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2022.01.16

メトロポリタン美 VS ワシントン国立美!(12)

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 ルノワールの‘じょうろを持つ少女’(1876年 ワシントンナショナルギャラリー)

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 ‘ルグラン嬢の肖像’(1875年 ワシントンナショナルギャラリー)

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 ‘シャルパンティエ夫人と子どもたち’(1878年 メトロポリタン美)

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  ‘ピアノの前の少女たち’(1892年 メトロポリタン美)

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  ‘シャトゥ―の漕ぎ手たち’(1879年 ワシントンナショナルギャラリー)

1990年ワシントンにはじめて行ったときは美術館はナショナルギャラリ
ーしか回らなかった。当時はまだ絵画にどっぷりつかってはおらず、旅行の
ガイドブックに載っている情報しかなかったので、この美術館のコレクショ
ンがどれほどスゴイものかはよくわからなかった。時が流れて、アメリカの
美術館巡りを本格的にスタートさせた2008年からナショナルギャラリー
が誇る名画の数々が心に沁み込んでいくことになる。

ルノワール(1841~1919)の絵で当時手元にあった‘週刊世界の美術
館 ワシントンナショナルギャラリー’に紹介されていたのが‘じょうろを持つ
少女’だった。だから、この絵を必見リストの最上位にメモしていた。じっと
みていたら、ブリジストンにある足を組んだポーズが愛らしい‘ジョㇽジェッ
ト・シャルパンティエ嬢’がかぶってきた。ほかにも‘アルジェの女’や大作の‘デ
ィアナ’や‘踊り子’などともお目にかかったが、インパクトのあるこの女の子
に完全に食われてしまった。次に惹かれたのが‘ルグラン嬢の肖像’、まだ少女
なのに品があり大人の女性の雰囲気があるので思わず足がとまった。この絵
は確か日本にやって来たような記憶があるが、当たっている?

メトロポリタンにあるルノワールは2008年の訪問では9点だった(ナシ
ョナルギャラリーは5点)。画集に必ず載っているのが‘シャルパンティエ夫
人と子どもたち’。日本風の居間のソファに腰かけている夫人はぱっとみると
おばあちゃんにみえる。このイメージが今も変わらない。だから、可愛い二人
の子どもが孫にみえて仕方がない。手前の犬の上に腰かけているのがお姉ちゃ
んで、奥の子は実は弟。ルノワールの時代、好い家では男の子に女の子の恰好
をさせていた。

‘ピアノの前の少女たち’は2015年のとき大変魅了された。この主題には
もう2点の別ヴァージョンがオルセーとオランジュリーにあるが、この絵が
一番良く映るのである。色彩が輝いており部屋の中の光源のような感じだっ
た。この絵はロバート・レイマンのコレクションだが、同じコレクションの
‘座っている浴女’にもぞっこん参っている。

‘シャトゥ―の漕ぎ手たち’は風景画の主要作品のひとつで、日曜日にする舟遊
びの楽しみが動きのある構図や人々の表情からよく伝わってくる。ナショナル
ギャラりーにはもう一点パリで一番賑やかな橋を描いた‘ポン=ヌフ橋’がある。
これもなかなかいい。

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