楽の力”はすごいなと思う。太古の時代から、踊りや歌は人間が生きていく上で必要不可欠なものだった。喜怒哀楽の気持ちは紙に書いたり、絵に描いたりするよりは口から音として吐き出すほうが感情表現の仕方としては手っ取り早く、家族やまわりの仲間とも心がひとつになる。皆でダイナミックにコラボしたいときは一緒に音楽を聴いたり、ともに歌うのが一番。

小田和正は来年、3年ぶりに全国ツアーをするという。衰えを見せない驚異の音楽家だ。今日は嬉しいことに井上陽水が登場する。ビッグツーの連チャンとはTBSも気が利いている。

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2007.04.14

秋川雅史が歌う「千の風になって」

7942,3週間くらい前、フジテレビの“ミュージックフェア”にテノール歌手の秋川雅史が出演し、今大ヒットしている“千の風にのって”を心をこめて歌っていた。

すぐ口ずさめるいい曲なので、今は収録ビデオを繰り返し聴いている。こういういいメロディーの曲をびっくりするようなイケ面の秋川雅史が声量ゆたかに滔々と歌い上げるのである。多くの人が感動し、涙を流し、そして勇気をだして生きようと思うはずである。

秋川雅史はプロフィルをみると現在、40歳で愛媛県西条市の出身。4歳の時から声楽の父親の影響でバイオリンやピアノをはじめたというから、筋金入りのクラシック音楽人間である。昨年のNHK紅白に出演したから関心をもっていたのに、なぜか見そびれてしまった。で、“千の風にのって”という曲が耳にとどくようになったのは今年に入ってから。

歌詞をフルで聴いた。“私のお墓の前で 泣かないでください そこには私はいません 眠ってなんかいません”。この出だしの歌詞から胸がざわざわしてくる。映画“ゴースト”が頭をよぎった。愛する人や頼りにしていた人が突然亡くなって、残された者が悲しみにくれているとき、天国にいる死者はたしかにこういう言葉を一番かけたいだろうなと思う。

この歌詞をつくったのは作家の新井満。曲を作ったのもこの作家だという。ええー?!新井満は画家デュフィーが好きな小説家とばっかり思っていたら、なんと作曲までしてしまうマルチタレントだった。周囲の話しを総合すると、詩そのものは19世紀中頃、アメリカで生まれたといわれている。それを新井満が日本語訳にしたのだという。これがほんとうにいい訳になっている。プロのしかも芥川賞をとった作家だから、このくらいの翻訳はお手のものかもしれないが。

最後にリフレインされる“千の風になってあの大きな空を吹きわたっています”は身内ではないが深い悲しみにくれている者にも絶望の淵にいる家族にも勇気を与えてくれる。アメリカでは9.11同時多発テロで犠牲になった父親を偲び、11歳の少女が追悼式でこのオリジナルの詩を朗読し、大きな反響をよんだという。

音楽というのは大きな力を持っている。日本では歌になり、テノール歌手秋川雅史が全国を回り、切々と歌っている。今、悲しい別離に遭遇しているわけではないが、しばらくこの歌を口ずさんでいたい心境である。

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2007.01.03

徳永英明の壊れかけのRadio

615大晦日恒例のNHK・紅白歌合戦は毎年見ている。

もともと音楽は大好きなのと、この番組が最近売れているシンガーとかヒット曲の情報を得る貴重な機会でもあるからだ。普段、TVの音楽番組はみないので、名前を知らない歌い手がいい曲を歌うと素直に感動する。

今回、上手だなと感心した歌手が何人かいた。一番びっくりしたのはハーフの女性歌手、アンジェラ・アキが歌った“HOME”。伴奏なしのピアノの弾き語りが素晴らしかった。前々から気に入ってる夏川りみの“花”も良かった。2年前は“涙そうそう”で今回は“花”。沖縄のいい曲なら夏川りみの歌声を聴きたいという感じになってきた。ノルウェーの歌姫、シセル・シルシェプーのクリスマスソングを毎年12月に聴くときと同様、夏川りみの美しい高音に酔いしれた。

アンジェラ・アキや夏川りみは声量があるので、ブレスが滑らかだが、平原綾香やaikoは曲はいいのだが、息つぎが気になってしょうがない。CDや録音だとブレスの音を消せるが、生だと激しい息つぎがそのままでてしまうので聴きづらくなる。NHKホールは歌手にとっては相当タフな舞台にちがいない。声量のないシンガーはスローテンポの歌を歌わないで、この難点がごまかせるテンポのいい曲を選曲したほうがいいのではないか。

ベテラン歌手の歌では、クールファイブの元メンバーと前川清が歌った“長崎は今日も雨だった”がとても懐かしかった。前川清の衰え知らない太い声には感心する。女性歌手の演歌、石川さゆりの“夫婦善哉”と川中美幸が女性軍のトリで感情を昂ぶらせて熱唱した“ふたり酒”はお気に入りの歌。これはMy演歌ベスト50!に入れている名曲。

今回の紅白歌合戦における最大のお目当ては徳永英明の“壊れかけのRadio”。この曲にはちょっとした思い出がある。6年くらい前、広島から鳥取へ旅行したときクルマのラジオからこの曲が流れてきた。その前2、3回聴いた覚えがあり、最後のサビの部分“♪♪本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio”が耳にこびりついていたので、夢中になって耳を傾けた。

その曲を徳永英明が紅白のステージで歌うのである。はじめて顔をみたが、役者ばりのすごく端正なマスクをしている。この曲が1990年につくられということはブログに書くまで知らなかった。もう16年も経っている。これはアメリカ人かイギリス人が作曲したのではないかと思うほどの名曲である。“Radio”を“ラジオ”と発音せず“レディオ”と歌うところが憎い。

徳永英明の他の曲は全く知らないが、この“壊れかけのRadio”を日本のシンガーがつくった世界に通用する名曲として永く愛していきたい。

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2005.12.23

小田和正のクリスマスの約束

252昨日、23:50からあったTBS番組“小田和正 クリスマスの約束・大好きな君に”を見た。

昨年も楽しんだが(拙ブログ12/28)、TBSは小田和正ともう4年もこの番組を制作しているという。今年はさいたま市の大きなコンサートホールでのライブだった。

昨年のようなTBSのスタジオでも小田和正の歌をじっくり聴けていいが、ホール
の端から端まで走って歌う小田和正と観客が一体になって盛り上がるのをみるの
もすごく気持ちがいい。コンサートがはじまってすぐ、思わぬハプニングが起こった。
小田和正はリハーサルでエネルギーを温存してなかったのか、2曲目の“ラブス
トーリーは突然に”で“皆さん、お待たせしました”と元気よく走り出したのはいいが、
途中で酸欠状態になり、歌のほうはメロメロ。

皆が一番聴きたがっているテンポのいい名曲だから手抜きするわけにもいかず、
相当きつかったと思われるが、観客にマイクを頻繁にさしむけて、息を整えていた。
“さよなら”になり、やっと本来の高音の響きが素晴らしい小田和正の歌声に戻っ
た。歌い終わったあと、“やっと普通の心拍数になりました”と苦笑い。

ビートルズの“LET IT BE”と短いクリスマスソングを聴いて、その英語の発音
の良さに驚いた。外国人を相手にコンサートをやると大うけするのではなかろうか。
小田和正は日本のクリストファー・クロス。素晴らしい高音の張りと甘い歌声で
80年代に一世を風靡したクリストファー・クロスは好きなシンガーの一人。なかで
も爽やかで美しいメロディーの“ニューヨーク・シティ・セレナーデ”を夢中になって
聴いた。小田和正が好きなのはなんといってクリストファー・クロスのように高音
の伸びが飛びぬけているから。

このコンサートで微笑ましかったのは子供たちと共演した“生まれ来る子供たち
のために”と“明日”。子供たちと一緒に歌うシーンはNHKのおはこと思っていたが、
流石TBS。純真そうな男の子や女の子を舞台に上げてくれた。オリンピックの
開幕・閉幕ショーを思わせる心温かい演出。また、この場面をみて、世界的なテノ
ール歌手、パヴァロッティが故郷、イタリアのモデナで99年開催した“パヴァロッティ
&フレンドコンサート”で、大勢の子供たちがリッキー・マーチンやマライヤ・キャリー
などと一緒に“ウイアーザワールド”を歌ってたのを思い出した。

スパイク・リーが監督をしたこのコンサートビデオはカメラワークが秀逸で、いろん
な角度から歌い手や観衆の表情や動きを美しく映像化していたが、小田和正の
コンサートでも沢山のカメラを使い、会場の熱気と観客の感動ぶりを捉えていた。
特に詩が素晴らしい“たしかなこと”になると、あちこちで涙を流す女性が映し出さ
れる。昨年、生命保険会社のCMに使われているこの曲をはじめて聴いたときは
いい歌だなと思ったが、今年はそれ以上に多くの人の心を揺すぶる名曲に感じられ
たのはこの映像のせいかもしれない。一緒に歌いたくなった。
       
      ♪雨上がりの空を見ていた 通り過ぎていく人の中で
       哀しみは絶えないから 小さな幸せに気づかないんだろ
       時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
       
       空を見て考えてた 君のために 今何ができるか
       忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
       そのために僕らは この場所で
       同じ風に吹かれて 同じ時を生きているんだ
       
       自分のことを大切にして
       誰かのこと そっと想うみたいに
       切ないとき ひとりでいないで
       遠く 遠く離れていかないで
       疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても

       なくしたものを探しにいこう
       いつか いつの日か見つかるはず
       いちばん大切なことは 特別なことではなく
       ありふれた日々の中で 君を
       今の気持ちのままで 見つめていること

       君にまだ言葉にして 伝えてないことがあるんだ
       それはずっと出会った日から
       君を愛しているということ
       
       君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
       もう二度とこゝへは戻れない
       でもそれを哀しいと 決して思わないで
       いちばん大切なことは 特別なことではなく
       ありふれた日々の中で 君を
       今の気持ちのまゝで 見つめていること
       
       忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
       そのために僕らは この場所で
       同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
       どんな時も きっとそばにいるから

今回のコンサートの録画で小田和正の保存版ビデオが出来た。年末までは
これを聴きながら、今年の出来事をあれこれと振り返ろう。

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