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2020.11.10

美術館に乾杯! 日本芸術院 その一

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    川合玉堂の‘宿雪’(1934年)

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    竹内栖鳳の‘雄飛報國の秋’(1937年)

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    上村松篁の‘樹下幽禽’(1966年)

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      山口華楊の‘白い馬’(1952年)

コロナ禍の影響で今年は上野へでかけることがめっきり減った。東京都美は
なく東博の‘出雲と大和展’と西洋美の‘ロンドンナショナルギャラリー展’、
上野の森美の‘ゴッホ展’をみただけ。東博の‘桃山展’はみている作品が多いの
でパスすることにした。上野にはもうふたつ美術スポットがある。東京芸大
美と上野の森美の隣にある日本芸術院。日本芸術院は時間があれば足をのば
し日本画が公開されている(常時ではない、無料)ときは入館することにし
ている。

長く日本画をみているので日本芸術院がどんな名画を所蔵しているかはおお
よそ頭に入っている。川合玉堂(1873~1957)の‘宿雪’は2回遭遇し
た回顧展にいずれも出品された。切り立った断崖の描写には度肝を抜かれた。
この雪どけ水が落下する厳しい自然の光景をどこからみればいいのだろう。
立ち位置がなくちょっと不安になる。最近風景の撮影によく使われるドロー
ンが最接近して撮った映像をみている感じ。

2013年に東近美で開催された竹内栖鳳(1864~1942)の大回顧
展でお目にかかったのが‘雄飛報國の秋’。この鷲は置物彫刻を連想させる。
立体的な鷲の姿にして背景には馬鹿デカい太陽。なんだか、正月の気分。
ところで、来年の元旦はどんなすごしかたになるのだろうか。恒例の神社
参拝にでかけないことは決まっているのだが。

鳥を描いたいい絵がまだある。上村松篁(1902~2001)の‘樹下幽禽’
は見栄えのする見事な花鳥画。桃の並べ方と三羽の鳥の配置が絶妙なので
すっと画面のなかに入っていける。鳥の観察は毎日行っているから松篁の目に
は鳥の動きや飛ぶ様子が瞬間的にとらえられるのかもしれない。山口華楊
(1899~1984)は動物画の名手。‘白い馬’は神の化身のようで夢ロマ
ン的な作品。

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