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2025.07.01

日本・中国の故事、歴史から生まれた傑作アート! 奥入瀬

Img_20250701232201   小野竹喬の‘奥入瀬の渓流’(1951年 東京都現美)

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奥田元宗の‘奥入瀬 秋’(1983年 山種美)

Img_0003_20250701232201   平山郁夫の‘流水無間断(奥入瀬渓流)’(1994年 平山郁夫シルクロード美)

Img_0001_20250701232201   安井曾太郎の‘奥入瀬の渓流’(1933年 東近美)

絵画になった日本にある人気の観光スポットをみて、そこへ出かけてみたい
と思うことが時々ある。たとえば、小野竹喬(1889~1979)が描い
た‘奥入瀬の渓流’を回顧展で遭遇したのがきっけとなり、俄然現地に行きた
くなった。明治以降に描かれた絵画作品をみる回数が増えてくるにつれて、
どの絶景を日本画家や洋画家が画題にしているのかだんだんわかってきた。

誰もがすぐ思い浮かべるのは富士山だろうが、これは別格扱いとして横にお
くと、青森の奥入瀬渓流をビッグネームの画家が描いていることに気づき、
早くこの絶景に観に行けとばんばん背中を押された。そして、青森・岩手観
光バスツアーに参加し、十和田湖の後長年の思いの丈を叶えた。

‘赤の画家’で知られる奥田元宋(1912~2003)はあのすばらしい奥入瀬の渓流を‘秋’(1983年)と‘春’(1987年)に訪れ、大画面の屏風(182cm×546cm)にドドーンと描いている。回顧展でゲットした図録をみて、現地での感動を何回も々再生している。だから、いまでもそうだが、親しい友人や知人には奥入瀬訪問を薦めている。

平山郁夫(1930~2009)も奥入瀬に魅せられ、1994年に‘流水無間断(奥入瀬渓流)’を制作している。緑のグラデーションで表現された木々や岩によって白が輝く水の流れを浮き立たせており、息を呑むほどの美しい光景に映している。安井曾太郎(1888~1955)の絵は渓流を斜めに下らせその勢いをみせる構図がとてもいい。まさにこんな感じだったなと長くみていた。

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