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2024.05.11

‘画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎’!

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  河鍋暁斎の‘武四郎涅槃図’(重文 1886年 松浦武四郎記念館)

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   ‘地獄極楽めぐり図’(1869~72年 静嘉堂文庫美)

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   ‘野見宿禰図(絵馬)’(1884年 松浦武四郎記念館)

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  雪村の‘壁書図’(重文 室町16世紀 松浦武四郎記念館)

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  周耕の‘猿猴図’(重文 室町16世紀 松浦武四郎記念館)

昨日最初に向かったのは丸の内にある静嘉堂文庫美。世田谷からここに移っ
てきてからははじめてのことなので館内の進み方がぎこちない。現在ここで
‘画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎’(4/13~6/9)が行われている。年初に
立てた‘’気になる展覧会‘には入ってなかったが、河鍋暁斎(1831~89)
のMy図録づくりとタイミングが重なったため、急遽でかけることにした。

新規にお目にかかったのは‘日課天神像’(重文 松浦武四郎記念館)だけで
ほかの絵はこれまであった回顧展(3回)で運よくみることができているの
で、前のめりというほどではない。でも、お目当ての‘武四郎涅槃図’にして
も‘地獄極楽めぐり図’にしても2008年に京博で開催された大回顧展以来
のことなので、暁斎の高い技術に裏付けられた豊かな表現力にあらためて
惹きこまれ時間をかけてじっくりみた。

展示室で最初に出迎えてくれたのが‘地獄極楽めぐり図’。今は京博でお目に
かかった‘賽の河原’など10図がでている。全部で40図あるが会期中展示
替えがあるたびに足を運ぶとコンプリートする。これまで両手くらいみてお
り、今回これに10図が加わった。また来ようかなという気にもなったが、
ミュージアムショップで本物に似せて作られた一冊の折本(5000円)が
あったので購入した。これで極彩色の絵本が楽しめるので、2度目の出動は
なしにした。

事前に美術館のHPで出品作をチェックして驚いたのが探検家で好事家であ
る松浦武四郎(1818~88)が生まれた三重県の松阪市にある記念館が
所蔵するものに重文指定が多いこと。じつはそれらに期待していた。果たし
て、思わず足がとまるいい絵があった。雪村の‘壁書図’と周耕の‘猿猴’。とも
にこれまで回顧展や美術本でお目にかかったことがない。大収穫だった。
まさに‘犬も歩けば棒に当たる’!である。これだから美術館めぐりはやめら
れない。

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