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2024.04.11

ミューズにとどけ追っかけ絵画! ドンゲン シャヴァンヌ

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  ドンゲンの‘黒い帽子の女’(1908年 エルミタージュ美)

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   ‘赤い踊り子’(1907年 エルミタージュ美)

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   ‘スフィンクス’(1925年 パリ市美)

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   ‘道楽者たち’(20世紀初頭 トロワ近美)

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   シャヴァンヌの‘希望’(1872年 ウォルターズ美)

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    ‘聖ジュヌヴィエーヴ’(1898年 パリ パンテオン)

国内にある美術館へ入館すると作品を見終わったあとは大きな美術館では思
い出を残すため、美術館が作成するガイドブックを購入する。一方海外にで
かけたときは、どこの美術館でもガイド本があればミュージアムショップに
寄ってゲットするのがいつもの習慣。これがあると鑑賞した作品で味わった
感動が甦りその余韻に長く浸れるので、重い荷物になったとしても必ず手に
いれることを決めている。しかし、ときどき残念な思いをひきずるものにな
ることがある。

エルミタージュ美で購入したものをみていて、驚いたことがあった。そこに
本籍地オランダ・ロッテルダム、現住所パリのドンゲン(1877~
1968)のとてもいい絵が2点載っていた。竹久夢二が顔の描き方に刺激
を受けたことを容易に想像させる‘黒い帽子の女’と強烈な赤の衣装が目に焼き
つく‘赤い踊り子’がその絵で一目見て大変魅了された。画家ははじめて聞く
キース・ヴァン・ドンゲン?ぐるぐるまわった展示室でみたという実感がな
い。必見リストに入ってないので‘見れど見ず’状態だったのか、それとも展示
されてなかったのか? 惜しいことをしたという思いがずっと続いている。

エルミタージュと同じことがパリ市美でもあった。このときはフランス語版
の図録には載っていなくてほかの美術本で確認したオーラがバリバリでてい
る女性の肖像画‘スフィンクス’を見逃してしまった。これほど存在感のある
女性が記憶から消えることは考えられないから、おそらく飾られてなかった
のだろう。またパリが楽しめたら、リカバリーしたい。ドンゲンはマティス
がはじめた色彩革命フォーヴィスムのメンバーのひとり。強い色彩の力と動
きの描写で画面に引き寄せられる‘道楽者たち’にも大きな関心をよせている。

19世紀フランスを代表する壁画家と知られるシャヴァンヌ(1824~
1898)は壁画の傑作をパリのパンテオンなどでみたことが一度もない。
これまで縁があったのはオルセーやメトロポリタン、ワシントン国立美、
フィラデルフィア美にあるタブローだけ。たとえば有名な‘貧しき漁師’とか
‘夢’(ともにオルセー)、アメリカのボルチモアの美術館が所蔵する‘希望’に
も遭遇したいが、‘眠れるパリを見守る聖ジュヌヴィエーヴをはじめとする
パリの主要な建築物に描かれた壁画の数々をぐるっとまわってみたい。

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