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2020.07.19

美術館に乾杯! ポーラ美術館 その四

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    高橋由一の‘鵜飼図’(1892年)

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    黒田清輝の‘野辺’(1907年)

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          藤島武二の‘女の横顔’(1927年)

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          岡田三郎助の‘あやめの女’(1927年)

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          村山槐多の‘湖水と女’(1917年)

洋画家の絵がみたいと思ったときまず思い浮かぶのは東近美と八重洲のアー
チゾン美(旧ブリジストン美)。もちろん、東博へ出かけても本館1階左の
通常展示のコーナーで高橋由一らの作品がお馴染みだし、タイミングがい
いと岸田劉生の‘麗子微笑’にも会える。このほかの美術館となると箱根の
ポーラ美が一度は足を運んでおきたい美術館かもしれない。

高橋由一(1828~1894)の‘鵜飼図’は東博にある‘長良川鵜飼’同様、
思わず見入ってしまう作品。実際の鵜飼を2度みたことがある。だから、
絵に吸いこまれる。川合玉堂の鵜飼と違い写真のようなリアル感が感じら
れるのも由一の魅力。

ここは洋画界をリードした黒田清輝(1866~1924)、藤島武二
(1867~1943)、岡田三郎助(1869~1939)のいい絵を
所蔵している。このあたりがスゴイ。この同じ時代を生きた3人の回顧展
は運よく体験することができた。そのため‘野辺’、‘女の横顔’、そして以前
は福富太郎コレクションだった‘あやめの女’はほかの美術館でも楽しませ
てもらった。

西洋画では後ろ向きの女性画がどうもしっくりこなくて目に力が入らない。
ところが、どういうけか岡田三郎助や日本画の竹内栖鳳の描く女性の後
ろ姿にはそういう感情がおこらずおちついて眺めている。とくに‘あやめの
女’に魅了され続けている。

若くして亡くなった村山槐多(1896~1919)の‘湖水と女’は女性の
顔ばかりみていると気がつかないが、この絵はダヴィンチの‘モナリザ’と同
じ描き方をしている。モナリザの後ろに描かれている山々と川にあたるの
が背景の湖水。

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