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2024.04.19

‘上村松園 松篁 淳之ー文化勲章 三代の系譜’!(1)

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  上村松園の‘鼓の音’(1940年 松伯美)

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   ‘初雪’(1940年頃 大川美)

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   ‘伊勢大輔’(1929年)

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   ‘花がたみ’(1915年 松伯美)

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   ‘羅浮仙女図’(1926年頃)

日本橋高島屋で‘上村松園 松篁 淳之ー文化勲章 三代の系譜’
(4/17~5/6)が開催されるのを知ったのは開幕の前日。ここ数年デ
パートでの展覧会が遠のいているため、情報のアンテナにひっかからずう
っかり見逃すところだった。優しいミューズが教えてくれたのかもしれな
い。急遽、予定していた美術館にこれも加えた。

‘上村松園 松篁 淳之 三代展’は2009年にも同じく日本橋高島屋で
開かれた。また同じ企画でやることになったのは2022年に上村淳之
(あつし 1933~)が文化勲章を受章したから。このめでたいニュー
スが入ってきたとき、また三代展があるなと直感した。果たして松園
(1875~1949)、松篁(しょうこう 1902~2001)、
淳之のよりすぐりの作品が50点くらいずらっと並んだ。こんなすばらし
い日本画の展覧会は滅多にない!この土日は大勢の日本画ファンが押し寄
せることだろう。

女性ではじめて文化勲章を受章した松園はお馴染みの傑作が続々登場する。
全部で24点。そのなかで目を惹くのはチラシに大きく使われている‘鼓の
音’。My‘好きな松園のベスト5’に入れており、安定した三角形の構図、着
物のうっとりする色彩と優雅な意匠、緊張感をみなぎらせて鼓を打つ美し
い手。もう完璧に心に響く美人画である。

ほかにもこれがでているの!と思わず体が寄っていくものがいくつもある。
2度目に対面となった‘初雪’は雪の白と女性の着物の赤が鮮やかなコントラ
ストをつくっている。息を呑んでみていた。まるで源氏物語絵巻をみてい
るよう気分になる‘伊勢大輔’は精緻な描写に目が点になる。この絵は大観の
‘夜桜’などと共にローマで披露されたが、観客は酔いしれたにちがいない。
そして、気がふれた女性を描いた‘花がたみ’やはじめてお目にかかった梅の
精の‘羅浮仙女図’も足をとめて長くみていた。

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