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2020.11.22

美術館に乾杯! 横山大観記念館

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    横山大観の‘霊峰飛鶴’(1953年)

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    横山大観の‘四時山水’(部分 1947年)

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    冨田渓仙の‘祗園夜桜’(1921年)

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    菱田春草の‘秋の夜美人’(1902年)

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    小川芋銭の‘蓬莱山’(1928年)

ヨーロッパやアメリカにある邸宅美術館へでかけると、例えばNYのフリッ
ク美では大きな美術館とはちがうこじんまりした展示室でくつろいだ気分
で名画や調度品を楽しめる。日本でも画家の住んでいた屋敷が○○記念館
となって公開されているところへいくと同じことがおこる。上野の不忍池
のそばにある横山大観記念館もそんな美術館。

これまで3回くらい足を運んだことがあるが、ここで忘れられない作品が
‘霊峰飛鶴’。横山大観(1868~1958)が数多く描いた富士山のなか
では一番気に入っている。富士を背景に鶴の群れが飛んでいくという着想
は奇才長澤芦雪にもみられるが、大観の鶴の飛ばせ方はじつにオーソドック
スでまさに吉祥画。そして、大観が80歳になったのを機に描いた絵巻
‘四時山水’に遭遇したのも大きな収穫。紅葉がきれいな今この絵をみると
心が相当ハイになるにちがいない。

冨田渓仙(1879~1936)の‘祗園夜桜’は大観の傑作‘夜桜’につなが
る作品。現在はこういう篝火をたいて夜桜をみるということはないので、
この幻想的な桜イベントの現場にタイムスリップしたくなる。夜つながり
で菱田春草(1874~1911)の‘秋の夜美人’にも思わず足がとまる。

同じ茨城県出身の小川芋銭(1868~1938)は大観と同い年。大観
は独学で日本画を学んだ芋銭を高く評価しており、1917年芋銭は日本
美術院の同人になった。記念館にも‘蓬莱山’などが飾ってある。

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