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2024.05.27

三井記念美の‘茶の湯の美学’!

Img_0002_20240527224901    長次郎の‘黒楽茶碗 銘俊寛’(重文 桃山16世紀 三井記念美)

Img_20240527224901    ‘大井戸茶碗 銘須弥 別銘十文字’(朝鮮16世紀)

Img_0004_20240527224901    ‘高取面取茶碗’(江戸17世紀)

Img_0001_20240527224901    ‘唐物肩衝茶入 北野肩衝’(重文 南宋12~13世紀)

Img_0003_20240527224901    ‘伊賀耳付花入 銘業平’(桃山16~17世紀)

三井記念美で見逃せないやきもの展が開催されているので、恒例の宴会
(5/25)がはじまる前にみてきた。特別展のタイトルが決まっている。
‘茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具’(4/18~6/16)。
10時の開館から10分すぎのタイミングで入館したが、大勢の人がいた。
とくに目立つのが着物姿の女性たち。皆さん、ここが質の高い茶陶をたくさ
ん所蔵していることはご存じなので喜び勇んで来られたにちがいない。自館
の所蔵品(会期中展示替えなし)だけでこんな立派な茶の湯展を開催できる
のが三井記念美のスゴイところ。流石である!

やきもの展で定評のある美術館がどんな企画でやきもの好きを楽しませてく
れたか、印象に強く残っているものをざっとまとめてみた。
☆‘小堀遠州展’(2007年 松屋銀座)
☆‘南宋の青磁’(2010年 根津美)
☆‘井戸茶碗’(2013年 根津美)
☆‘古田織部展’(2014年 松屋銀座)
☆‘茶の湯’(2017年 東博)
☆‘新・桃山の茶陶’(2018年 根津美)

☆‘高麗茶碗’(2019年 三井記念美)
☆‘美濃の茶陶’(2019年 サントリー美)
☆‘利休のかたち’(2019年 松屋銀座)
☆‘古伊賀’(2023年 五島美)
☆‘織田有楽斎’(2024年 サントリー美)
☆‘茶の湯の美学’(2024年 三井記念美)

三井の所蔵する茶道具は他館で開催される特別展にもよくでてくるので、
今回出品されているものの多くはすでにお目にかかっている。チラシに大き
く載っているのが長次郎の‘黒楽茶碗 銘俊寛’、古田織部が所蔵していた
‘大井戸茶碗 銘須弥 別銘十文字’、そして綺麗さびの‘高取面取茶碗’。そし
て、もちろん国宝の‘志野茶碗 銘卯花墻’もいつもの部屋で出迎えてくれる。

久しぶりにみた‘唐物肩衝茶入 銘北野肩衝’をいい気持でながめていた。小さい茶入なのに茶褐色の美しさと偶然できたなだれのおもしろさに視線が釘付けになる。昨年五島美の‘古伊賀’で再会した‘伊賀耳付花入 銘業平’はぐにゃっと変形した形や表面のざらざら感が強い磁力を発している。この伊賀の‘正’に対する‘反’のパワーに接すると病みつきになる。

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