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2021.02.04

美術館に乾杯! 宇都宮美術館

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        マグリットの‘大家族’(1963年)

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     シャガールの‘青い恋人たち’(1948~53年)

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           クレーの‘上昇’(1925年)

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     高橋由一の‘中州月夜の図’(1878年)

千葉の川村記念美へ行くときは絵画のほかにもうひとつ楽しみがある。それ
はJR佐倉駅の近くにある人気の定食屋の特大エビフライ。しばらくご無沙
汰しているのでそろそろ4度目のエビフライにありつきたい。地域々に美味
しい食べ物があるが、宇都宮といえば餃子が有名。でも、この餃子がダメな
のである。だから、横浜からJRに乗り大遠征したのに楽しみは宇都宮美
だけだった。

宇都宮駅からバスで20分くらいで着く美術館は市の中心から5㎞離れた緑
豊かな芸術公園のなかにある。6年くらい前、ここでクリムト展があったの
で意を決して出かけた。企画展をみたあと平常展をのぞいてみたらありまし
た、ありました。最も有名な絵が。マグリット(1898~1967)の
‘大家族’。この絵は日本にあるシュルレアリスム絵画のなかで一番価値が高い
ものかもしれない。その証拠に手元にあるTASCHEN本に堂々と載って
いる。だから、大原にあるゴーギャンの傑作‘かぐわしき大地’のようなもの。
本当にすばらしい!

最近はシャガール(1887~1985)やミロ(1893~1983)の
展覧会がなく残念な思いを募らせている。2007年、宇都宮美、千葉市美、
三重県美でシャガール展が開催された。千葉でみたのだが、宇都宮美が所蔵
する‘青い恋人たち’など3点の油彩とお目にかかった。図録の表紙に使われた
のがこの絵なので深い青が目に焼きついている。

クレー(1883~1940)やカンディンスキー(1866~1944)
についても見る機会がなくなっている。クレーは10年前東近美の回顧展
が最後だから、かなり間隔があいている。このとき出品されたのが‘上昇’。
洋画の父、高橋由一(1828~1894)の‘中州月夜の図’で描かれている
のは隅田川河口付近の月見の名所となっている浜町から日本橋一帯でとらえ
た月夜の光景。月の光が川面に反射する様が強く印象に残る。

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