ベートーヴェン‘第九’!
サイモン・ラトルのベートーヴェン‘第九’(ロンドン交響楽団)
昨年から年末にベートーヴェン‘第九’を聴いている。以前は仕事仲間で合唱を
やっている人が暮れになると皆と一緒に‘歓喜の歌’を歌っているのを横目で
みているだけだったが、NHKがここ数年一流交響楽団のいい演奏を聴かせ
てくれるので世の中の恒例イベントに合わせて感動する気持になった。今年
聴いたのはお気に入りのサイモン・ラトルがロンドン交響楽団を指揮したも
の(2020年)。
ラトルはベートーヴェンが得意で長く指揮していたベルリンフィルが演奏し
た‘第五番’をよく聴いている。今はクラシックに多くの時間をさくことはない
が、前は有名な作曲家のものはだいたい聴いた。また、オペラもTV放送を
ビデオ録画したから人気のあるものはだいたい揃ている。今、ときどき
You Tubeで聴いているベートーヴェンは‘ピアノ協奏曲第五番(皇帝)’。
ピアニストは名手ポリーニ。聴くたびに感動している。だから、ベートーヴ
ェンだったら、‘皇帝’を軸にして‘第五(運命)’と‘第九’の3曲が定番になり
ほかの曲は関心が薄くなった。
クラシックの感じ方は年齢とともに変わってきた。若い頃はマーラー一本や
りだったのが、モーツァルトが加わり、さらにベートーヴェンの‘運命’に激し
く引き寄せられ、‘皇帝’の美しいメロディラインに癒され、‘第九’の第四楽章
の大合唱の壮麗なハーモニーに心を震わせる。クラシックに乾杯!である。
今年も拙ブログにおつきあいいただきありがとうございます。
皆様良いお年をお迎え下さい。
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