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2020.09.25

西洋美の‘ロンドン・ナショナル・ギャラリー展’!(1)

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      ゴッホの‘ひまわり’(1888年)

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    モネの‘睡蓮の池’(1899年)

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     ルノワールの‘劇場にて’(1877年)

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    ゴーギャンの‘花瓶の花’(1896年)

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    コローの‘西方より望むアヴィニョン’(1836年)

開幕が新型コロナ感染の影響で3ヶ月遅れた‘ロンドン・ナショナル・ギャラ
リー展’(西洋美)をみてきた。当初は3/3から約3ヶ月の大興行の予定だっ
たが、仕切り直し(6/18再スタート)の展示では10/18までと1ヶ月
長く飾られることになった。コロナ禍で海外旅行ができない状況なので、
ロンドン・ナショナル・ギャラリーが世界に誇る西洋絵画の傑作の数々を
日本でみられるのは貴重な鑑賞体験である。太っ腹のロンドン・ナショナル
・ギャラリーに感謝!

この展覧会のお目当ては何といってもゴッホ(1853~1890)の‘ひま
わり’、展示の導線の最後となる‘イギリスにおけるフランス近代美術の受容’
のコーナーにデーンと飾られている。ロンドンは若い頃2ヶ月くらい滞在し
たことがあり‘ひまわり’との縁は深いが前回みたのは10年前のこと。何度
みてもゴッホの‘イエローパワー’に200%魅了される。日本で再会できた
幸せをかみしめている。

今回出品されているのは61点、スポットが当てられているのはイタリア・
ルネサンス、オランダ絵画、ヴァン・ダイクらイギリス肖像画、カナレット
らの海洋画、スペイン絵画、そしてフランス近代絵画。この美術館はメト
ロポリタンやエルミタージュと同じように西洋絵画の古典から近代まで何
でも揃っているから、どんな切り口でも立派な企画展がつくれる。

この美術館は‘ナショナル・ギャラリー コンパニオンガイド’(1994年
発行)という優れもの図録をつくっているが、ここに掲載されている200
点あまりの作品のうち14点が今回の出品作に含まれている。フランス近代
絵画では‘ひまわり’とモネ(1840~1926)の‘睡蓮の池’、そしてゴー
ギャン(1848~1903)の‘花瓶の花’が載っている。

ルノワール(1841~1919)の‘劇場にて(はじめてのお出かけ)’は
お気に入りの絵。カサット(1844~1926)が1年後に描いた‘桟敷
席にて’は構図がよく似ているから、この絵を意識したのかもしれない。
コロー(1796~1903)の‘西方より望むアヴィニョン’はあまり大き
くない風景画だが、日差しの強い光景に思わず足がとまった。

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