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2020.08.16

美術館に乾杯! 鎌倉国宝館

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      鶴岡八幡宮 下拝殿(手前)と本宮

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    国宝‘籬菊螺鈿蒔絵硯箱’(鎌倉時代・13世紀)

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 国宝‘古神宝類 表着 白地小葵鳳凰模様二陪織物’(14世紀)

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      国宝‘当麻曼荼羅縁起’(13世紀中頃)

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   葛飾北斎の‘酔余美人図’(1807年)

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   勝川春章の‘活花美人図’(1792年)

京都の大きなお寺へ行くとだいたい国宝館があるが、鶴岡八幡宮にも
鎌倉国宝館がある。鎌倉という名がついているのは八幡宮の古神宝類に加え、
逗子市の手前にある光明寺が所蔵する国宝の‘当麻曼荼羅縁起’や昨日とりあげ
た建長寺の蘭渓道隆の頂相や北条時頼の肖像彫刻なども収められているから。
そして、もうひとつ氏家浮世絵コレクションもここにある。

古神宝類の数々は定期的に公開されているが、いつも熱心にみているのが
‘籬菊螺鈿蒔絵硯箱’。蓋表に螺鈿を使って描かれているのは咲き乱れる菊と
小鳥の群れ。夜光貝の放つ緑や淡紅の光を角度を変え視線を上下に動かし
てみると本当にいい気持になる。また、宮廷女性の服の表着に浮き上がる
鳳凰の模様も心をとらえて離さない。

東博や京博で行われる国宝展や絵巻物展の定番として度々登場する‘当麻曼
荼羅縁起’は描かれた場面の物語をすぐ思い出すようになるとみている時間が
だんだん長くなっていく。この場面は極樂往生をひたすら願い蓮糸で曼荼羅
を織り上げた姫を阿弥陀如来が迎えに来て極楽へと旅立つところ。雲に乗っ
やって来た阿弥陀如来と大勢の菩薩の群像描写がすばらしい。

氏家浮世絵コレクションは一度みたことがある。お気に入りは葛飾北斎
(1760~1849)の‘酔余美人図’と北斎が若い頃師事してした勝川
春章(1726~1792)の肉筆画‘活花美人図’。ほかにも3点ある喜多
川歌麿にも魅了されている。

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