追っかけラストピース! ピカソ
‘アンブロワーズ・ヴォラールの肖像’(1910年 プーシキン美)
‘肘掛椅子のシュミーズの女’(1913年)
‘アルジェの女たち’(1955年)
国立新美で現在、回顧展が行われているピカソ(1881~1973)のよ
うにビッグネームの画家だと、過去に何度も回顧展に出かけているのに、ど
うしても足が美術館のほうに向かっていく。これはモネやゴッホでも
同じ。‘名画は何度みてもまた新しい発見がある’といわれるが、今回のピカ
ソの絵でも違った刺激がいろいろあった。
好きな絵に再会して違った楽しみをみつけると、やっぱりピカソはいい!と
なり、まだお目にかかってない作品への期待に火がつく。追っかけ作品の
リストを引っ張り出し、この絵は〇〇の美術館にある、あの絵は個人のコレ
クションと再確認する。さらに、対面が実現する可能性を勝手に妄想する。
ピカソの追っかけラストピースの一番はなんといっても、‘夢’。2013年、
あるTVの美術番組で‘高額絵画ベスト3’がでてきて、‘夢’は2位で153億円
だった。美術品のオークション情報は新聞に載ったりするので、それをファ
イルしているが、ドラクロアに元づいて描いた‘アルジェの女たち’は2015
年クリスティ―ズのオークションで215億円で落札された。さて、この2
点をみる機会が訪れるか、‘ミューズ様、夢を叶えて下さい!’
‘キュビスムの時代’でとくに惹かれているのがプーシキン美にある‘アンブロワーズ・ヴォラールの肖像’。ロシア、ウクライナの戦争がはじまる前はエルミタージュ美やプーシキン美が所蔵する名品展がよく開催されていたから、美術本にでてくる印象派などの名画を楽しむことができた。2度目のエルミタージュやプーシキン美への旅を考えていたが、それは当分実現しない。世の中、思い通りにいかない。ピカソ本にはよく載っている‘肱掛椅子のシュミーズの女’も鑑賞欲を強く刺激する。ワシントン国立美はこれまで縁が何回もあったが、どういうわけか‘新古典主義の時代’の‘恋人たち’が姿をみせてくれない。この絵はなんとか目の中に入れたいのだが、果たして。
| 固定リンク

































![中村 元: バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/514wv3dXo3L._SL75_.jpg)











![ダン アリエリー: 予想どおりに不合理[増補版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51q-TKsPGOL._SL75_.jpg)















コメント