佐藤康宏著 ‘日本美術史’!
普段歩いている散歩のコースを離れて、少しばかり電車に乗って目的の街に
まで足をのばし、そこでぶらぶら歩きをすることがある。今日はデパートで
買い物をしたあと、そこに店を出している馴染みの大手本屋に寄ってみた。
久しぶりなのでいつもの‘ブルーバックス’と文庫のコーナーで何か新しい本
があるか物色していた。
すると、‘犬も歩けば棒に当たる’がおこった。ひょいと現れたのは角川ソフ
ィア文庫の佐藤康宏著 ‘日本美術史’(1800円税別)。発行日をみると先
月の25日。できたてほやほやの新刊だった。表紙に使われている絵は江戸
琳派の鈴木其一が描いた‘朝顔図屏風’。すぐレジへもっていった。
佐藤氏は伊藤若冲の研究でいい仕事されている方で、2020年まで東京大
学の教授をされていた。2019年河出書房新社からでた‘若冲伝’で楽しませ
てもらったから、この本も敏感に反応した。だから、帰りの電車のなかで
早速読みはじめ、帰宅してからもざざっと頁をめくった。
日本美術史の本でよく読んでいるのは加藤周一セレクション3 ‘日本美術の
心とかたち’(2000年 平凡社)。そして、中国絵画については、
内藤湖南の‘支那絵画史’(2002年 ちくま学芸文庫)が愛読書。佐藤氏の
‘日本美術史’はまったく知らなかったが、運よく手に入った。
‘セレンディピティ’(思わぬ幸運に偶然出会う能力)が高くなっていたのだろ
う。いい本であることはすぐわかるから、これも長く座右の書になりそう。
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コメント
菱田春草の「砧」は、現在は茨城県近代美術館が所蔵しており、9月23日までの常設展に展示されています。
投稿: 石川武治 | 2026.08.06 21:38
to 石川武治さん
追っかけリストに載せている春草の‘砧’の
展示情報を教えていただき有難うございます。
日程をやりくりしてみようと思います。
投稿: いづつや | 2026.08.06 23:51