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2024.04.03

ミューズにとどけ追っかけ絵画! ホイッスラー サージェント

Img_20240403230101   ホイッスラーの‘黒と金のノクターン:落下する花火’(1875年 デトロイト美)

Img_0001_20240403230101   ‘ピアノ’(1858~59年 タフト美)

Img_0002_20240403230101   ‘リリアン・ウォークス嬢’(1890~91年 フィリップス・コレクション)

Img_0003_20240403230101   サージェントの‘レディ―・アグニュー’(1892~93年 スコットランド国立美)

Img_0004_20240403230201    ‘滝、トロニア邸(1907年 シカゴ美)

好きな美術館は思い出に残る展覧会をみたのがきっかけとなって生まれるこ
とが多い。横浜美の場合、大好きなゴッホ展に巡りあい好感度が一気に高ま
った。そして、この10年のスパンでみると拍手を送りたくなるような画家
の回顧展を2つも開催してくれた。2014年のホイッスラー(1834~
1903)と2016年のメアリー・カサット(1844~1926)。
ともに日本ではじめて開かれる本格的な回顧展だった。

本籍アメリカ、現住所イギリスのロンドンといったイメージのあるホイッスラーとのつきあいは日本で披露されたテート美のコレクションではじまり、そのあとはNYのメトロポリタンやワシントンのフリーア美などに出かけることにより画家の距離を少しずつ縮めていった。そして、仕上げの大イベントが横浜の回顧展。おかげでジャポニスム全開の‘時磁器の国のプリンセス バラ色と銀’(フリーア美)や‘白のシンフォニーNo.2&No.3’とお目にかかることができた。

主要な作品に運よくかなり会えたので満足度は相当高いが、みたい作品はまだまだある。その筆頭が作品の評価をめぐって裁判沙汰にまでなった‘黒と赤のノクターン:落下する花火’。この絵を所蔵しているのはアメリカのデトロイト美。一見すると抽象画風だから,絵の前ではどんな気分になるだろうか。ボストン近郊に生まれ画家だから、アメリカのいろいろな美術館がもっている。気になっているのはシンシナティのタフト美にある‘ピアノ’とワシントンのフィリップス・コレクション蔵の‘リリアン・ウォークス嬢’。

ホイッスラー同様、アメリカ人のサージェント(ボストン生まれ 1856~1925)は肖像画の名手でパリやロンドンの社交界では人気の高い画家だった。日本で回顧展が開かれるのを待ち望んでいるが、まだ実現しない。METとボストン美にいい絵がたくさんあるのでこれらを軸にしたサージェント展を夢見ている。そのとき、スコットランド国立美から‘レデイ―・アグニュー’、シカゴ美から‘滝、トロニア邸’が出品されたら理想的。帆は高く掲げたい。あとはいい風は吹いてくれるようミューズに祈るばかり。

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいております。
2点気になる点があり、コメントさせていただきました。

コンスタブル〈水門を通る舟〉について。
画像の作品は〈水門を通る舟〉ではなく、〈The Leaping Horse〉と思われます。〈水門を通る舟〉は、2014〜15年「ロイヤル・アカデミー展」(東京・八王子に巡回)で来日しています。いづつや様がご覧になりたいのはどちらの作品なのでしょうか。

コンスタブル〈コルオートン・ホールのレノルズ記念碑〉について。2020年の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」にあった作品ではないでしょうか。

以上です。余計なこと申し訳ありません。

投稿: あも | 2024.04.04 09:51

toあもさん
誤りを指摘していただいて有難うございます。
‘水門を通る舟’ではなく‘跳ねる馬’でした。
まったくボケてます。

コンスタブルとのつきあいは2003年森美術
館の開館記念展に出品された‘水門を通る舟’
からはじまりました。そのときロイヤルアカデ
ミーにもう一点‘跳ねる馬’があることを知り、
2010年に出かけたのですが、修復中でみれ
ませんでした。次のロンドン旅行ではなんとか
と思ってます。

そして、‘コルオートン・ホールのレノルズ記
念碑’は2020年のナショナルギャラリー展
でみたのに忘れてました。いつもは手にとる
図録は購入しなかったので、記憶が消えてしま
いました。

投稿: いづつや | 2024.04.04 11:06

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