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2020.11.23

美術館に乾杯! 東京富士美術館 その一

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         池大雅の‘渓上高隠図’(19世紀)

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    鈴木其一の‘萩月図襖’(19世紀)

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         橋本雅邦の‘三保松原図’(1902年)

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     横山大観の‘聳砂丘’(1956年)

八王子にある東京富士美へは2度出かけた。国道16号線をどんどん中央
自動車にむかって北上したが、2時間くらいかかったような記憶がある。
でも、今は東名の横浜町田ICのところの渋滞が解消されたから30分くら
い早く着くかもしれない。思い出深い展覧会は2013年のちょうど今頃
みた‘光の賛歌 印象派展’。目玉の絵画、ルノワールの‘ブージヴァルの
ダンス’(ボストン美)の効果もあり大賑わいだった。

ここの所蔵作品はモネやターナーなどの西洋絵画が多いという印象がある
が、どっこい日本画もいいのが揃っている。江戸絵画では池大雅
(1723~1776)が妻の玉瀾の絵と対になった‘渓上高隠図’がある。
どこかであった企画展に展示されたときは富士美は大雅ももっているのか、
と感心した。

琳派が好きな人なら鈴木其一(1796~1858)の‘萩月図襖’と‘風神
雷神図’にはすぐ反応するだろう。富士美の存在を知ったのはかなり前行わ
れた琳派展で琴線にふれる萩と月の絵をみたとき。隣りの方もこの絵がお
気に入りである。

明治以降に描かれた日本画のコレクションも充実している。橋本雅邦
(1835~1908)の‘三保松原図’はかなり横に傾いている松の木々の
お陰で雄大な富士の安定感がより強く感じられる。これに対し、横山大観
(1868~1958)の‘聳砂丘’は冠雪の富士、濃い墨で表現された松原、
手前のうねる海原が夫々存在感があり響き合っている。

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