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2020.11.27

美術館に乾杯! 平木浮世絵財団 その二

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         喜多川歌麿の‘庭中の涼み’(1788~90年)

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         歌川国芳の‘禽獣図会 獅子’(1839~41年)

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    伊藤若冲の‘花鳥版画 雪竹に錦鶏図’(1771年)

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    伊藤若冲の‘花鳥版画 薔薇に鸚哥図’(1771年)

浮世絵関連の図録が数多くあるので2年前から大整理をしており、8割方で
きあがった。いろんなところに分散している美人画や役者絵、風景画を絵師
ごとに図録に作品を積み重ねていくとダブりのないMy図録が完成する。
図録の数が一番多いのは喜多川歌麿(1753~1806)で5冊もある。

国内の浮世絵コレクションだけでなく海外の美術館から里帰りしたものなど
をずらっと集めると歌麿は一体全部で何枚描いたのか?というほどいろいろ
な美人画がでてくる。内外問わずどこの美術館もほかにはない歌麿があると
おおいに胸をはりたくなるだろう。平木コレクションの‘庭中の涼み’はほかで
はみないもの。鳥居清長にも女性に混じって男性が登場するが歌麿ほど男女
はくだけてない。だから、同じみるなら歌麿の方がおもしろい。

歌川国芳(1797~1861)は2週間前ようやく2回目の編集が終了し
た。全部で3冊。なにか大仕事をしたような感じ。こういう作業は意外に手
間取るもので何度もみているのに同じ絵あることに気がつかない。それは摺
りの状態が違い色が変わっているため。よくみると同じ絵じゃないか!とい
うのはたびたびでてくる。でも、ほかとは絵柄がちがうものはヴァリエーシ
ョンのひとつとして存在感を増していく。‘禽獣図会 獅子’は貴重な絵。
国芳はこんな獅子の子落しの絵を描いていたとは!

伊藤若冲(1716~1800)の‘花鳥版画’(6点)を全部みるのにだい
ぶ時間がかかった。絵の存在を知ってからみたくてしょうがなかったが、その
機会がなかなか訪れなかった。ららぽーと豊洲にUKIYO-e TOKYOができこれ
は運がむいてきたと思ったが、そうは問屋が卸さない。‘美術館はいい絵は
簡単にはみせてくれない’の法則がきいているのである、そうこうしてい
るうちに若冲展が連続で開催されたので思いの丈が叶えられ、‘雪竹に錦鶏図’
や‘薔薇に鸚哥図’が目の中に入った。みるたびに200%KOされている。

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