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2020.07.18

美術館に乾杯! ポーラ美術館 その三

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   ダリの‘姿の見えない眠る人、馬、獅子’(1930年)

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     マグリットの‘生命線’(1936年)

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          ガレの‘草花文耳付花器’(1895年)

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          ドーム兄弟の‘風景文ランプ’(1900~10年)

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          ティファニーの‘花形花器’(1900年)

いろいろ楽しませてもらったシュルレアリスム絵画でいつかこの目でと願っ
ていることある。そのひとつがスペインのフィゲラスにあるダリ美術館の
訪問。だが、新型コロナウイルスの感染がおさまらず海外旅行が復活するの
がいつになるのか見当もつかない状況では、夢の実現はかなり遠い。

ダリ(1904~1989)はピカソ同様日本でも人気が高いので、回顧展
が頻繁というわけではないがコンスタントに開催される。そのとき熱心な
ダリコレクターの手元にあったり、各地の美術館に飾られているものも登
場する。ポーラにあるのはダリの20代のころ描かれた‘姿の見えない眠る人
、馬、獅子’。真ん中に横たわるぬめっとした皮膚の感覚をにおわせる馬の
イメージと女性の体のイメージが重なったような物体が気になってしょうが
ない。

夢の世界がもとになっているダリのシュールさとはちがいマグリット
(1898~1967)の作品はカラッとしたおもしろさが特徴。日常のな
かで見慣れたものを意表をつく場面で組み合わせる発想は並みの脳力からは
生まれてこない。‘生命線’は彫刻を連想させる裸婦の横にライフル銃が立て
かけられている。この銃の存在が頭を混乱させる。

エミール・ガレ(1846~1904)のコレクションというとすぐ思い
つくのは諏訪湖の北澤、ポーラ、サントリー、ウッドワン。アールヌーボー
のガラス工芸では象徴的な存在であるガレがこれほどあるのだからつくづく
日本は美術大国だなと思う。ポーラコレクションはガレに加え風景画をみ
ているような気分になるドーム兄弟(兄1853~1909、弟1864
~1930)とユニークなフォルムが目を点にさせる花形の花器をつくった
ルイス・C,ティファニー(1848~1933)も充実している。

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