卓球日本 若手が大躍進!
ドイツのデュッセルドルフで行われた世界卓球で日本選手が大活躍したので、夜は連日テレビ東京ばかりみていた。昨年のリオ五輪でも卓球は男女ともいい成績を残しファンの視線を釘づけにしたが、今回の大会はそれ以上に若手が大活躍。スポーツはやはり日本選手が強いと熱が入る。
最も印象に残ったのは女子シングルスで48年ぶりにメダルに輝いた平野美宇選手(17歳)と男子シングルスのベスト8に史上最年少で入った張本智和選手(13歳)。名前だけは知っていた美宇ちゃんはオリンピックのあとからぐんぐん実力をアップさせ、今年の春には中国選手を3人まとめて撃破しなんとアジアチャンピオンになった。
だから、この世界卓球でまた女王、丁寧を破るのではないかと期待が高まった。でも、丁寧も相当美宇ちゃんのスピード卓球を研究したとみえ準決勝では4-1で退けリベンジを果たした。まだまだ中国の壁は厚い。美宇ちゃんの卓球はバッグの速いこと!高い潜在能力が今まさに開きつつある。日本選手権で敗けた24歳の石川佳純ちゃんもうかうかしているとずっと前を行かれてしまいそう。
13歳の張本智和選手のことはオリンピックの後情報が入って来た。スゴい若手がいるというので鳴り響いていたようだが、プレイをみるのははじめて。2回戦であの水谷選手を破ったというのだから、衝撃的なデビューを果たした。どの技術がすごいのか専門的なことはわからないが、直感的にこの選手は‘ものが違う’と思った。
まだ13歳でこの強さ、信じられない! 準々決勝で中国選手のトップ3の一人許選手から1ゲームをとったというのは自信になるにちがいない。今男子のトップに君臨する馬龍は29歳。3年後の東京五輪では32歳にある。これに対しては智和くんはまだ16歳。この天才少年は2020年に金メダルをとるというのだから、なんとも頼もしい。
これからの日本の卓球界は美宇ちゃん、智和君を中心に女子ダブルスで銅メダルをとった伊藤美誠、早田ひな選手(ともに16歳)らを含めた10代選手が引っ張っていきそう。東京五輪でもメダルラッシュが夢ではなく本当に実現しそうな感じになってきた。大相撲同様、卓球がますます楽しくなる。
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