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2020.09.05

Anytime アート・パラダイス! ホッパー ロンリーウーマン

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    ‘ニューヨークの映画館’(1939年 MoMA)

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    ‘午前11時’(1926年 ハーシュホーン美)

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  ‘ホテルの部屋’(1931年 テイッセン・ボルネミッサ美)

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     ‘ブルックリンの部屋’(1932年 ボストン美)

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    ‘西部のモーテル’(1957年 イェール大美)

ニューヨークではじめてMoMAへ行ったときホッパー(1882~1967)
は‘ガソリンスタンド’の印象が強くてもう一つの‘ニューヨークの映画館’はよく
覚えてない。映画館という設定のため画面全体が暗く‘見れど見ず‘’の状態だっ
たのだろう。はっきり認識したのは2度目以降のこと。通路の光に照らし出さ
れている若い金髪の女性は案内係。視線を下に落とし物思いに沈んでいる
様子。マネの‘フォリー=ベルジェールの酒場’に描かれているバーの女給の
イメージと重なる。

ホッパーは旅好きだからホテルの部屋がよくでてくる。その室内情景が女性
の淋しさで染まっているのがワシントンのハーシュホーン美が所蔵する‘午前
11時’とマドリードにあるテイッセン・ボルネミッサ美の自慢のコレクション
である‘ホテルの部屋’。二人の顔ははっきり見えないが、なにか満たされない
ことがあり刹那的な心持ちになっている感じ。こういうときは遠くからみて
いるほかない。‘午前11時’の裸婦のモデルをつとめているのはホッパーの妻。

‘ブルックリンの部屋’も初回のボストン美ではかすりもしなかった。ミレー、
モネ、ゴッホ、ゴーギャンらに夢中で鑑賞のエネルギーはホッパーまで残っ
ていなかった。ミュージアムショップで購入した図録に載っているのをみて
次回は要必見のマークをつけた。この椅子に座っいる女性も顔をみせない。
大きな窓のむこうに外の建物のてっぺんが描かれ部屋には夕陽がさしこんで
いる。部屋と周囲を含めた解放的な空間で描かれる女性には一人感人がすご
くでている。孤独感のほかに感じようがない。

‘西部のモーテル’でこちらを向いている女性はだいぶ張りつめている様子。
大きな旅行バッグが二つあるのは一人で長旅をしているためなのか。
アメリカに住んだことがないので西部のイメージがつかめない。モーテルの
窓がやけに大きいが、実際こういう構造になっている?

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