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2024.04.09

ミューズにとどけ追っかけ絵画! アンソール フレデリック

Img_0003_20240409224301   アンソールの‘キリストのブリュッセル入城’(1888年 J.ポール・ゲティ美)

Img_0005_20240409230101    ‘仮面の中の自画像’(1899年 メナード美)

Img_0002_20240409224301   ‘アトリエの中の静物’(1889年 ノイエ・ピナコテーク)

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フレデリックの‘湖ー澱み’(1897~98年 ベルギー王立美)

Img_0004_20240409224301    

‘朝’(1901年)

19世紀ベルギーの前衛芸術をクノップフとともに先導したのがアンソール
(1860~1949)。これまで回顧展には運よく2度めぐり合った。
美術館はたしかはじめて足を運んだ東京都庭園美(2005年)と損保ジャ
パン東郷青児美(2012年)、そしてベルギーの首都ブリュッセルにある
ベルギー王立美でも2点みたので、仮面や骸骨などをモチーフに強烈な色彩
と戯画チックにデフォルメされたフォルムによって生み出される不気味で
怪奇的な世界に目がだいぶ慣れてきた。

アンソールの代表作である‘キリストのブリュッセル入城’はずいぶん前に知っ
た。なにしろ縦2.58m、横4.31mの大きな画面にキリストの存在感
が薄れてしまうほどの大勢の人間が描かれているから、鑑賞欲を強く刺激す
る。でも、この絵があるのはロサンゼルスのJ.ポールゲティ美。まだLA
やサンフランシスコなど人気の街があるアメリカ西海岸には足を踏み入れたことがないから、美術館が心理的に遠い。質の高いコレクションであることは承知しているが、これまでこの美術館の名品展は一度の遭遇したことがない。おそらく、他館に貸し出さないのが内規になっているのだろう。LA訪問の機運は熟しつつあるから、アンソールとの対面は実現するかもしれない。

愛知県の小牧市にあるメナード美が所蔵する‘仮面の中の自画像’は2012年の回顧展のとき、東京では展示されなかったのでいまだに縁がない。これほどみごたえのあるアンソールが日本にあるのだからなんとかしたい。思いを叶えたいのはミュンヘンのノイエ・ピナコテーク蔵の‘アトリエの中の静物’も同じ。どの絵も赤や黄色、緑、青が強い磁力線を放っておりすごく惹きこまれる。

フレデリック(1856~1940)もブリュッセル生まれのベルギー人。この画家の作品はびっくりするほど多くの人物が画面に詰め込まれているのが特徴。しかも丹念な筆づかいで精緻に描写されいるので、思わず‘うぁー!’と声がでるほど圧倒される。狙っているのは白鳥と裸の幼児たちがいっぱい登場する‘湖ー澱み’。どういうわけかベルギー王立美には2回とも飾ってなかった。そして、‘朝’にも魅了される。

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