« 美術館に乾杯! フジヤマミュージアム | トップページ | 美術館に乾杯! 大倉集古館 その二 »

2020.09.15

美術館に乾杯! 大倉集古館 その一

Img_20200915223801

Img_0001_20200915223901

Img_0002_20200915223901
    横山大観の‘夜桜’(1929年)

Img_0003_20200915223901
     小林古径の‘木菟’(1929年)

Img_0006_20200915223901
       川合玉堂の‘秋山懸瀑’(1929年)

日曜美術館は最近は熱心に見なくなったのだが、モネとマティスをコラボ
させるユニークな企画が紹介されたので久しぶりにみた。そして、ついで
だからアートシーンもチャンネルを変えなかった。これがよかった。2つ
の展覧会情報にヒットした。ひとつは大倉集古館で開催されているローマ
開催日本美術展覧会にスポットをあてたもの(今月27日まで)。もう
ひとつは千葉のホキ美の‘森本草介展’(11/16まで)。
改築した大倉集古館へはまだ足を運んでないので、西洋美の‘ロンドンナシ
ョナルギャラリー展’を24日にみにいく予定だから、このあと寄ってみる
ことにした。ここは西洋美と違って予約がいらないので気が楽。

大倉美術館へ最初に出かけたのは横山大観(1868~1958)の‘夜桜’
をみるためだった。だが、ここへ着いたのは閉館間際だったので、普通な
ら入館を断られるところ、それを懇願すると‘お金はいらないからどうぞ‘と
入れてくれた。なんと太っ腹!そんな嬉しい配慮をしてもらって念願の
絵をみることができた。‘夜桜’は1989年にあった‘昭和の日本画100
選’展で美術専門家や文化人が選んだ作品ベスト20で1位に選ばれている。
このころ、この図録はわが家の日本画のバイブルとなりこの100点を
すべてみようと心に決めていた。だから、大倉集古館でこの絵を滑り込み
セーフでみれたのは感激ものだった。この3日後、転勤のため名古屋に旅立
った。

‘夜桜’、小林古径(1883~1957)の‘木菟(みみずく)’、川合玉堂
(1873~1957)の‘秋山懸瀑’は1930年(昭和5年)ローマで
開催された日本美術展覧会のために描かれたもの。この大プロジェクトは
大富豪で美術愛好家としても知られた大倉七三郎男爵(1882~1963)
がスポンサーとなり団長横山大観のもと80人の画家が参加した。出品作は
イタリア人に和風のしつらえで鑑賞してもらうため、表具師、大工、生花
の師匠まで同行させるという懲りよう。まさに空前別後の日本美術フェア。
展覧会は連日千人の来場者を集め、1カ月余りの期間で16万人の入場者が
あった。

|

« 美術館に乾杯! フジヤマミュージアム | トップページ | 美術館に乾杯! 大倉集古館 その二 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! フジヤマミュージアム | トップページ | 美術館に乾杯! 大倉集古館 その二 »