2017.05.09

交響曲は楽し! マーラー

Img      マーラー(1860~1911)

独身時代よく聴いていたマーラー(1860~1911)だが、結婚すると長くて大音響のマーラーの交響曲を自分の好みで流し続けるというわけにはいかず、次第に聴く回数は激減した。で、いろいろ買い揃えたCDもあっさり処分。元来コレクション癖がないのでこれは気にならない。そして、NHKのクラシック番組をビデオ録画した映像クラシックを楽しむ鑑賞スタイルに変わった。

ビデオに登場する指揮者で多いのがアバド。3本ある
★‘1番’ ベルリンフィル(1989年)
★‘2番’ ルツェルン祝祭管弦楽団(2003年)
★‘3番’ ベルリンフィル(1998年 日本公演)

今残っている‘4番’以降のラインナップは、
★‘4番’ ハイティング指揮 ベルリンフィル(1991年)
★‘5番’ インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(2000年 日本公演)
★‘6番’ エッシェンバッハ指揮 パリ管弦楽団(2001年 日本公演)
★‘8番’ ゲルギエフ指揮 ロッテルダムフィル(2005年)
★‘9番’ 小澤指揮 ボストン響(2002年)

‘7番’はどういうわけかTVでは縁がなく、ビデオが欠けているがCDで何度も聴いたので曲の特徴はわかっている。こだわりのマーラーだから、ほかの作曲家と違ってセレクションは厳しい。例えば‘1番’は違う指揮者の演奏も聴き、アバドと比べてふるいをかけてきた。ほかも同様、だから、これが極上のマーラー。

マーラーの交響曲はひとつ々個性があり、何度聴いても飽きない。口ずさめるいいメロデイがあり、ホルンやトランペットは高らかに鳴り響く、そしてなんといっても腹の底から揺さぶられるのはフィナーレ、圧倒的な音量は重層的な音の響きが一瞬一点に集中し大爆発したような感じ。こういう音楽はマーラーでしか味わえない醍醐味。これにとりつかれてマーラーを聴き続けてきた。

今回、ブラームス、ベートーベン、モーツァルト、チャイコフスキー、マーラーの交響曲を集中して聴いて作曲家同士の響き合いのようなものがわかった。例えば、マーラーの‘5番’の出だしのトランペットが奏でる‘葬送行進曲’はベートーベンの‘5番’のあの‘ダダダ、ダーン’を意識したのではないかと思ったりもした。また同じくマーラーの‘6番 悲劇的’のはじめの耳に強く残る部分もベートーベンの‘ダダダ、ダーン’の変奏に聴こえなくもない。

クラシック音楽の楽しさがまた甦った。これからは‘音楽の力’を感じることが多くなりそう。

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2017.05.08

交響曲は楽し! チャイコフスキー

Img_2     チャイコフスキー(1840~1893)

クラシック音楽界における大作曲家の生身の話に興味がもてるよう知識と情報が数倍多い画家たちに登場いただいている。

今日取り上げるロシアのチャイコフスキー(1840~1893)と同時代を生きた画家をあげてみると、セザンヌ(1839~1906)、モネ(1840~1926)、ルドン(1840~1916)、ルノワール(1841~1919)、アンリ・ルソー(1844~1910)らがいる。チャイコフスキーとモネが同じ年に生まれていたとは!

日本の浮世絵に関心があったフランスのドビッシー(1862~1918)はジャポニスムの影響を受け‘海’などを作曲して印象派ともかかわっているが、チャイコフスキーは絵画に興味があったのだろうか。

チャイコフスキーのつくった交響曲は全部で6つあるが、聴いたのは‘4番’(1878年 38歳)、‘5番’(1888年 48歳)、‘6番悲愴’(1893年 53歳)の3つだけ。みなお気に入りのレベルに入っている曲だが、とくに熱く聴いているのは‘5番’。わが家にはとっておきの名演奏のビデオがある。

★アバド指揮 ベルリンフィル(1994年 日本公演)

この日本で行われた演奏会を聴いていっぺんに‘5番’の虜になった。以来、何回となく聴いてきた。つい口ずさみたくなるようないいメロディがててくる第4楽章がすばらしい!チャイコフスキーに惹かれるのはこの美しいメロディ。‘バイオリン協奏曲第1楽章’、‘6番悲愴第4楽章’でもさわりの部分にくるといつも心が洗われる。だから、チャイコフスキーに乾杯!の気持ちが強い。

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2017.05.07

交響曲は楽し! モーツァルト

Img     モーツァルト(1756~1791)

作曲家の物語がざっくり頭に入るためには知っている曲がどういう順番でつくられたかを押さえておく必要がある。画家の描いた作品を最初のほうからみていくように、モーツァルト(1756~1791)のお気に入りの曲をチェックしてみた。

その前にザルツブルクで生まれたモーツァルトと同世代の画家にどんな人物がいたかをレビューしてみると、生まれた年が近いのがイギリスの幻想画家、
ブレイク(1757~1827)、モーツァルトより10歳年上なのがスペインのゴヤ(1746~1828)。また、彫刻家のカノーヴァ(1757~1822)も1年あとに生まれている。

名前と作った楽曲はしっかりインプットされているモーツアルトやベートーベンだが、にわか音楽史家になって好きな曲が生まれた時期を確認すると新鮮な驚きがある。

1775年 19歳 ‘バイオリン協奏曲5番’
1778年 22歳 ‘フルートとハープのための協奏曲’
1779年 23歳 ‘デイヴェルティメント 17番 ニ長調’
1787年 31歳 ‘セレナード 13番 ト長調’
1788年 32歳 ‘交響曲39番’、‘40番’、‘41番’

今You Tubuで頻繁に聴いている‘フルートとハープのための協奏曲’はモーツァルトが22歳のときにつくったものだった! その3年前の19歳のとき作曲したのがあのはつらつとしたバイオリン協奏曲の5番、そして、気分が浮き浮きしてくるディヴェルティメントの17番が23歳。

魅了されている交響曲は3つ。32歳のときわずか6週間でつくりあげた‘39番’、‘40番’、‘41番ジュピター’。
これから3つの名演奏が心を和ましてくれそう。
★‘39番’ ハイティング指揮 ベルリンフィル(1999年)
★‘40番’ ムーティ指揮 ウィーンフィル(1991年 ザルツブルク音楽祭)
★‘41番’ ムーティ指揮 ウィーンフィル(1991年 ザルツブルク音楽祭)

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2017.05.06

交響曲は楽し! ベートーベン

Img     ベートーベン(1770~1827)

クラシック通というとN響の定期演奏会の会員になっているとか、ベルリンフィルやウィーンフルが日本公演をするときは必ず出かける人たちというイメージ、美術ファンが展覧会にウキウキしながら出かけるようにクラシック音楽が大好きな人にとっては演奏会は楽しいひとときだろう。

二つのエンターテイメントのコストを比べると、コンサートのほうが圧倒的に高い。大きな美術館が開催する特別展の値段は1600円が相場、これに対しクラシックのいい席だと2~3万円する。以前東京のどこかでオペラを聴きに行ったときは3万いくら払った。二人でいくと7万。これくらいの出費だと新幹線を利用して京都美術館巡りが2回もできるから、クラシックやオペラにシフトする気持ちがなかなか湧いてこない。

だから、当面はビデオライブラリーで楽しむことが続きそう。今は大型TVの音質が格段にいいので、ボリュームをちょっと高めにして聴くと結構ハイになる。とくにベートーベン(1770~1827)の交響曲だと、アドレナリンがどどっとでてくる感じ。

これから繰り返し聴く曲が決まった。‘3番英雄’、‘5番運命’、‘7番’、そして‘9番’、じつはクラシックの交響曲で聴いた回数が多いのは若いころから聴いているマーラーとあの‘渋い’ブラームス、この二人を5回聴くとするとベートーベンは1回、モーツァルトは2.5回くらい。

で、今回通常の好みは横においてベートーベンを集中的に聴いてみた。ただし‘9番’は長いのでパス。
★‘3番’ バレンボエム指揮 ベルリンフィル(1997年)
★‘5番’ ラトル指揮 ウィーンフィル(2001年 日本公演)
★‘7番’ クライバー指揮 コンヘルトヘボー管弦楽団(1983年)

聴いたあとの率直な感想はこれからはベートーベンが多くなりそうだということ。演奏のなかで惹かれるのがホルンとオーボエ。チャイコフスキーはクライマックスになるとトランペットががんがん鳴るが、ベートーベンはホルンが美しく響く。この音色がとてもいい。これは何度も聴きたくなる。

久しぶりにクライバーの俊敏な指揮ぶりをみて感激した。手を振るスピードの速いこと!これは運動神経が相当いいことの証。やはりクライバーは天才的な指揮者、いつ聴いてもスゴイ。

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2017.05.05

交響曲は楽し! ブラームス

Img        ブラームス(1833~1897)

今年のGWは久しぶりにクラシック音楽の交響曲を連続的に聴いた。昔録画したクラシックビデオなのでどうしても雑音がでてくるが、それはそんなものだと割り切って好きな楽曲に耳を傾けた。

昨年12月からYou Tubuで演奏時間の短い協奏曲などのお気に入りを頻繁に聴いているが、交響曲についてはパソコンの前に1時間もいるのはしんどいので外している。で、引っ張り出してきたのが長く眠りについていたわが家のビデオライブラリー。

バイオリン&ピアノ協奏曲はこれから何回も聴くものは絞り込んでいるので、次は交響曲の選別。有名な曲はだいたい揃っているのでこの中から以前以上に何度も聴こうと思っているものを決め、このセレクションから外れたものはビデオそのものを廃棄処分にする。

まずとりかかったのがブラームス(1833~1897)。じつはクラシック音楽そのものは長く聴いているからたくさんいる作曲家の代表的な作品はおおよそ知っている。でも、音楽の理論や音楽史については系統だって理解していない。これからこうしたことに首をつっこみひととおりマスターしようと思うが、はたしてうまくいくかどうか。今はそのための情報や音楽関連の本の整理をはじめたところ。

ブラームスと同世代の画家をみてみると、ラファエロ前派のバーン=ジョーンズがブラームスと同じ年に生まれている。亡くなったのもほぼ同じ1898年。そして、ホイッスラーは1年あとの1834年生まれで1903年まで生きている。

では、ブラームスが作曲した交響曲のなかで最も魅了されている‘1番’の生まれた1876年(ブラームス43歳)には絵画の世界ではどんな名画が人々の目を楽しませていたのか、前の‘ズームアップ 名画の響き合い!’シリーズでこの年に選んだのは次の4つ
★ルノワールの‘ムーラン・ド・ラ・ギャレット’
★ドガの‘アプサント’
★カイユボットの‘ヨーロッパ橋’
★モローの‘出現’

‘1番’はわが家には2つのすばらしい演奏がライブラリーされている。
★カール・べーム指揮 ウィーンフル(1975年3月 日本公演)
★アルノンクール指揮 ベルリンフィル(2004年?)

81歳のカール・ベーム(1894~1981)が日本で指揮したこの‘1番’は真に名演奏。じつは勤めていた会社の同じ部署にこの演奏をNHKホールで生で聴いたというクラシック好きの女子社員がいて、終わったあと涙が止まらなかったと熱く語っていた。そのときは‘ええー、クラシックを聴いて涙がでるんだ、ファン気質とはこれほどのものか’と思ったが、今彼女の気持ちがわかるようになった。

‘1番’以外の‘2番’、‘3番’、‘4番’もやはり‘渋い!’。1~4番まで全部残すことにした。

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2017.03.21

モーツァルトの♪♪‘フルートとハープのための協奏曲’!

Img_0001    ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)

昨年の12月からYou Tubuでクラシックの名曲を聴いている時間が多くなった。聴いているのはもっぱら30分以内で終了する協奏曲やソロ曲。前回はバイオリン協奏曲の話をしたが、チャイコフスキーとブルッフの2曲とともに楽しんでいるのがモーツァルトの♪♪‘フルートとハープのための協奏曲’。

モーツァルト(1756~1791)が22歳のとき作曲したこの協奏曲はパリに滞在中、外交官の公爵から依頼されたもの。クラシックにはいろんなタイプの音楽があるが、このフルートとハープのテンポのいい響き合いは‘元気のでるクラシック’の典型ともいえるもの。はじめて聴いて200%心を奪われて以来、魅了され続けている。

もし南海の孤島に住むことになり持っていけるクラシックのCDが10枚だとすると、どの曲にするか。モーツァルトはこの‘フルートとハープのための協奏曲’と‘交響曲第41番ジュピター’がすぐ決まる。それほどフルートとハープの美しい音色はわが人生を支えてくれている。

クラシックの通ではないのでよく知らないが日本の演奏者でフルートとハープの名手が誰だろう?世界中をみわたしてフルートの第一人者はフランスのエマニュエル・パユが今も君臨している!?そしてハープの現役の名演奏家は?

生の演奏を聴く機会が今はほとんどないが、フルートとハープの掛け合いは一度聴いてみたい。そのためクラシックの情報を少しずつ集めることにした。

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2017.03.14

スメタナの ♪♪交響詩‘モルダウ’!

Img_0003     スメタナ(1824~1884)

Img_0002 プラハの街を流れるモルダウ川 手前から二本目がカレル橋 左側が旧市街

Img     手前の旧市街からみたカレル橋、橋を渡り丘を登るとプラハ城

Img_0001     チェコの南から北へと流れプラハに流れ込むモルダウ川

‘チェコ国民音楽の父’といわれたスメタナ(1824~1884)が作曲した♪♪交響詩‘わが祖国 モルダウ’(1874年)は日頃よく口ずさむクラシック音楽のひとつだが、じっさいにプラハに来てモルダウ川の流れをみるとこの曲のすばらしさをいっそう実感する。絵画好きにはミュシャが楽しめ、そして音楽好きにはスメタナがやさしく心をつつんでくれるプラハ、つくづくこの街を旅してよかったなと思う。

クラシックを頻繁に聴いていた頃、毎年5月12日からプラハで開催される‘プラハの春音楽祭’をNHKがBSで放送してくれ2回くらいビデオ収録したことがある。お楽しみはやはり6曲からなる交響詩‘わが祖国’、その1曲としてスメタナが作曲したのが‘モルダウ’。曲名はチェコに豊饒な大地をもたらす母なる川、モルダウ(ヴルタヴァ)川に由来している。

この曲がつくられたのは1874年、オーストリア=ハンガリー帝国の統治下ににあったチェコに民族独立の気運が吹き荒れた時代、この聴く者の心を揺り動かす美しいメロディにはチェコの民衆が願った祖国独立への熱い思いが込められている。

モルダウ川はチェコの南から北へ流れて首都プラハに流れ込む。冒頭のフルートのころころするような音色はモルダウの源流を表しており、一滴々の水滴が集まってひとつの流れをなしていく。スメタナはこの曲について、‘最初に2つの源流が現れる。これらの支流はやがて合流して広大な牧草地と森を通り抜ける’と言っている。

プラハ国立美をとりあげたのでこのところ‘モルダウ’を聴くことが多く、音楽にも大きな力があることをかみしめている。

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2017.02.11

心に響くパールマンの演奏!

Img    You Tube パールマン チャイコフスキーの‘バイオリン協奏曲1番’

ピアノ協奏曲とバイオリン協奏曲をYou Tubeで聴くとき、どのくらいの割合かというとバイオリンが7でピアノが3。バイオリンの音色はピアノとちがい音がつながっているため耳ざわりがよく、歌に聴き惚れているときみたいにいい気分にさせてくれる。

ピアノ協奏曲同様、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーはすばらしいバイオリン協奏曲も作曲している。ほかにもシベリウス、メンゼルスゾーン、ブルッフなど名曲は数多くある。今回久しぶりにYou Tubeでめぼしいものをいろいろ聴いてみた。

お気に入りに最後まで残ったのは2曲、やはりこのふたつが最も心に響く。
★チャイコフスキーの‘バイオリン協奏曲1番’
   イツァーク・パールマン 1990年ズビン・メータ指揮イスラエルフィル
★ブルッフの‘スコットランド幻想曲’
   ダヴィッド・オイストラフ 1962年ロンドン響
   パールマン 

この2曲に昔から惹かれているのはさびのメロディが口ずさめるから。そして最初から最後までずっと琴線にふれる曲想が続くため、30分くらいの演奏の間ずっと心を洗われ鎮められる。だが、とびきりの名曲とはいえ誰の演奏を聴いても感動するというわけではない。そこはバイオリニストの腕前次第。

チャイコフスキーの1番は以前録画したビデオを楽しむときは五嶋みどりがアバドの指揮するベルリンフィルと共演したものをよく聴いていた。が、今回パールマン(1945~)の演奏(当時45歳)と出会い、おおげさにいうと五嶋みどりはもう聴けなくなった。どうしてパールマンはこんなに上手く弾けるのだろうか、という感じ。

You Tubeには嬉しいことにパールマンのスコットランド幻想曲もある。これをオイストラフ(1908~1974)の54歳のときの演奏と交互に聴いている。そして、大きな幸せを感じている。

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2017.02.10

ご機嫌な You Tube ピアノ協奏曲!

Img_0001    You Tube キーシン ラフマニノフの‘ピアノ協奏曲2番’

Img    You Tube ブーニン ショパンの‘ピアノ協奏曲1番’

最近はYou Tubeでクラシック音楽を聴くのが日課のようになっている。相当長い期間クラシックから遠ざかっていたので、どの曲もすごく新鮮!

今You Tubeで聴いているのは比較的短い時間で楽しめる協奏曲などで交響曲はパソコンの前に1時間近くもいるのはしんどいのではずしている。そのなかでピアノ協奏曲のお気に入りを演奏者をいろいろ替えて聴いてみた。

世の中に大勢いる筋金入りのクラシックファンは演奏会に度々足を運び、また同じ曲のCDを交響楽団や指揮者、あるいはピアニストを替えて何枚も揃えているだろうから、誰の演奏がベストかわかっているはず。こういう人たちにはとてもかなわないのだが、今回同じようなことをYou Tubeで少し体験し、名の知れたピアニストの演奏でも出来映えには歴然とした差があることがよくわかった。これはYou Tubeの大きな効用。

これまで主だったピアノ協奏曲はだいたい聴いているが、集中的に聴いてやはりこれが一番いいなというのは次の3曲。
★ラフマニノフの‘ピアノ協奏曲2番’
  エフゲニー・キーシン 2000年BBCプロムス
★ショパンの‘ピアノ協奏曲1番’
  スタニスラフ・ブーニン 1986年N響
  エフゲニー・キーシン ズビン・メータ指揮イスラエルフィル
★ベートーベンの‘ピアノ協奏曲5番 皇帝’
  マウリツィオ・ポリーニ 1993年アバド指揮ベルリンフィル

キーシン(1971~)は今年46歳、若い頃から知っているが、別格扱いのポリーニ(1942~)とアルゲリッチ(1941~)を横におくと今はこの人が最高のピアニストではないかと思う。ラフマニノフの2番もショパンの1番もじめて聴いたが腹の底からしびれている。

昔ビデオ録画したN響との共演を何度も聴いたブーニン(1966~)のショパンの1番、これがYou Tubeで楽しめるのは有り難い。ブーニンはこのとき20歳、うっとりしながら聴いている。

元気がでるのがベートーベンの皇帝、これをポリーニ(当時51歳)が弾いてくれるのだからたまらない。もう完璧な演奏。毎日聴いている。

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2016.12.30

クラシック音楽 復活!

Img     You Tube オイストラフ ブルッフのスコットランド幻想曲

Img_0001     You Tube パールマン チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

12月に入りひょんなことからYou Tubeでクラシック音楽を毎日を聴くようになった。これまで音楽関連のYou Tubeでお気に入りに登録していたのは
演歌とかミュージカル‘オペラ座の怪人’、そして今年嵌った‘パワーオブラブ’などが中心でクラシック音楽は外していた。

それはほかのことに忙しくて長いクラシック音楽の曲を聴く時間的な余裕がなかったから。そのためもう何年の手持ちのクラシックやオペラのビデオコレクションを聴いてないし、NHKのクラシック番組もニューイヤーコンサートもとんとご無沙汰している。

そんな中、You Tubeにある‘癒しのクラシック音楽’にどんな曲が入っているのか試しに聴いてみたりしているうちに30分ぐらいの協奏曲なら気分転換に聴けるのではないかと思うようになった。いくつか好きな曲を聴いてみたら、予想外にいい曲がずらずらとでてきた。ビデオと違いYou Tubeはクリックするだけで好きな名曲が流れてくる。これはスピーデイでいい。

じつはヴァイオリン協奏曲で最も好きなのはブルッフのスコットランド幻想曲とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、それぞれギルシャハムと五島みどりの演奏で数え切れないほど聴いた。この二つを検索するといいのがでてきた。

ソ連が生んだヴァイオリンの名手、オイストラフ(1908~1974)がスコットランド幻想曲を弾いていた。そして、チャイコフスキーはあのパールマン(1945~)の演奏があった。こんなすばらしい演奏があったのならもっと早くから聴いておけばよかった。ヴァイオリンは上手な人が弾くと本当に心が安まる。

この2曲につられてお気に入りの曲のYou Tubeラインアップをつくった。
★チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番ニ長調 作品11番 第2楽章
★チャイコフスキー 三重奏曲‘偉大なる芸術家の思い出’
★ブラームス    ヴァイオリンソナタ第1番ト長調‘雨の歌’
★ブラームス    ハイドンの主題による変奏曲
★モーツアルト   フルートとハープのための協奏曲
★パッヘルベル   カノン
★ボロディン    ダッタン人の踊り

★チャイコフスキー 1812年(序曲)
★ラフマニノフ   ピアノ協奏曲第2番
★ラフマニノフ   パガニーニの主題による狂詩曲
★ショパン     ピアノ協奏曲第1番

来年はクラシックを聴く時間がぐんと増えそう。

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