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2024.05.18

ミューズにとどけ追っかけ絵画! ホーマー

Img_20240518225601    ‘八点鐘’(1886年 アディソン・ギャラリー)

Img_0004_20240518225601    ‘海辺の陽光’(1890年 トレド美)

Img_0003_20240518225601    ‘グロセスター湾’(1873年 ネルソン=アトキンス美)

Img_0001_20240518225601    ‘山地を描く画家たち’(1868年 ポートランド美)

Img_0002_20240518225601    ‘仕事に励む農夫’(1865年 メトロポリタン美)

絵画の世界を広めるのに役立つのはやはり美術本。美術館が開催する展覧会
にでかけて本物をみるのが一番楽しいが、その感動は画家や作品の情報が
豊富に入ってくると次の感動へとつながっていく。アメリカの画家、ホーマ
ー(1836~1910)を知ったのは1985年頃購入した‘世界名画の旅’
(朝日新聞)によって。そこに載っていたホーマーの名画は‘八点鏡’。

二人の男と海の一部を描いて海と船の様子を表現するこの絵に大変惹かれた。
以来いつか本物にお目にかかりたいと願ってきたが、まだその時がやって来
ない。ホーマーの主要な絵をこの絵をみたあと情報を集めたが、幸いにも
‘メキシコ湾流’(メトロポリタン)、‘見張り’(ボストン美)、‘ライフライン’
(フィラデルフィア美)などをみることができた。ホーマーはカサットと
同様にシカゴ美やワシントン国立美でもお目にかかったから、アメリカの人
にはよく知られ高く評価された画家であることがわかった。

だから、‘八点鐘’のほかにもみたい絵はいろいろある。ホーマーは波の激しさ
を見事に描く海景画が一番の魅力なので‘海辺の陽光’も外せない。今年1月に
東京都美であった‘ウスター美展’にもこれとよく似た‘冬の海岸’が出品されて
いた。そして、少年が小舟にのってオールを漕いでいる‘グロセスター湾’の
海面に反射する光の情景が目に沁みる。

1860年代の後半に描かれた作品で気になるのが‘山地を描く画家たち’。
3人の画家をこういう風に並べて描くアイデアがおもしろい、ホーマーは日本
の浮世絵に影響をうけているから、人物の配置に浮世絵を参考にしたのかも
しれない。‘仕事に励む農夫’はすぐ絵の中に入っていける。こういう絵は
描けそうで描けない。ホーマーは本当に人物でも自然でも動きの描写が天才
的に上手い!

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