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2024.04.21

‘法然と極楽浄土’(東博)!

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  ‘法然上人像(足曳御影)’(重文 鎌倉13世紀 二尊院)

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 国宝 ‘阿弥陀二十五菩薩来迎図’(鎌倉14世紀 知恩院)

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  ‘地獄極楽図屏風’(重文 鎌倉13~14世紀 金戒光明寺)

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   ‘二河白道図’(重文 鎌倉13世紀 光明寺)

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  狩野一信の‘五百羅漢図 六道地獄’(江戸19世紀 増上寺)

4/16からはじまった東博の‘法然と極楽浄土’(~6/9)は平日にもかか
わらず館内には大勢の人がいた。多くの人の期待の高さがうかがえる。同じ
タイミングで京博では‘雪舟伝説’(4/13~5/26)、奈良博でも‘空海 
KUKAI’(4/13~6/9)と国立の博物館がビッグな特別展で共演すること
になった。

法然(1133~1212)の物語に焦点をあてた宗教関連展は2011年
に同じく東博で‘法然と親鸞 ゆかりの名宝’をみたので、今回は前のめりと
いう感じではない。足を運んだのは修復が終了した‘阿弥陀二十五菩薩来迎図
(早来迎)’と再会するため。お目にかかるのはたしか4回目。前回どこでみ
たかはすぐ思い出せないが、絵の前に立つと大きな感動が腹の底から湧き上
がってきた。一目で画面全体が明るくなったことがわかる。

正方形の画面の左上から阿弥陀が二十五菩薩を率いて斜めの対角線にそって
急角度で降りてくる。このスピード感がすごいので阿弥陀や菩薩たちが乗っ
ている白い雲がまるで飛び散る火の粉のようにみえてくる。また、上手なス
キーヤーが猛烈な勢いで滑空してくる場面も重なる。だから、視線はずっと
金色と白が輝く来迎の光景にはりついていて、右下の邸宅で待つ往生者の存
在感が薄くなるのは仕方がない。

特別な来迎図をみれたのであとはオマケ感覚で気軽にまわった。すでにみて
いるものでも思わず足がとまったのは色彩がよく残っていて夢中にさせる
‘地獄極楽図屏風’、阿弥陀様に励まされて一本の白い道を通り極楽浄土に向
かうという話がおもしろい‘二河白道図’。最後に登場した狩野一信
(1816~1863)の‘五百羅漢’は久しぶりの対面。今回増上寺にある
100幅のうち24幅が展示される。みてのお楽しみ!

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