« 美術館に乾杯! 三渓園 | トップページ | 美術館に乾杯! 横浜美術館 その一 »

2020.08.22

美術館に乾杯! 神奈川県立歴史博物館

Img_0005_20200822223001

Img_0004_20200822223001
        ‘十六羅漢図’(南北朝時代・14世紀)

Img_20200822223001
       雪村の‘芙蓉に小禽’(16世紀)

Img_0001_20200822223001
     狩野探幽の‘四季耕作図屏風’(17世紀)

Img_0002_20200822223001
        喜多川歌麿の‘料理をする母娘’(1789~1801)

Img_0003_20200822223001
     五性田義松の‘山の宿’(19世紀)

神奈川県立歴史博物館へのアクセスは比較的良く、JR桜木町駅から徒歩8
分くらいで到着する。ここではバラエティにとんだ企画展が行われており、
ときどきHPで展覧会スケジュールをみている。

これまで5回くらい出かけたが、東博級の充実した内容のため感心したのが
2007年に開館40周年を記念して行われた‘宋元仏画’展。目玉は京都の
清凉寺が所蔵する国宝の‘十六羅漢図’(北宋時代)。十六幅のうち六幅が
披露された。これは忘れられない鑑賞体験。この‘十六羅漢図’はほかにも全
部揃った歴博蔵など7つのお寺や美術館から集結したので一気に尊者に詳し
くなった。

他の美術館でみた所蔵品で記憶にとどまっているのは雪村の‘芙蓉に小禽’。
円の形をした画面のなかに芙蓉と小さな鳥をバランスよく並べる構図に思
わず足がとまる。狩野探幽(1602~1674)の‘四季耕作図屏風’は愛
すべき風俗画で農民たちが息を合わせておこなう農作業の様子が生き生き
と表現されている。

2度目の訪問のとき楽しんだのが歌川広重展。ここは浮世絵コレクション
が充実していることで知られており、広重のほかにも喜多川歌麿(1753
~1806)の‘料理をする母娘’にも惹きつけられる。5年前にあった
五性田義松(1855~1915)の回顧展も忘れられない。洋画家として
目が慣れているのは高橋由一くらいなものだから、五性田義松の絵がたくさ
ん並ぶと大変刺激される。くつろいだ雰囲気がただよう‘山の宿’を長くみて
いた。

|

« 美術館に乾杯! 三渓園 | トップページ | 美術館に乾杯! 横浜美術館 その一 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 三渓園 | トップページ | 美術館に乾杯! 横浜美術館 その一 »