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2021.01.13

美術館に乾杯! DIC川村記念美術館 その二

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        モネの‘睡蓮の池’(1907年)

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      ルノワールの‘水浴する女’(1891年)

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         キスリングの‘姉妹’(1950年)

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      藤田嗣治の‘アンナ・ド・ノアイユの肖像’(1926年)

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     マグリットの‘冒険の衣服’(1926年)

日本の美術館で人気のある展覧会はなんといっても印象派やポスト印象派に
スポットをあてたもの。そのなかで回数の多さが目立つのはモネ(1840
~1926)とゴッホ。昨年は上野の森美でゴッホ展があったし、2015
年には東京都美でマルモッタン美が所蔵しているモネがどどっと公開された。
これまであったモネ展はほとんど出かけているので日本の美術館や個人が
もっているモネの風景画や睡蓮はおおよそ頭に入っている。

例えば、1907年に描かれた‘睡蓮の池’は川村だけでなく画面の構成がだい
たい同じ作品がもう3点あり、そのひとつをアーティゾン美がもっている。
とにかく日本にはモネがたくさんある。一方、ルノワールについてはモネほ
ど回顧展に遭遇しないが、2010年と2016年にこれをみたらもうルノ
ワールは済みマークをつけてもいいと思わせるほどの充実したラインナップ
だった。2010年のときは日本の美術館にあるルノワールの多くが勢ぞろ
いし、ルノワールファンの目を楽しませてくれた。川村から出品された‘水浴
する女’はとても魅了される一枚。

エコール・ド・パリ派のキスリング(1891~1953)の‘姉妹’とわれら
の藤田嗣治(1886~1968)の‘アンナ・ド・ノアイユの肖像’の絵の前
ではいつも足をとめてじっくりみてしまう。藤田の作品は回顧展が日本で解禁
になる2006年以前はお目にかかる機会はごく限られていた。だから、佐倉
まで遠出し藤田の絵をみることはちっとした‘事件’だった。2018年東京都美
で開催された回顧展で再会したときは最初の出会いを思い出していた。

横浜美でダリの大作(3画面)に感激するように川村にあるマグリット
(1898~1967)の‘冒険の衣服’、いつものようにハッとさせられるシュ
ールな一枚。上にウミガメがすぐわかるがそのすぐ下でヴェールを被った女性
が横たわっている。絵のタイトルをみると‘冒険の衣服’、ウミガメのいる世界へ
やって来たことが冒険?でも、それと衣服がどう関係するの?半分わかって
半分は謎のまま、とんでいるお品書きをみる感覚と似ている。

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