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2020.07.01

美術館に乾杯! 修善寺町・伊豆市

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Img_0006_20200701231201       横山大観の‘白鷺’(1909年 修善寺町)

Img_0003_20200701231201     安田靫彦の‘春生’(1930年 修善寺町)

Img_0004_20200701231201       菱田春草の‘秋郊帰牧’(1909年 伊豆市)

Img_20200701231201     川端龍子の‘湯浴’(1927年 伊豆市)

Img_0002_20200701231301     小林古径の‘箏三線’(1909年 伊豆市)

絵描きや小説家は伊豆にアトリエや仕事部屋をもって創作活動をしていると
いうことは容易に想像できる。温泉もあるから適度な休養にもなる。明治末
頃から日本美術院の画家たちは修善寺の新井旅館と懇意にしていた。
1930年4月ローマで横山大観らの作品を揃えた日本美術展が開催されて
いるが、1月には新井旅館で壮行会も行われた。そんなこともあり、修善寺
町や伊豆市にビッグネームのいい絵がいくつも所蔵されている。

これまで回顧展などで修善寺の名前がよくでてきたのは横山大観(1868
~1988)と安田靫彦(1884~1978)。ともに‘白鷺’や‘春生’など
4,5点お目にかかった。靫彦は1934年新井旅館のために浴室を設計し
天平風呂と名づけている。つくしが描かれた‘春生’をみるたびに日本画の優し
さを感じる。

伊豆市にあるのも傑作揃い。菱田春草(1874~1911)の‘秋郊帰牧’
は2014年の大回顧展に出品されたし、小林古径(1883~1957)
の初期の作品‘箏三線’も2005年にあった小林古径展で披露された。同じ
く出品された画帖‘伊勢物語’も伊豆市がもっている。普段は倉庫のなかだろ
うが、こういう晴れ舞台に展示される作品があるというが芸術家に好まれる伊豆の証かもしれない。

また、伊豆市には川端龍子(1885~1966)も‘湯浴’や小品の鶴や
海老を描いたものなど5,6点ある。龍子は若い頃から温泉が好きでよく
新井旅館を利用していた。‘湯浴’はそれをもとにして描かれた。

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