アメリカにあるクリムト!
‘メーダ・プリマフェージュの肖像’(1912年頃 メトロポリタン美)
‘踊り子’(1916~18年 ノイエ・ギャラリー)
‘黒い羽毛の帽子’(1910年 ノイエ・ギャラリー)
2019年以降わが家の海外旅行はコロナ禍などによりストップしているた
め、アメリカの美術館の今時点の情報ではないが、所蔵しているクリムト
(1862~1918)の作品は全部で12点。その内訳はNYのノイエ・
ギャラリー(6)、メトロポリタン(3)、MoMA(1)、ワシントン
国立美(1)、フィラデルフィア美(1)、METの1点を除く11
点を運よくみることができた。
突出して多いのは2013年に訪問したNYのノイエ・ギャラリー。
2006年、155億円で落札した‘アデレー・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ’
のほかにも踊り子’、‘黒い羽毛の帽子’、風景画3点を所蔵している。当時は
これらの傑作を無料でみせてもらった。今は有料という情報が耳に入ってい
るが、間違ってない?そして、さらに1,2点増えているのだろうか。
ここから歩いて10分くらいで着くメトロポリタンへ行くと、明るい色彩に
より気持ちがぐんと軽くなる‘メーダ・プリマフェージの肖像’との出会いが
待っている。はじめてこの少女に会ったとき、瞬間的に女優の柴咲コウを思
い浮かべた。このあと、MoMAまで足をのばすと妊娠した女性が横向きで
描かれた‘希望Ⅱ’に遭遇する。複雑な女性画で丸い輪や渦巻模様が色とりど
りに表現された装飾性豊かな衣装につつまれている。そのなかには謎の頭蓋
骨や3人の女性も混じっているから目がキョロキョロする。
最晩年に描かれた作品を所蔵しているのがワシントン国立美とフィラデルフ
ィア美。宇都宮美でお目にかかった‘赤子’と2度目のフィラデルフィアで対面し
た‘婦人の肖像’。アメリカ人がクリムトに熱心なのがよくわかる。

































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