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2022.01.05

メトロポリタン美 VS ワシントン国立美!(1)

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 カラヴァッジョの‘音楽家たち’(1597年 メトロポリタン美)

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 カラヴァッジョの‘聖家族’(16世紀 メトロポリタン美)

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 メトロポリタンのラ・トゥール展示

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 ラ・トゥールの‘二つの炎のあるマグダラのマリア’(17世紀 MET)

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ラ・トゥールの‘鏡の前のマグダラのマリア’(17世紀 ワシントンナショナルギャラリー)

アメリカの美術館で古典絵画から現代アートまで一通りみれるのはNYの
メトロポリタン美、ワシントンのナショナルギャラリー、ボストン美、シカ
ゴ美、フィラデルフィア美。運よくこのビッグ5を全部訪問できたことは
生涯の想い出である。では、このうち2つに無料で招待すると言われたら
どこにするか、返事はすぐできる。メトロポリタンとナショナルギャラリー。
その理由は印象派や近現代アートならどこもいい作品が揃っているのでどこ
にしてもいいのだが、METとナショナルギャラリーには印象派より前の
ルネサンスやバロック絵画などが群を抜いていいのが揃っているから。

そのメトロポリタンのお宝絵画が2/9から国立新美で披露される。とくに
嬉しいのがカラヴァッジョ(1571~1610)の‘音楽家たち’とラ・ト
ゥール(1593~1652)の‘女占い師’が一緒に展示されること。これ
はすばらしい企画!海外の美術館をまわるときはどの絵をみたかをできる
だけ記録しているが、2008年、2013年、2015年のMET訪問
で2点が揃ってみれたのは2015年だけ。

METはラ・トゥールは今回やって来る‘女占い師’と‘二つの炎のあるマグダ
ラのマリア’の2点を所蔵しているが、どういわけか08年も13年も‘マグ
ダラのマリア’1点しか展示されていなかった。だから、1990年にはじめ
て会って大変魅了された‘女占い師’と再会できたのは25年ぶりのことだった。
そして、この絵とは翌年の2016年にもプラド美で行われた大ラ・トゥー
ル展でもみた。横に並んでいたのはルーヴルとフォートワースのキンベル美
にある‘ダイヤ・クラブのエースを持ついかさま師’。圧巻の3点展示に大感激
だった!

METにあるカラヴァッジョは4点、今回登場する‘音楽家たち’、‘リュート弾
き’、‘聖家族’、‘聖ペテロの否認’。‘音楽家たち’は2010年ローマで開催さ
れたカラヴァッジョ展にも出品された。若者の頬のピンク色と衣裳の白の輝
きが忘れられない。ワシントン・ナショナルギャラリーには残念ながらカラ
ヴァッジョはないが、ラ・トゥールは4点ある‘マグダラのマリア’のひとつ
‘鏡の前のマグダラのマリア’を所蔵している。これはプラドの回顧展にLA
のカウンティ・ミュージアム蔵の‘ゆれる炎のあるマグダラのマリア’と一緒
に飾られた。

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