« 美術館に乾杯! 畠山記念館 その五 | トップページ | 美術館に乾杯! 出光美術館 その二 »

2020.10.13

美術館に乾杯! 出光美術館 その一

Img_20201013224001

Img_0001_20201013224101
    国宝‘伴大納言絵巻’(平安時代・12世紀)

Img_0005_20201013224101
    雪舟の‘溌墨山水図’(室町時代・15世紀)

Img_0003_20201013224101
    長谷川等伯の‘竹鶴図屏風’(桃山時代・16世紀)

Img_0004_20201013224101
    海北友松の‘扇面貼付屏風’(桃山時代・16世紀)

帝国劇場の隣にある出光美へはよくでかけた。美術品が展示されているのは
ビルのワンフロア―だけなのでスペース的にはあまり広くなく急いでいる
ときは10分で終わることもある。でも、そこに飾られている絵画ややきも
のなどはどの企画展でも質の高いものが多い。親しい友人がこの会社に勤め
ていたので昔から特別な美術館として心に刻まれている。

出光の誇るお宝中のお宝は国宝に指定されている‘伴大納言絵巻’。緊張感に
つつまれるのが朱雀門を通り抜けて火事場に駆けつける民衆の場面(上)と
燃え上がる応天門(下)が描かれている上巻。火事がおきるといつの時代
でも人々は大パニックに陥る。火災がおきたのは866年3月10日の夜。
消化の環境が整備されてなかった当時は火が出たら終わり。紅蓮の炎が恐ろ
しいほどリアルに表現された絵画はほかにみたことがない。この絵との出会
いはエポック的な鑑賞体験。またみてみたい。

画聖・雪舟(1429~1506)の絵を所蔵しているというのは美術館に
とっては胸をはれること。ここには拙宗と名乗っていた頃描いた達磨図を含
めて3点ある。‘溌墨山水図’は岩々を墨の濃淡でざざっと力強く描いたという
印象が強い作品。

長谷川等伯(1539~1610)の作品が東京でみられるところですぐ
思いつくのは‘松林図’が定期的に公開される東博と出光。以前ミニ長谷川等伯
展を体験したが‘竹鶴図屏風’や‘竹虎図屏風’などにお目にかかった。最近ご無
沙汰しているが、等伯の展示はどうなっているのだろうか。また、等伯と同
じ桃山時代を生きた海北友松(1533~1615)の‘扇面貼付屏風’にも
魅了される。     

|

« 美術館に乾杯! 畠山記念館 その五 | トップページ | 美術館に乾杯! 出光美術館 その二 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 畠山記念館 その五 | トップページ | 美術館に乾杯! 出光美術館 その二 »