イギリス人が好きなアーサー王物語!
ビアズリーの‘湖水の令人、アーサー王に剣について語る’(1892年 V&A)
バーン=ジョーンズの‘アヴァロンのアーサー王の眠り’(1881~98年 ポンセ美)
バーン=ジョーンズの‘欺かれるマーリン’(1873~74年 レイデイ・リーヴァー美)
ウオーターハウスの‘シャロットの女’(1888年 テート美)
わが家の映画DVDコレクションでもっとも楽しく観ているのはサスペンス・刑事&探偵ものと喜劇映画の‘社長、駅前シリーズ’だが、歴史ものや戦争ものもいろいろ揃えている。根っからの歴史好きだから、映画を観ることで海外の国の成り立ちや変遷がおおよそつかめるのはその国に一歩も二歩も近づけたような気になる。強い関心をもっているのがイギリス史で‘アーサー王物語’は‘円卓の騎士’(1953年)‘エクスカリバー’(1981年)など4本観た。
以前アメリカのラスベガスを旅行したとき、泊ったホテルの名前が‘エクスカリバー’だった。当時はこれがビアズリー(1872~1898)の‘湖水の令人、アーサー王に剣(エクスカリバー)について語る’に描かれている有名な剣であることは知る由もなかった。でも、今は石に刺さった剣をいとも簡単にアーサーが引き抜き、王になったことはしっかりインプットされた。
ラファエロ前派のバーン=ジョーンズ(1833~1898)の最後の大型作品である‘アヴァロンのアーサー王の眠り’(縦2.8m、横6.5m)は現在、プエルトリコのポンセ美にある。こんなすごい絵が海外に流出してしまった。日本の絵でいうと俵屋宗達の‘松島図’がアメリカワシントンのフリーア美にあるようなもの。一度でいいからみてみたい。老魔法使いマーリンを描いた‘欺かれるマーリン’にも惹き込まれる。
ワッツ(1817~1904)はアーサー王の円卓の騎士のひとりランスロットの息子、がラハットを描いている。ガラハットは武勇に優れ信仰心の篤い騎士に成長し、父が果たせなかった聖杯の顕現に立ち会うことができた。ランスロットの愛を得られないことを知った悲しみのあまりに死を選んだ乙女を描いたのがウオーターハウス(1849~1917)の代表作‘シャロットの女’。テート美では息を呑んでみていた。

































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