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2024.05.03

ミューズにとどけ追っかけ絵画! ヴァトー

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   ‘シテール島への船出’(1719年頃 シャルロッテンブルク宮殿美)

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   ‘牧人たち‘(1717年頃 シャルロッテンブルク宮殿美)

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   ‘雅な娯しみ’(1717~18年 ベルリン絵画館)

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   ‘イタリア芝居の愛’(1718年頃 ベルリン絵画館)

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   ‘二組の男女’(1713年頃 サンフランシスコ美)

ドイツの美術館巡りを計画するときは心のなかで長く気になっている美術館
がどうしても優先順位が高くなる。そのひとつがベルリンのシャルロッテン
ブルク宮殿美。なぜこの宮殿かというとここにフランスのロココ絵画を代表
する画家、ヴァトー(1684~1721)の代表作‘シテール島への船出’
が飾られているから。

絵の存在を知ったのはだいぶ昔にロココ絵画を連続的にとりあげたNHKの
日曜美術館。ヴァトーは雅宴画という新たなジャンルを創出し、雅な衣装の
人物たちが樹木の生い茂る田園を散策する牧歌的な情景を滑らかな色彩で表
現した。めざすのは恋の島シテール、8組の男女がくりひろげる恋の駆け引
きが画面のそこかしこで繰り広げられている。この絵は二枚描かれルーヴル
にある初めの一枚はお目にかかったが、遠いベルリンの宮殿にあるヴァージ
ョンはまだ縁がない。こちらもやぱりみたい。

手元のヴァトー本によるとシャルロッテンブルク宮殿には‘牧人たち’もあり、
ベルリン絵画館を訪問すると2年前国立新美で開催されたビッグな‘メトロポ
リタン美展’に出品された‘メズタン’と同じようにギター奏者が登場する‘雅な
娯しみ’や‘イタリア芝居の愛’とも遭遇できる。これまでヴァトーを楽しんだ
という思いが強い美術館は数がもっとも多いルーヴルを筆頭に、ロンドンの
ナショナルギャラリー、そしてアメリカのメトロポリタンとワシントン国立
美。ベルリンの美術館もヴァトーコレクションの質が高そう。

アメリカでは西海岸のサンフランシスコにも鑑賞欲を刺激する‘二組の男女’が
ある。流石アメリカ人コレクターはロココ絵画もしっかり集めている。ワシ
ントンにある‘イタリア喜劇の俳優たち’に大変魅了されているが、この絵も
なんとしてもみたい。

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