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2020.07.03

美術館に乾杯! MOA美術館 その二

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    野々村仁清の国宝‘色絵藤花文茶壺’(17世紀)

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   本阿弥光悦の‘樵夫蒔絵硯箱’(重文 17世紀)

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   尾形乾山の‘色絵吉野山図透鉢’(18世紀)

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       ‘染付花卉文瓶’(重文 1610~30年代)

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   ‘色絵桃文大皿 鍋島’(重文 1690~1730年代)

MOAは4、5年前?展示室を一部改築したが、これでどういう風に変わっ
たのかはTVの美術番組でちらっとみただけなので詳しいことはわからない。
頭になかにある鑑賞の流れとしてはまず入口のある2階からスタートする。
ここで光琳の‘紅白梅図’をみて1階へ降りていき、ガードマンが立ってるモネ
の睡蓮の絵とレンブラントの自画像をみてやきものの部屋へ進んでいく。
そして、その先がミュージアムショップ。

紅白梅図の手前の部屋に飾られている野々村仁清の‘色絵藤花文茶壺’も忘れら
れない鑑賞体験。これはやきものなので常時展示してある。しかも国宝だか
らMOAを訪れた人はこの存在感のある見事な壺に魅了されるにちがいない。
球体の茶壺の表面に華やかな藤の花が装飾性豊かに描かれている。

本阿弥光悦(1558~1651)の‘樵夫蒔絵硯箱’、山形の蓋をした硯箱の
モチーフに樵夫(きこり)を使うというのは意表をつく選択。はじめてみた
とき螺鈿で細工された樵夫の顔が幽霊の様にはっきりせず違和感があったが、
今はそれは消えた。

尾形光琳の弟、乾山(1663~1743)のやきものはここにはいくつも
ある。お気に入りは光琳との合作で数多くつくった角皿と透彫りが施された
反鉢。この反鉢は乾山の得意とする意匠で絵柄として吉野山の満開の桜の木
が描かれている。とても洒落ていて女性的な感じのする鉢に仕上がっている。

やきものはローテーションをして展示してありタイミングがいいと‘染付花卉
文瓶’や鍋島の傑作‘色絵桃文大皿’(ともに重文)などと遭遇することができる。
日本のやきものだけでなく、中国の青磁や朝鮮のものもあるがこちらのほうは
いつ出かけても同じものが並んでいたような気がする。

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