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2024.05.29

ミューズにとどけ追っかけ抽象彫刻・オブジェ!

Img_0001_20240529232101   カルダーの‘サーカス’(1926~31年 ホイットニー美)

Img_0002_20240529232101   イサム・ノグチの‘赤い立方体’(1968年 ニューヨーク)

Img_20240529232101   ニューマンの‘割れたオベリスク’(1969年 ロスコ・チャペル)

Img_0004_20240529232101   シーガルの‘進めー停まれ’(1976年 ホイットニー美)

Img_0003_20240529232201  ティンゲリー・サンファルの‘ストラビンスキーの噴水’(1983年 ポンピドゥー)

これまで数多くみてきた展覧会のなかにはそこに登場したアーティストとし
っかりくついていているものがある。たとえば、1991年池袋のセゾン美
(現在は無い)で開催された‘グッゲンハイム美術館名品展’ではフィラデル
フィア生まれのカルダー(1898~1976)が制作した自由に動く彫刻、
‘モビール’がたくさん飾ってあった。いろいろな動き方をするのはおもしろい
ので時間を忘れてみた。これがきっかけとなってカルダーの作品がとくにア
メリカの美術館では楽しみの一つになった。

そのためモビールは目が慣れているため、今追っかけているのはパブリックアートとカルダーの出世作となった‘サーカス’。針金でつくった人形によりサーカスの興行を表現した作品がパリの芸術家仲間に認められ、‘サーカスのカルダー’として知られるようになった。これを所蔵しているのはホイットニー美なのだが、どういうわけかこの美術館とは相性が悪く、なぜか訪問したときみたという記憶がない。間違った導線を通り見逃したのか、たまたま展示してなかったのか? 事前に必見リストに載せていたジョーンズの‘3つの旗’やオキーフの‘夏の日々’などが1点もみれず全滅だった。未だにその理由がわからない。もうひとつ狙っているシーガル(1924~2000)の‘進めー停まれ’も含めて美術館とのいい関係を構築できるか。不安は払しょくできないが、なんとかしたいという思いが強い。

NYではイサム・ノグチがつくった‘赤い立方体’への関心も高い。高層ビルの谷間に設置されたこの巨大な彫刻はわずか1点で支えられている。あまり接近するとなにかあったとき倒れないかと心配になるが、安全が担保されたパブリックアートをこの目でしかと確認したい。

佐倉にある川村記念美で知ったニューマン(1905~1970)は‘アンナの光’(現在この美術館は所蔵してない)のような赤の色面の上に垂直のジップが何本か引かれる作品を多く描いているが、オブジェも制作している。鑑賞意欲を刺激するのはロスコ・チャペル(テキサス州ヒューストン)の横につくれた池に設置されている‘割れたオベリスク’。ロスコの抽象画とこのオブジェを楽しめたら最高の気分になりそう。

パリのポンピドゥーセンターはこれまで4回訪問したが、館に入るのにいつも前のめり状態のため、美術館の広場にある奇抜な形の噴水や色彩豊かなオブジェを立ちどまってしっかりみたことがない。今はこれを制作したジャン・ティンゲリー(1925~1991)とニキ・ド・サンファル(1930~2002)の作品にも魅了されているので、次回のパリ観光では存分に楽しみたい。

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