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2020.11.24

美術館に乾杯! 東京富士美術館 その二

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     川合玉堂の‘朝雪’(1952年)

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     上村松園の‘菊寿’(1939年)

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     鏑木清方の‘春宵’(1935年)

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       福田平八郎の‘春光’(1942年)

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     堂本印象の‘パリの小路’(1953年)

川合玉堂(1873~1957)には水車を描いた作品が何点かあり、‘朝雪’
は冬の水車の光景。今、地方の農村や山里を旅して実際に使われている水車
に遭遇することがあるだろうか。以前広島にいたとき岡山県の北部で観光名
所となっている大きな水車に出会ったが、生活用のものだとかなり山奥まで
行かないと目にすることはできない?それとも、もう残っていない?

富士美は上村松園(1875~1949)と鏑木清方(1878~1972)
のとてもいい美人画を所蔵していることで知られている。‘菊寿’は松園展の欠
かせないピースで図録に何度も登場する。ここ数年足が遠ざかっている鎌倉の
鏑木清方記念美でミニ清方展が10数年前、定期的に開催され、ほかの美術館
がもっている作品が集まった。‘春宵’はそのとき見惚れた絵。富士美蔵のもの
は数回に分けて7点くらい展示された。これでこの美術館は赤丸つきになった。

福田平八郎(1892~1974)のカラフルな花鳥画‘春光’は記憶をたどれ
ば、どこかの美術館で開かれた‘富士美蔵日本画名品展’でみたのかもしれない。
図録を整理し平八郎展のものに集約して張り付けたのだから、強く印象づけら
れた作品であることはまちがいない。2回体験した回顧展に出品されなかった
ので余計に思い入れがある。

堂本印象(1891~1975)の‘パリの小路’は日本画家の作品とは思えな
い絵。ここには藤田嗣治とも佐伯祐三ともちがうパリの街並みがある。おも
しろいことに甥っ子の堂本尚郎(1928~2013)も1951年に‘蔦のあ
る白い家’という似たような風景画を描いている。

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