2017.12.25

You Tube で復活した音楽の楽しみ!

Img     ケニーGのソプラノサックス

Img_0001      バッハの‘オーボエとヴァイオリンの協奏曲’

Img_0003     ヴィヴァルディの‘オーボエ協奏曲’

今年はYou Tubeでクラシック音楽や演歌を聴く時間が飛躍的に増えた。音楽を楽しむのにYou Tubeがこれほど便利なものだったとは。今年前半に聴いたクラシックはヴァイオリンとピアノの協奏曲が多かったが、秋ごろからはたまたま聴いたオーボエにぐんぐん惹きこまれていった。

この引き金になったのはクラシックではなくソプラノサックスが奏でるムードミュージック、演奏しているのはケニーG、まったく知らない人物だったがこのベストアルバムに完璧に嵌った。視聴回数はなんと462万(今日現在)、人気の高い曲のためCMが何度も入ってくるのが目障りだが、うけているYou Tubeならばこそだから仕方がない。

もともと大好きなソプラノサックスが呼び込んでくれたのがオーボエの曲。ヴァイオリンやピアノではいい協奏曲をこころゆくまで楽しんでいるのに、金管や木管は数が少ない。お気に入りの一番はモーツアルトのフルートとハープの協奏曲。だが、そのあとが続かない。交響曲の演奏のなかでホルンやオーボエの音色に魂が震えることが多いのに、単独の演奏となるとどんな協奏曲やソロがあった?、という感じ。

ところが、これはたんに名曲があることを知らなかっただけのこと。You Tubeのお陰で気持ちのいい曲にたどり着いた。2ヵ月前から頻繁に聴いているのが、
★バッハ ‘オーボエとヴァイオリンの協奏曲’(15分)
★ヴィヴァルディ ‘オーボエ協奏曲’(10分)
★R・シュトラウス ‘オーボエ協奏曲’(29分)

ソプラノサックスを存分に楽しみ、オーボエの名曲にもめぐりあった。クラシックを楽しむ第二の扉が開いたかもしれない。

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2017.06.10

楽器はうたう! オーボエ

Img     ブラームス‘交響曲1番 第1楽章’(ベルリンフィル)

Img_0001     ブラームス‘ハイドンの主題による変奏曲’(ベルリンフィル)

Img_0002 ボロディン‘歌劇・イーゴリ公 ダッタン人の踊り’(ベルリンフィル)

クラシックやオペラをまた聴きようになって、あらためて感動の決め手は琴線にふれる楽器の音色だなと、思うようになった。弦楽器はバイオリンとチェロ、金管・木管楽器はホルン、トランペット、フルート、オーボエ、ファゴットの音色の心を奪われ、切れのよりティンパニにリズムを感じ、そして華麗なピアノ演奏のうっとりする。まさに楽器に乾杯!である。

木管楽器のオーボエとクラリネットでのめりこみ度をくらべると、オーボエの魅力はクラリネットを3倍上回る。心が揺さぶられるオーボエは3曲。

★ブラームス‘交響曲1番’
★ブラームス‘ハイドンの主題による変奏曲’
★ボロディン‘歌劇・イーゴリ公 ダッタン人の踊り’

オーボエに魅せられるようになったのは高校生のころからブラームスの‘交響曲1番’を頻繁に聴いたからかもしれない。‘1番’は大胆にいうと聴きどころは弦楽器とオーボエの共演といっていい。それほどオーボエは活躍している。ベルリンフィルやウィーンフィルはオーボエの名手を何人も輩出しているが、ベルリンフィルの‘1番’で主役を演じているオーボエ奏者は名前は知らないがいつも感心して聴いている。

ブラームスにはもうひとつ忘れられないオーボエがある。‘ハイドンの主題による変奏曲’、最初の2分に奏でられるオーボエを聴くとなんだか天国にいるような気分になる。

ボロディンの‘ダッタン人の踊り’もクラシック名曲選には必ず入っている名曲。オペラに接してつくづくよかったなと思う曲がいくつかあるが、この‘ダッタン人の踊り’もそのひとつ。体が軽やかになるようなメロディを口ずさめるのが何といってもいい。

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2017.06.09

楽器はうたう! トランペット

Img ムソルグスキー‘展覧会の絵 間奏曲’(シカゴ響 アドルフ・ハーセス)

Img_0001     マーラー‘交響曲5番 第1楽章’(フランクフルト放送響)

トランペットは交響楽団で派手に鳴り響くだけでなく、昔のポピュラーミュージックにも耳に心地いい曲があった。すぐ思いつくのはイタリアの名手ニニ・ロッソが奏でる♪♪‘夜空のトランペット’、トランペットのソロではこれが一番のお気に入り。

では、クラシック音楽で感動するトランペットはどの曲か、絶対的なのが2つある。
★ムソルグスキー‘展覧会の絵 間奏曲’
★マーラー‘交響曲5番 第1楽章’

クラシックをよく聴いていたころはショルティ指揮によるシカゴ響の‘展覧会の絵’を何回も何回もビデオ再生していた。これは1990年日本公演の録画、場所はサントリーホール。このとき知ったのがシカゴ響の名トランペット奏者アドルフ・ハーセス(1921~2013)、何度も奏でられる間奏曲(プロムナード)を吹くときの顔が真っ赤になりまるで赤鬼のイメージだった。安定感があってこれぞトランペットの音という感じの演奏は一度聴いたら病みつきになる。

‘プロムナード’同様、クラシックに心がいっているときはよく口ずさむのがマーラー5番の出だし。♪♪‘ダダダダーン、ダダダダーン、、、’トランペットをいつも間違いなく吹くのはプロの演奏家でも大変なことではないかと思うが、こういう耳に強く刻まれるメロディを完璧に演奏できるのはブランドの交響楽団にいる限られたソリストたち。

フランクフルト放送響の主席奏者も大変巧い。この楽団はインバルの指揮でマーラーを得意としているからすばらしい演奏。いつも聴き惚れている。

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2017.06.08

楽器はうたう! ホルン

Img       ベートーベン‘交響曲5番 第3楽章’(ウィーンフィル)

Img_0001     マーラー‘交響曲2番復活 第1楽章’(ルツェルン祝祭管弦楽団)

Img_0002     マーラー‘交響曲2番 第5楽章’(ルツェルン祝祭管弦楽団)

筋金入りのクラシックファンは古いレコードや音質の良いCDを聴いているのだろうが、わが家にはクラシックのCDやDVDは1枚もなくかつて録画したビデオを再生して楽しんでいる。

映像でクラシックの演奏をみることの一番のメリットは演奏のライブ感。指揮者の手振り身振りや楽団員の力の入った演奏が手にとるようにわかるから、名演奏のときなどは終了時には大きな感動で体全身がつつまれる。あたかも演奏会場にいるような気分なので一緒に‘ブラボー’と叫びそうになる。

今年は4月くらいまではバイオリンとピアノの協奏曲の名曲を頻繁に聴いていたが、今はホルンの音色にまたしびれまくっている。金管楽器や木管楽器のなかでホルンとオーボエがとても大事な楽器であることは長くクラシックを聴いているからわかっている。でも、演奏の難易度といったことにはまったく知識がない。

先月久しぶりに出席した同窓会で昔新日本フィルでホルンを吹いていた友人に会った。‘やはりホルンはいいね’と最近のホルン道楽を話すとニコッとしていた。また会うことがあれば、ホルンの演奏方法について教えてもらうつもり。

ホルンの音色に聴き耳をたてている曲が3つある。
★ベートーベン‘交響曲5番’
★マーラー‘交響曲2番復活’
★シュトラウス‘交響詩 英雄の生涯’

ベートーベンの‘5番’を何度も聴いてぐっとくるのがホルンの光輝く音、聴き所は‘第3楽章の最初’と‘第4楽章’、このホルンを聴きたくて再生しているようなもの。

マーラーは耳に心地いいホルンが1番から9番まで数かぎりなくでてくる。とくに感激的な演奏につつまれるのは‘2番’、ベルリンフィルのメンバーが多く入ったルツェルン祝祭管弦楽団がアバドのタクトで演奏したものは最高にいい。おもしろいのはホルン奏者はときどきホルンを真横にすること。これは演出?

シュトラウスの‘英雄の生涯’は壮大な感じのするメインテーマの旋律をホルンが宇宙に響き渡るように吹きまくる。まさにホルンが主役の曲。シュトラウスは偉大なメロディメーカー、ホルンに乾杯!

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2017.06.03

ワーグナー、シュトラウスの名曲!

Img_0001     リヒャルト・ワーグナー(1813~1883)

Img_0002     リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)

クラシック、オペラの自己流まとめがはじまって半年くらい経ったが、好きな名曲がだいぶ絞られてきた。先月同窓会で久しぶりに会った友人たちにその結果を率直にぶつけたが、クラシックの好みは人それそれ。同感だといういう曲もあれば、評価が分かれた曲もある。

例えば、チャイコフスキーは‘5番’がいいというと、俺は‘4番’が好み、‘6番悲愴’は別格扱い、とくる。そして、ブルックナーが入ってないね、というので、ブルックナーは盛り上がってはまた下り、再度盛り上がったから今度は爆発してくれると思うとまたハズレて下降、こういうのはフラストレーションがたまるよね、大爆発するマーラーを聴いたらブルックナーは忘れてしまう、と返す。

友人とのクラシック談義はワーグナー(1813~1883)やシュトラウス(1864~1949)までいかなかった。このところ、この二人の曲をよく聴いている。いつものように同世代の画家に登場してもらうと、ワーグナーについては農民画家のミレー(1814~1875)と写実主義のクールベ(1819~1877)が同じ時代の空気を吸っていた。

そして、シュトラウスとほぼ同じ時期に生まれた画家には‘叫び’のムンク(1863~1944)、新印象派のシニャック(1863~1935)、ロートレック(1864~1901)、カンディンスキー(1866~1944)らがいる。

ダイナミックで粘っこい曲想が特徴のワーグナーのオペラ、いずれも重厚かつロマン的だがお気に入りは‘ニュルンベルクのマイスタージンガー’、‘タンホイザー’、そしてロングオペラの‘ニーベルングの指環’。じっくり聴く時間がもてるステージに入ってきた。

シュトラウスで頻繁に聴いているのが‘ドンファン’、‘英雄の生涯’、これはなんだか宇宙的な世界を思わせる。魅了されるのがホルンの音色。そして、じつにまろやかな香りがただようオペラ‘ばらの騎士’。ウィーンフィルを指揮するクライバーはもう最高!

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2017.05.09

交響曲は楽し! マーラー

Img      マーラー(1860~1911)

独身時代よく聴いていたマーラー(1860~1911)だが、結婚すると長くて大音響のマーラーの交響曲を自分の好みで流し続けるというわけにはいかず、次第に聴く回数は激減した。で、いろいろ買い揃えたCDもあっさり処分。元来コレクション癖がないのでこれは気にならない。そして、NHKのクラシック番組をビデオ録画した映像クラシックを楽しむ鑑賞スタイルに変わった。

ビデオに登場する指揮者で多いのがアバド。3本ある
★‘1番’ ベルリンフィル(1989年)
★‘2番’ ルツェルン祝祭管弦楽団(2003年)
★‘3番’ ベルリンフィル(1998年 日本公演)

今残っている‘4番’以降のラインナップは、
★‘4番’ ハイティング指揮 ベルリンフィル(1991年)
★‘5番’ インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(2000年 日本公演)
★‘6番’ エッシェンバッハ指揮 パリ管弦楽団(2001年 日本公演)
★‘8番’ ゲルギエフ指揮 ロッテルダムフィル(2005年)
★‘9番’ 小澤指揮 ボストン響(2002年)

‘7番’はどういうわけかTVでは縁がなく、ビデオが欠けているがCDで何度も聴いたので曲の特徴はわかっている。こだわりのマーラーだから、ほかの作曲家と違ってセレクションは厳しい。例えば‘1番’は違う指揮者の演奏も聴き、アバドと比べてふるいをかけてきた。ほかも同様、だから、これが極上のマーラー。

マーラーの交響曲はひとつ々個性があり、何度聴いても飽きない。口ずさめるいいメロデイがあり、ホルンやトランペットは高らかに鳴り響く、そしてなんといっても腹の底から揺さぶられるのはフィナーレ、圧倒的な音量は重層的な音の響きが一瞬一点に集中し大爆発したような感じ。こういう音楽はマーラーでしか味わえない醍醐味。これにとりつかれてマーラーを聴き続けてきた。

今回、ブラームス、ベートーベン、モーツァルト、チャイコフスキー、マーラーの交響曲を集中して聴いて作曲家同士の響き合いのようなものがわかった。例えば、マーラーの‘5番’の出だしのトランペットが奏でる‘葬送行進曲’はベートーベンの‘5番’のあの‘ダダダ、ダーン’を意識したのではないかと思ったりもした。また同じくマーラーの‘6番 悲劇的’のはじめの耳に強く残る部分もベートーベンの‘ダダダ、ダーン’の変奏に聴こえなくもない。

クラシック音楽の楽しさがまた甦った。これからは‘音楽の力’を感じることが多くなりそう。

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2017.05.08

交響曲は楽し! チャイコフスキー

Img_2     チャイコフスキー(1840~1893)

クラシック音楽界における大作曲家の生身の話に興味がもてるよう知識と情報が数倍多い画家たちに登場いただいている。

今日取り上げるロシアのチャイコフスキー(1840~1893)と同時代を生きた画家をあげてみると、セザンヌ(1839~1906)、モネ(1840~1926)、ルドン(1840~1916)、ルノワール(1841~1919)、アンリ・ルソー(1844~1910)らがいる。チャイコフスキーとモネが同じ年に生まれていたとは!

日本の浮世絵に関心があったフランスのドビッシー(1862~1918)はジャポニスムの影響を受け‘海’などを作曲して印象派ともかかわっているが、チャイコフスキーは絵画に興味があったのだろうか。

チャイコフスキーのつくった交響曲は全部で6つあるが、聴いたのは‘4番’(1878年 38歳)、‘5番’(1888年 48歳)、‘6番悲愴’(1893年 53歳)の3つだけ。みなお気に入りのレベルに入っている曲だが、とくに熱く聴いているのは‘5番’。わが家にはとっておきの名演奏のビデオがある。

★アバド指揮 ベルリンフィル(1994年 日本公演)

この日本で行われた演奏会を聴いていっぺんに‘5番’の虜になった。以来、何回となく聴いてきた。つい口ずさみたくなるようないいメロディがててくる第4楽章がすばらしい!チャイコフスキーに惹かれるのはこの美しいメロディ。‘バイオリン協奏曲第1楽章’、‘6番悲愴第4楽章’でもさわりの部分にくるといつも心が洗われる。だから、チャイコフスキーに乾杯!の気持ちが強い。

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2017.05.07

交響曲は楽し! モーツァルト

Img     モーツァルト(1756~1791)

作曲家の物語がざっくり頭に入るためには知っている曲がどういう順番でつくられたかを押さえておく必要がある。画家の描いた作品を最初のほうからみていくように、モーツァルト(1756~1791)のお気に入りの曲をチェックしてみた。

その前にザルツブルクで生まれたモーツァルトと同世代の画家にどんな人物がいたかをレビューしてみると、生まれた年が近いのがイギリスの幻想画家、
ブレイク(1757~1827)、モーツァルトより10歳年上なのがスペインのゴヤ(1746~1828)。また、彫刻家のカノーヴァ(1757~1822)も1年あとに生まれている。

名前と作った楽曲はしっかりインプットされているモーツアルトやベートーベンだが、にわか音楽史家になって好きな曲が生まれた時期を確認すると新鮮な驚きがある。

1775年 19歳 ‘バイオリン協奏曲5番’
1778年 22歳 ‘フルートとハープのための協奏曲’
1779年 23歳 ‘デイヴェルティメント 17番 ニ長調’
1787年 31歳 ‘セレナード 13番 ト長調’
1788年 32歳 ‘交響曲39番’、‘40番’、‘41番’

今You Tubuで頻繁に聴いている‘フルートとハープのための協奏曲’はモーツァルトが22歳のときにつくったものだった! その3年前の19歳のとき作曲したのがあのはつらつとしたバイオリン協奏曲の5番、そして、気分が浮き浮きしてくるディヴェルティメントの17番が23歳。

魅了されている交響曲は3つ。32歳のときわずか6週間でつくりあげた‘39番’、‘40番’、‘41番ジュピター’。
これから3つの名演奏が心を和ましてくれそう。
★‘39番’ ハイティング指揮 ベルリンフィル(1999年)
★‘40番’ ムーティ指揮 ウィーンフィル(1991年 ザルツブルク音楽祭)
★‘41番’ ムーティ指揮 ウィーンフィル(1991年 ザルツブルク音楽祭)

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2017.05.06

交響曲は楽し! ベートーベン

Img     ベートーベン(1770~1827)

クラシック通というとN響の定期演奏会の会員になっているとか、ベルリンフィルやウィーンフルが日本公演をするときは必ず出かける人たちというイメージ、美術ファンが展覧会にウキウキしながら出かけるようにクラシック音楽が大好きな人にとっては演奏会は楽しいひとときだろう。

二つのエンターテイメントのコストを比べると、コンサートのほうが圧倒的に高い。大きな美術館が開催する特別展の値段は1600円が相場、これに対しクラシックのいい席だと2~3万円する。以前東京のどこかでオペラを聴きに行ったときは3万いくら払った。二人でいくと7万。これくらいの出費だと新幹線を利用して京都美術館巡りが2回もできるから、クラシックやオペラにシフトする気持ちがなかなか湧いてこない。

だから、当面はビデオライブラリーで楽しむことが続きそう。今は大型TVの音質が格段にいいので、ボリュームをちょっと高めにして聴くと結構ハイになる。とくにベートーベン(1770~1827)の交響曲だと、アドレナリンがどどっとでてくる感じ。

これから繰り返し聴く曲が決まった。‘3番英雄’、‘5番運命’、‘7番’、そして‘9番’、じつはクラシックの交響曲で聴いた回数が多いのは若いころから聴いているマーラーとあの‘渋い’ブラームス、この二人を5回聴くとするとベートーベンは1回、モーツァルトは2.5回くらい。

で、今回通常の好みは横においてベートーベンを集中的に聴いてみた。ただし‘9番’は長いのでパス。
★‘3番’ バレンボエム指揮 ベルリンフィル(1997年)
★‘5番’ ラトル指揮 ウィーンフィル(2001年 日本公演)
★‘7番’ クライバー指揮 コンヘルトヘボー管弦楽団(1983年)

聴いたあとの率直な感想はこれからはベートーベンが多くなりそうだということ。演奏のなかで惹かれるのがホルンとオーボエ。チャイコフスキーはクライマックスになるとトランペットががんがん鳴るが、ベートーベンはホルンが美しく響く。この音色がとてもいい。これは何度も聴きたくなる。

久しぶりにクライバーの俊敏な指揮ぶりをみて感激した。手を振るスピードの速いこと!これは運動神経が相当いいことの証。やはりクライバーは天才的な指揮者、いつ聴いてもスゴイ。

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2017.05.05

交響曲は楽し! ブラームス

Img        ブラームス(1833~1897)

今年のGWは久しぶりにクラシック音楽の交響曲を連続的に聴いた。昔録画したクラシックビデオなのでどうしても雑音がでてくるが、それはそんなものだと割り切って好きな楽曲に耳を傾けた。

昨年12月からYou Tubuで演奏時間の短い協奏曲などのお気に入りを頻繁に聴いているが、交響曲についてはパソコンの前に1時間もいるのはしんどいので外している。で、引っ張り出してきたのが長く眠りについていたわが家のビデオライブラリー。

バイオリン&ピアノ協奏曲はこれから何回も聴くものは絞り込んでいるので、次は交響曲の選別。有名な曲はだいたい揃っているのでこの中から以前以上に何度も聴こうと思っているものを決め、このセレクションから外れたものはビデオそのものを廃棄処分にする。

まずとりかかったのがブラームス(1833~1897)。じつはクラシック音楽そのものは長く聴いているからたくさんいる作曲家の代表的な作品はおおよそ知っている。でも、音楽の理論や音楽史については系統だって理解していない。これからこうしたことに首をつっこみひととおりマスターしようと思うが、はたしてうまくいくかどうか。今はそのための情報や音楽関連の本の整理をはじめたところ。

ブラームスと同世代の画家をみてみると、ラファエロ前派のバーン=ジョーンズがブラームスと同じ年に生まれている。亡くなったのもほぼ同じ1898年。そして、ホイッスラーは1年あとの1834年生まれで1903年まで生きている。

では、ブラームスが作曲した交響曲のなかで最も魅了されている‘1番’の生まれた1876年(ブラームス43歳)には絵画の世界ではどんな名画が人々の目を楽しませていたのか、前の‘ズームアップ 名画の響き合い!’シリーズでこの年に選んだのは次の4つ
★ルノワールの‘ムーラン・ド・ラ・ギャレット’
★ドガの‘アプサント’
★カイユボットの‘ヨーロッパ橋’
★モローの‘出現’

‘1番’はわが家には2つのすばらしい演奏がライブラリーされている。
★カール・べーム指揮 ウィーンフル(1975年3月 日本公演)
★アルノンクール指揮 ベルリンフィル(2004年?)

81歳のカール・ベーム(1894~1981)が日本で指揮したこの‘1番’は真に名演奏。じつは勤めていた会社の同じ部署にこの演奏をNHKホールで生で聴いたというクラシック好きの女子社員がいて、終わったあと涙が止まらなかったと熱く語っていた。そのときは‘ええー、クラシックを聴いて涙がでるんだ、ファン気質とはこれほどのものか’と思ったが、今彼女の気持ちがわかるようになった。

‘1番’以外の‘2番’、‘3番’、‘4番’もやはり‘渋い!’。1~4番まで全部残すことにした。

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