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2020.08.05

美術館に乾杯! 平塚市美術館 その一

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        横山大観の‘不盡之高嶺’(1914年)
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        今村紫紅の‘水汲む女・牛飼う男’(1915年)

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        安田靫彦の‘宮本二天像’(1933年)

熱海のMOAや箱根の岡田美は自宅からだと小ドライブの感覚なので、その
気になればクルマのハンドルを握るのはわけないこと。でも、今はコロナウ
イルス感染がその行動に大きくブレーキをかけている。これは距離的には
この二つの美術館の半分程度の平塚市美でも同じこと。以前は気になる回顧展
がありよく訪問したが、しばらくは足が遠ざかりそう。

平塚市美で行われた日本画家の回顧展には横山大観(1868~1958)
が含まれており、所蔵する‘不盡之高嶺’が強く印象に残っている。それは胡粉
で描かれた雲海から姿を現した富士の頂が目に焼きついているからである。
使われているのは鮮やかな群青。水墨画の富士も魅了されるが、このように
胡粉の白と強烈なコントラストをみせる青にも心が踊る。

今村紫紅(1880~1916)の‘水汲む女・牛飼う男’は前年のインド旅行
をもとにした作品。その最高傑作が東博にある‘熱国之巻’(重文)だが、水を
入れる甕を頭にのせた女性の美形ぶりが目をひくこの風俗画も忘れられない。

ここでは平常展でみるために時間をさくことはないので日本画にお目にかかる
のはほかの美術館で開催された展覧会。とくに数が多いのが安田靫彦(1884
~1978)。‘宮本二天像’などの歴史画、靫彦の母親の肖像、静物画に運よく
5,6点遭遇した。いい絵が揃っているのでミニ回顧展が開ける。

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