2018.06.14

ストックホルム(2)

Img     旧市街の大広場にあるノーベル博物館

Img_0002   歴代受賞者のパネル 大村智博士(左)、ディラック(右)

Img_0003     アインシュタインのブース

Img_0001   山中伸弥博士のサインがしてあるカフェの椅子

Img_0004    お土産にもってこいのメダルチョコ

旧市街をざっと散策したあとガイドさんが最後に連れて行ってくれたのが大広場。その正面にあるのが2001年ノーベル賞100周年を記念して開館したノーベル博物館。11時にオープンし、普通は100スウェーデンクローネ(1600円)を払うのだが、ガイドさんがお得な案内をしてくれた。ミュージアムショップでお土産を買うと係員に言うと無料にしてくれるという。

多くの日本人観光客が買い求めるお土産とは何か、それは旅の話のネタにはもってこいのメダルチョコ! これをゲットするために扉が開くとミュージアムショップに急いだ。10個入りが130SEKr(2000円)、これがどんどん売れていく。わが家は2箱買った。ガイドさんの話ではある日本人受賞者は3万個(600万円)購入されたそうだ。

館内にはアルフレッド・ノーベル(1833~1896)関連のものと歴代のノーベル賞受賞者の業績や関連資料などが展示されている。また、授賞式や晩餐会の様子を撮ったパネル写真もあり晩餐会でふるまわれた食事に使われた食器(本物)なども陳列されている。

天井から垂れ下がった受賞者を紹介する肖像写真のパネルが機械仕掛けでぐるっとまわっており、じっとみていると小柴昌俊博士(2002年 物理学賞)、大村智博士(2015年 医学生理学賞)が登場してきた。どうやって受賞者をセレクトしているのかわからないが、どうもショップでお金をたくさん使ってくれる日本人の心をくすぐるため日本人受賞者が頻繁にまわってくるようにセットされているのかもしれない。

今は宇宙論の虜になっているのでイギリスの天才物理学者ディラック(1933年 物理学賞)がでてきたり、アインシュタイン(1921年 物理学賞)のブースをみつけるとだんだん大きくなりつつあるサイエンスマインドに火がつく。しばらく科学者物語に没頭しようと思っている。

館内にはカフェがあり晩餐会でだされたアイスクリームが食べられる。そして、カフェの入口のところにiPS細胞の発見で受賞した山中伸弥博士(2012年 医学生理学賞)のサインが入った椅子が飾ってある。これをみると日本人として誇らしい気分になる。


これで北欧旅行記は終わりです。壮大なフィヨルドの風景やムンク、ゴーギャン、マティス、クールベたちの名画を皆さんと共有できたことを心から喜んでいます。

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2018.06.13

北欧は楽し! ストックホルム(1)

Img_0003     オスロと同じくらいの緯度にあるストックホルム(拡大で)

Img        レンガ造りの市庁舎は定番の観光スポット            

Img_0005       王宮

Img_0001    狭い路地が特徴の旧市街

Img_0002    願いが叶う?!‘座る像’

北欧の旅の最終日はスウェーデンの首都ストックホルム。ストックホルムには前日オスロからの高速列車で入ったが、始発の遅れなどのため到着は1時間遅れホテルに着いたのは夜の12時。そして、当日の市内観光は2時間半そこそこ、あっというまのストックホルム滞在だった。

現地在住のベテラン日本人ガイドさんの話がなかなかおもしろかった。スウェーデンでは5週間の有給休暇をとるが法律で決まっているらしい。‘大企業とはちがい自分たちは中小企業だから有給休暇なんて少ししかとれない’なんてことをもうずっと言っている日本の労働環境ではあと100年経ってもこんな制度はできないだろう。

とくに興味深かったのは高校生が卒業したとき、何人かが集まってトラックに乗り込み盛大に街をパレードをするという話。18歳は成人ということで皆、親離れする。だから、高校を卒業するというのは大人への仲間入りという意味で特別な区切りとなる。トラックを借りて数多くのグループが思い思いにデコレーションして通りを走りまわる。人々はそれを微笑ましくながめ祝福する。この国で定着しているそのイベントをみてみたかった。

多くの観光客が集まっていたのが市庁舎、ここは12月10日のノーベル賞授賞式後の公式晩餐会が開かれるところ。これから先日本人科学者が受賞したときはメデイアに流れる晩餐会の様子がよりイメージしやすくなる。
人口75万人のストックホルムは14の島からできているが、この市庁舎があるのは2番目に大きい島。建物の前にはリッダー湾が広がり絶好の撮影ポイントになっている。中国人が大勢いた。

スウェーデンは海外からの流入などのため人口が増え続け2018年現在1000万人に達している。ちなみにデンマークは573万人、ノルウエーは539万人、そしてフィンランドは556万人。北欧4か国の人口はみな同じくらいと思っていたが、スウェーデン人はほかの国の倍近くいた。

大勢の人が集まる旧市街では王宮をみてそのあと狭い路地を通りながら洒落たレストランやお土産屋などが並んでいるところを散策した。途中、ガイドさんが案内してくれたのが観光客の気配がないところ。小さな像がありコインがいっぱい投げ込まれている。この座った小像の頭をさわると願いが叶うらしい。また、ここへ来れることをお願いした。

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2018.06.07

ノルウェー物語 ~食べ物 音楽 労働環境 物価など~

Img     脂がのったノルウェー産のサーモン

Img_0002    グリーグの名曲‘ピアノ協奏曲イ短調’(1868年)

Img_0003     森の精霊‘トロル’

Img_0001      氷河や万年雪が残る山々

★食べ物 
北欧の料理というとすぐイメージするのがサーモン、食べ較べをするほどサーモン通ではないが、オスロの昼食で食べたソテーは脂がのって大変美味しかった。ノルウェー人はサーモンはどこより美味いと自信をもっている。列車の中でいただいた生サーモンのサンドイッチにもご機嫌だった。

★ベルゲン出身の作曲家グリーグ
北欧で有名な作曲家は2人いる。フィンランドのシベリウス(1865~1957)とノルウェーのグリーグ(1843~1907)。グリーグの名曲‘ピアノ協奏曲イ短調’は好きなピアノ協奏曲のひとつであり、組曲‘ペール・ギュント’の‘朝の気分’が流れてくるとα波がでてきて心が癒される。でも、この偉大な作曲家がノルウェー第2の都市ベルゲンで生まれたことは知らなかった。グリーグが愛したフィヨルドを体感したので、こうした曲を聴くたびに感激がより深まるかもしれない。

★‘トロル’は森の精霊?それとも妖怪?
ノルウエーに古くからいる‘トロル’、この森の精霊はとても怖い形相をしている。だから、妖怪のほうがぴったりくる。昨年1月、BS2の‘体感!グレートネイチャー フィヨルド’をみたとき、ソグネフィヨルドより下のほうにある‘ハダンゲルフィヨルド’におもしろい形をした‘トロルの舌’という観光名所がでてきた。標高1100mの断崖の縁が横から見ると舌のようになっている。若い男女が写真を撮っていたが、ここに立つのはどうみても無理。怖すぎる。

★ノルウェーの労働環境
フィヨルドに面したホテルで一泊したあと、まだ氷河や万年雪が残っている山々の荘厳な景色を間近くにみながらバスは一路オスロへむかって進む。途中標高がだいぶ低くなったところでバスの運転手は10分間停止させられ‘コントロールチェック’を受けた。何をチェックされているかというと、バスを運行計画通りに走らせているか、また運転手は十分休みをとって運転しているか、などが調べられるとのこと。運転手は観光業に携わり尊い命を預かっているから、こうした厳しいチェックが入る。これには深く考えさせられた。日本ではこんなチェックは何十年経っても行われないだろう。

★高い物価
ノルウェーで最も驚いたのは物価の高さ、いろいろ税金がかかっているため物の値段、サービスの料金がべらぼーに高い。20分タクシーに乗ると8000円くらいとられるというので、オスロの初日、自由時間の際でかける予定だったヴァイキング博物館は取りやめた。そして、添乗員さんの話だとレストランに入ってそれほど豪華でないメニューを注文しても最低5000円はかかるという。これほどの高物価とは思ってもみなかった。

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ソグネフィヨルド(2)

Img_0007    フロムからはじまるソグネフィヨルド遊覧クルーズ

Img_0004_2   ①氷期に巨大な氷床の重みにより大地は2000m削られる

Img_0005_2   ②間氷期に海水が入り1000mの深さの海になった

Img_0006_2  ③ノルウエーの外海は深さ100m VS 内海のフィヨルドは1000m
  ~BS2‘体感!グレートネイチャー’(2017年1月)より~
Img_0001_2     ネーロイフィヨルド  ‘サーグ滝(のこぎり滝)’

Img_0002      ‘スティヴィ滝’

Img_0003       ‘シェル滝’

ノルウェーの大西洋に面する海岸線はノコギリの歯のようで海から陸に深く切りこむ入江は1000も連なっている。‘フィヨルド’はノルウェー語で内陸に深く入りこんだ湾を意味する。

どうやってできたかをざっくり説明すると、①氷期にノルウェーを襲った巨大な氷床の重みにより大地は2000m削られた、②間氷期に入るとそこに海水が入り1000mの深さの海になった、③ノルウェーの外海は深さ100mほどだが、フィヨルドは外海よりはるかに深い内海になった。

たくさんあるフィヨルドのなかで大勢の観光客がでかけるのが世界遺産になっている‘ソグネフィヨルド’、入口から最奥までの長さは205㎞、その深く入り込んだ内陸の先がさらに‘オーランドフィヨルド’と‘ネーロイフィヨルド’に分かれる(昨日の地図を参照方)。このオーランドフィヨルドのつきあたりがフロム。

遊覧クルーズ船はここから出発し分岐点まで北上し、そこから今度はネーロイフィヨルドのつきあたりグドバンゲンまで進んで行く。約2時間のクルーズ。2つの川のような海の幅はネーロイの方が狭く最も狭いところでは250m、だから1000m級の崖が両側からぐぐっと迫ってくる。その迫力の大きさでカメラのシャッターを切ったのはほとんどネーロイの滝。ソグネフィヨルド全体で海の深さをみると、入口から90㎞のあたりが1308mと最も深くなっているが、このネーロイはフィヨルドの末端なので235mくらい。

事前に配られたフィヨルドの概略図に鑑賞ポイtンとなる滝が描きこまれている。水量が莫大で感動の極みだったのが‘サーブ滝(のこぎり滝)’、日本画家の東山魁夷がここを訪れたとき絵にしている。はっきりしないがどこかの展覧会でみた覚えがある。

両サイドから交互に滝が流れ落ちてくる感じで、この光景は期待値の3倍くらいいい。日本の豪快で力強い‘華厳の滝’や神秘的な雰囲気をもつ‘那智の滝’にも心を奪われるが、鋭く切り立つ高い断崖からところどころ途切れて下に落ちてくる滝の数々にも200%感動する。

姿のいい滝は用意したミニ双眼鏡で仔細にとらえたが、中間地点の‘スティヴィ滝’や終着地点グドバンゲンの近くに現れた‘シェル滝’が忘れられない。船首で長くみていると寒さを感じたが、しっかり冬用のブルゾンを着ていたので寒さ対策は上手くいった。ノルウェーのフィヨルド、本当にすばらしい!一生の思い出になる。

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2018.06.05

北欧観光のハイライト! ソグネフィヨルド(1)

Img     フロムからスタートするフィヨルド遊覧クルーズ(拡大で)

Img_0001     ベルゲン鉄道の途中にあるハダンゲルヨークレン氷河

Img_0002      フロム鉄道の出発点 ミュルダール

Img_0004      ショース滝

Img_0003       岩の上で踊る妖精(赤の衣装)

Img_0006     フィヨルド遊覧クルーズ船が出港するフロム

北欧ツアーに申し込んだのはフィヨルドをみることとムンクの‘叫び’と対面することだった。ノルウェーの国土のイメージができていないので、フィヨルド観光がどんな具合に進むのか気持ちが少し落ち着かない。

まずはフィヨルド遊覧クルーズ(約2時間)がはじまるフロムをめざす(地図を拡大で)。この行程は前半がベルゲン鉄道、オスロからバスでヤイロまで行きそこで列車に乗り込む。バスからもまだ雪が残り北極圏に近い国を実感させる光景が続いたが、ベルゲン鉄道はさらに高い所を走るので白一色の雪景色。

途中、ハダンケルヨークレン氷河が現れた。氷河に遭遇するのは人生ではじめてのこと。寒さには弱いがここ数年BS2で‘体験!グレートネイチャー’で氷河の絶景を何度も目にしているので息を呑んでみていた。これが氷河か、という感じ。一番高い所にある駅の標高はなんと1222m。だから、5月とはいえまだ雪だらけ。氷河をみて気が引きしまった。

ミュルダール駅で降りると次は後半のフロム鉄道に乗り換える。ここから急勾配の斜面を下ってフロムまで行く。距離は20㎞で1時間ほどで到着する。すばらしい眺めで高い所から流れ落ちる滝の光景が何度も現れ心を揺すぶる。

この鉄道で最も感動するのが水量が豊かで迫力満点の‘ショースの滝’、列車はいったん停まって10分ほどの写真タイムを設けてくれている。皆が写真を撮り終わったころ、突然幻想的な音楽が流れはじめ、前方をみていると滝の途中の岩場に赤い衣装を着た妖精が現れ踊りだす。ありゃら、さらにその下にもう一人でてきた。こんなエンターテイメントがあるなんて、フロム鉄道さん、やるじゃない。

フロムに着くとすでにフィヨルド遊覧のクルーズ船が出港の準備をしていた。さあ、お楽しみのソグネフィヨルドがはじまる。

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2018.06.03

北シェラン島観光のあと大型客船でオスロへ

Img      クロンボー城

Img_0001      フレデリスク城    

Img_0002   コペンハーゲンーオスロ クルーズのルート・マップ

Img_0003        DFDS社の大型客船

Img_0004     デンマークのお土産 ‘MARZIPAN BAR’

デンマークはドイツの北に国境を接するユトラント半島、コペンハーゲンのあるシェラン島、そしてこれらの間にあるフュン島からなっている。観光の2日目はコペンハーゲンを北上し、世界遺産となっているクロンボー城とフレデリスク城へでかけた。その後、大型客船でオスロへ向かった。

北シェランの対岸はスウェーデンでこのオアスン海峡は4㎞から16㎞と狭く、クロンボー城のある町は対岸まで4㎞しかない。ガイドさんの話では海峡列車が走りとフェリーが行き来しているという。スウェーデンからこちらにお酒を買いに来る人が多いそうだ。スウェーデンのほうが物価が高く、ここでたくさん買い入れるらしい。おもしろいことにフェリーの中の売店ではデンマークを出て10分経つと(海峡の中間点)、店は閉まるとのこと。

クロンボー城はシェークスピアの‘ハムレット’の舞台となった城として知られている。イギリスとデンマークはわれわれの感覚ではつかみとれないほど近い位置関係にあるのかもしれない。城に入る橋を進んでいるとぎょっとするものがでてきた。よくみると木の板の端を幽霊の手がつかんでいる。そのつくりものは手だけでほかはみえない。‘ハムレット’の幽霊が出迎えてくれたのである。このアイデアには感心する。

城の中には入らず、海の側からの城の光景や海峡を写真におさめた。夏には野外劇が上演されるようだ。‘ハムレット’を読んだのはずいぶん前だが、絵画好きのためミレイの傑作‘オフィーリア’を通じてハムレットは身近になっている。

もう一つのフレデリスク城はクロンボー城から南西に1時間くらいバスで走ったところにあった。クロンボー城が海峡を通る船に通行税をとるための拠点だったのに対し、ここは王が住んだ城なので広い庭園などが整備され見栄えのする立派な城だった。

このツアーではコペンハーゲンからオスロは船旅になっている。午後4時半に大型客船は出航し、翌朝9時45分にオスロに着く。海外旅行で客船に乗るのははじめてなので、出発後1時間くらいはデッキにでて潮風にあたっていた。

添乗員さんからここで買い物をすると安いと案内されたので、バッグが最初から大きくなるのを覚悟で早めにお土産を仕込むことにした。帰国後、配った人に評判がよかったのは王室御用達となっている‘MARZIPAN BAR’、スペインのトレドでおなじみのマサパンと似た菓子でとても美味しい。

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2018.05.24

コペンハーゲン(2)

Img_0001     アマー広場 コウノトリの噴水    

Img      最高級ホテル ダングレテール    

Img_0003     新オペラハウス

Img_0002     荷車つきの自転車

コペンハーゲンでは自由時間が5時間あったので、旅のガイドブックに載っている地図をみて予定している美術館をどういう風にまわるか一応シミュレーションしておいた。でも、これは紙の上のことで、建物の位置関係をおおよそ頭にいれただけ。

ガイドさんの後についてニューハウンや賑やかな歩行者天国、ストロイエを歩いているうちに徐々に街の大きさ、道路の流れがつかめてきた。ストロイエは予想以上にハイセンスな店が軒を連ねていた。そのなかで銀座4丁目みたいなところが‘アマー広場’で中心に‘コウノトリの噴水’がある。このあたりで皆待ち合わせしている。

左の茶色の壁の古い建物がロイヤルコペンハーゲンのショップ、その隣が銀食器のジョージ・ジェンセン、そしてこの界隈にはフランスやイタリアの有名なブランド店がずらずらっと出店している。だから、パリやロンドンのファッションストリートの一角とそん色ない。

全室がスイートルームという最古の最高級ホテルがダングレテール、ここに宿泊した有名人の名前をガイドさんがしゃべっていたが、セレブの人たちにとっては快適なホテルにちがいない。もとは貴族の宮殿。このホテルの前で蚤の市が開かれており、こういうところで買うのが楽しみな人たちが焼き物や小さな絵などを熱心に物色していた。

アマリエンボー宮殿に寄ったとき、対岸に斬新な形が印象深い建物がみえた。これは2005年に開館した新オペラハウス。デンマーク船舶界の大立者の寄付によってできあがったという。へえー、なんとも太っ腹な話。建物の大きな魅力は長さ32メートルもある張出し屋根。

ガイドさんが興味深いことを教えてくれた。毎年夏になると、この屋根の先から海面にむかって飛び降りるダイビングのコンテストがあり、世界中から若者が集まってくるらしい。格式のあるオペラハウスでこんなイベントをやってしまうのがデンマーク流。ずいぶん頭がやわらかい。

日本ではみられないものがデンマークにあった。それは荷車のついた自転車。オランダでも自転車はたくさんみたが、こういうタイプのものにお目にかかったことはない。われわれの感覚では自転車の前にリアカーのようなものをつけて物を運ぶという発想は出てこない。いろいろ走っていたが、鉢をいっぱい運んでいたり、幼い女の子が乗っているのもみた。

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2018.05.23

北欧は楽し! コペンハーゲン(1)

Img_0001

Img_0002     定番の観光スポット ‘人魚姫’     

Img_0003      アマリエンボー宮殿の衛兵

Img      大勢の人で賑わうニューハウン

北欧を旅行し念願のフィヨルドやムンクの‘叫び’をみてきました。そして、美術館めぐりも存分に楽しみました。しばらく感想記が続きます。おつきあい下さい。

いつものようにA社の団体ツアーに参加しまわった国はデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの3ヶ国。フィンランドは入ってなかったが、ヘルシンキは以前ロシアへ行ったときトランジットの際足をのばしているので、これで北欧は全部訪問したことになる。

実際に訪れてはじめてわかってくるのが都市の位置関係、緯度的には旅のスタートとなったデンマークの首都コペンハーゲンが一番下にあり、ノルウエーのオスロとスウエーデンのストックホルムはだいたい同じくらいのところ。これまでスカンジナビア半島はぼやっとみていたので、コペンハーゲンの対岸はノルウェーのように思っていたが、それは大間違いでスウェーデンだった。

どこを観光しても、名調子の現地ガイドさんがいる。今回は年季の入ったシニアの女性ガイド。おもしろかったのは‘人魚姫の像’へ行ったとき。このガイドさんは敏感にスリを察知し‘皆さん、スリが3人くらいいますから気をつけて下さいよ!あの男とその後ろにいる男、連携プレーで財布をとっていきますからね、ここにはポーランドからいっぱいスリが来ているのよ、中国人グループは絶対やられるね’と注意を促しがっちりガードしてくれた。

こういうスリの生々しい挙動をみたのははじめて、だから、アンデルセンの‘人魚姫’を写真におさめるにも余計な神経を使ってしまい、ガイドさんが話してくれた人魚姫の物語から想像があまり膨らまなかった。ふつうは人魚の下半身は魚のはずだが、この像はそれとは異なり足はそのままついている。そのため、美術館でよくみる裸体の彫刻と変わらない。

次に向かったのが現在の王室の居城、アマリエンボー宮殿。ちょうどいいタイミングで衛兵の交代にでくわした。衛兵たちは大柄ではなく高校生か大学生の感じ。4つの建物が広場を囲むように並んでいるが、建物の間をタクシーが自由に通り抜けていく。王室は寛大でOKということらしい。

コペンハーゲンの人口は60万人くらいで都市圏まで広げると150万人。この街で最も楽しい気分にさせてくれるのが‘ニューハウン’、ここは昔船着場だったところ。運河沿いに数多くのレストランやカフェが立ち並び、人々はカールスベア・ビールを飲み食事を楽しんでいた。なんだか、雰囲気がアムステルダムに似ている。

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2018.01.17

訪日外国人の消費額 年間4兆円を超える!

Img_0001_2     1月17日付朝日新聞より

観光庁の発表によると昨年、日本を訪れた外国人による消費額は年間4兆円を超えた。日本の百貨店の売り上げが全体で5.6兆円くらいだから、観光客が使う金額はこれに迫りつつある。12日にでた訪日客の数は最多の2869万人で前年比19.3%増の高い伸びだった。

これをもとにすると一人あたりの消費額は平均15.4万円(前年比1.3%減)。どこの国が多く使っているかを見てみると、ベスト5は次のとおり。
1.中国         23万円
2.オーストラリア    22.6
3.英国         21.5
4.スペイン       21.3
5.フランス       21.2

昨年京都や奈良へ久しぶりにいったが、前と比べ外国人観光客の多さに目を見張らされた。京都では移動に欠かせないバスの中は大勢外国人がいた。この光景はこうした超人気の定番観光地だけでなく、各地にある自慢の名所、旧跡でもみられるようになっているらしい。

昼のワイドショーに兵庫県の城崎温泉にやってくる外国人が年々増加しているという話がでてきた。ここは一度行ったことがあるが、外国人の間で温泉に入るのが人気になっているという。ツアーの組み方がなかなか上手い。まず、神戸牛を満喫した後、日本一のお城、姫路城へ行き、そのあとは日本海側の名湯、城崎温泉で一泊する。このルートなら外国人の心をわしづかみにする。

また、こんな話もある。有楽町のガード下の居酒屋にも観光客がどんどん足を運んでいるようだ。インタビューされたヨーロッパからの客はおいしそうに焼き鳥やもつを食べ、生ビールでのどをうるおしていた。海外のガード下とちがって、清潔で安全な場所だから、気軽にでかけられる。しかも、食べ物は安くて美味い。近い将来、外国人だらけになるかもしれない。

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2016.12.22

驚きの地球絶景!

Img_0003    NHKBSプレミアム ‘体感! グレートネイチャー’より

Img_0002      イグアスの滝

Img     エンロサディラがみられるイタリアのドロミテの場所

Img_0001     山塊を深紅に染める現象 ‘エンロサディラ’

2年くらい前からTVの大自然番組を熱心にみている。BSでは各チャンネル国内外の旅番組を多く制作しているが、毎月欠かさずみているのがNHKBSプレミアムの‘体感!グレートネイチャー’(土曜、午後7時30分~9時)、つい先週も‘アフリカ大地溝帯’をやっていた。印象深かったものをふたつばかり。

3月に放送されたのは迫力満点の‘イグアスの滝’、旅行会社から送られている南米のツアー案内には必ず入っているのでもう何年も前からインプットされている。北米の‘ナイアガラの滝’を1993年に体験したとき次は‘イグアスの滝’と大冒険旅行を夢見た。

でも、南米はいかんせん遠い。隣の方は以前は人気観光スポット‘マチュピチュへ行こうか’と乗り気だったが、今はその元気はなさそう。ここへ行かないのだからイグアスの滝もないというのはわが家の旅事情。

ブラジルとアルゼンチンの国境のところにあるイグアスの滝は意外にもTBSの‘世界遺産’でなぜか縁がない。そのため、‘体験!グレートネイチャー’が滝の誕生物語を火山活動や地殻変動の観点から詳しく斬りこんでくれたのでとてもおもしろかった。今世界中から滝を見に来る観光客は年間150万人だそうだ。真近でみたら感激するだろうな、ううーん、やっぱりみたい!

先月放送された‘エンロサディラ’は息を呑んでみていた。イタリア北部のミラノからクルマで3時間ほど走るとドロミテの山岳地帯にたどりつく。ここの山塊は日没が近づくと太陽光線のあたり具合によって岩壁の色が黄色からオレンジに変化し、最後には深紅に染まるという。この怪現象は‘エンロサディラ’と呼ばれている。

これは2億3500万年前におきた火山活動で石灰岩から変成したドロミアという岩石のなかにできた結晶が光を反射させるために起こる現象。番組の最後このエンロサディラのとき月が昇ってくるというダブルサプライズまでみせてくれた。世の中には多くいる‘山派’ではないが、こういう美しい光景をみるとにわか山派になってみたくなる。

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