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2021.02.06

美術館に乾杯! 竹久夢二伊香保記念館

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           ‘黒船屋’(1919年)

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           ‘五月之朝’(1932年)

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     ‘榛名山賦’(1931年)

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      ‘江戸呉服橋之図’(1914年)

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        ‘セノオ楽譜 マダムバタフライ’(1924年)

わが家の図録コレクションのなかで横山大観、棟方志功と並んで多いのが
竹久夢二(1884~1934)。夢二は女性に人気があるからデパートで
は回顧展が定期的におこなわれる。2004年日本橋高島屋であったのは
岡山の夢二郷土美と群馬の竹久夢二伊香保記念館による豪華なコラボ展。
でも、伊香保からは有名な絵2点は披露されなかった。

それは夢二式美人の代名詞になっている‘黒船屋’とこの絵の13年後に描か
れた‘五月之朝’。この2点は館の方針として他館に貸し出さないことになっ
ている。そのため事前に予約を取って2度伊香保温泉までクルマを走らせた。
‘黒船屋’が特別公開されるのは毎年秋の9/10~23、‘五月之朝’のほうは春
5月。専用の蔵座敷でご対面するのだが、これが感激の極み。生涯の思い出
である。夢二がお好きな方は是非伊香保へ。

‘榛名山賦’は岡山にある‘立田姫’とペアで1931年(昭和6)に描かれたも
ので、春の女神を象徴的に表現している。この年の1年前、夢二は理想郷と
しての‘榛名山美術研究所’の建設を宣言し、榛名湖畔にアトリエをつくってい
る。だが、美術研究所は実現せず夢に終わった。

大正時代初期の作品‘江戸呉服橋之図’は別れた妻たまきが日本橋に開店した
絵草紙店‘港屋’のために描かれたもので116㎝四方の大作。構図がいいため
描き込まれた大川べりの蔵などがビジーな感じがせず隅から隅までみてしま
う。色彩的には緑と黒の対比が目を惹く。

夢二は絵画だけでなくグラフィックデザイナーとしても卓越した才能を発揮
しており、セノオ楽譜の表紙の原画をたくさんてがけた。お気に入りのひと
つが蝶々さんオペラの‘マダムバタフライ’。ほかにも魅了されるものがいくつ
も飾ってある。

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