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2021.02.15

美術館に乾杯! 山形美術館 その一

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     クールベの‘ジョーの肖像’(1872年)

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        マネの‘イザベル・ルモニエ嬢の肖像’(1879年)

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     ルノワールの‘幼年期’(1891年)

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     モネの‘睡蓮’(1906年)

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     シスレーの‘モレ=シュル=ロアン’(1888年)

山形県は東北6県のなかで唯一県立の名前がついた美術館がない。県庁所在
地の山形市にあるのは山形美術館。でも、びっくりするほど質の高い西洋絵
画が揃っている。名画はあるところにはある。美術館を訪問してわかったの
だが、これらは吉野石膏(株)のコレクションが寄託されたものだった。

クールベ(1819~1877)の‘ジョーの肖像 美しいアイルランド女性’
は思い入れの強い作品。2007年の秋、パリのグランパレで開かれた
大クールベ展に運よく巡り合わせ、この絵の別ヴァージョン2点(メトロポ
リタン美とスコットランド国立美)に遭遇した。3点ある絵のひとつが日本
の山形にあるのだからたいしたもの。

さらにいい肖像画が続く。マネ(1823~1883)の‘イザベル・ルモニ
エ嬢の肖像’とルノワール(1841~1919)の‘幼年期’。国内の美術館
でみられるマネの油彩でお気に入りは東京富士美にある‘散歩’とここにある
イザベル嬢。そして、‘幼年期’に描かれた可愛い女の子にも和む。ルノワール
はもう一点あるが、こちらの軍配が上がる。

山形美のモネ(1840~1926)は‘ヴェルノンの教会の眺め’と連作‘睡蓮’
シリーズの一枚。モネの睡蓮はどこの美術館もこぞって集めたので海外の美術
館が所蔵している作品をもってこなくても立派な睡蓮展が実施できる。ここ
にある睡蓮と同じよう構成で心を打つのをざっとあげてみると、ポーラ、大原、
MOA,ア―ティゾン、アサヒビール 東京富士、、すばらしい!

シスレー(1839~1899)の風景画はモネと較べるとヴァリエーション
が少ないので、何度もみているとちょっと飽きてくることがある。そのため、
ぐっとくるものついては深く印象に残る。ここには2点あるが、‘モレ=シュル
=ロアン’に魅了されている。絵の良さというのは作品が数多く並ぶと確認で
きる。2013年、東京富士美で行われた印象派展に内外の美術館から集結し
たシスレー、ピサロのなかでこの絵は輝いていた。

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