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2020.07.17

美術館に乾杯! ポーラ美術館 その二

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        ゴッホの‘アザミの花’(1890年)

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        ゴーギャンの‘異国のエヴァ’(1890~94年)

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        ピカソの‘海辺の母子像’(1902年)

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    シャガールの‘町の上で、ヴィテブスク’(1915年)

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        モディリアーニの‘ルネ’(1917年)

6/18に仕切り直しスタートした西洋美の‘ロンドン・ナショナルギャラリ
ー展’(10/18まで)はどのくらいの人がみているのだろうか。出品され
ているゴッホ(1853~1890)の‘ひまわり’が気になっているが、
日時指定となっているのがなにか億劫でまだファミリーマートへ行ってない。
10月までのロング興行だから盆をすぎた遅い出動になりそう。

ポーラにあるゴッホの‘アザミの花’をみたのは箱根をクルマを走らせるだい
ぶ前のことでほかの美術館であったゴッホ展(2003年)のとき。日本に
あるゴッホは損保ジャパン美がもっている‘ひまわり’とひろしま美にある
‘ドービニーの庭’の2点だけだと思っていたので、目の前に現れた花の絵に
どぎまぎした。ポーラ美、やるじゃない、という感じ。

ゴッホがあればゴーギャンにも期待したくなる。水彩の‘異国のエヴァ’は小
さな絵だが、ゴーギャン本にはよく載っている作品。エヴァの顔が母親アリ
ーヌの若い頃の肖像画によく似ていることに驚かされる。ゴーギャンは大変
綺麗なお母さんに愛されたにちがいない。

ピカソ(1881~1973)の‘青の時代’に描かれた作品はいいという人
が多い。最も有名なのはパリのピカソ美にある20歳の‘自画像’(1901年)
だが、ワシントンナショナルギャラリーにある‘海辺の貧しい家族’(1903
年)にも魅了される。ここにある‘海辺の母子像’はワシントンのものと同様、
心の底を深く揺すぶられる。

ここ10年くらい回顧展に遭遇しなくなったシャガール(1887~1985)
、それ以前は頻繁に開かれていた。目玉の絵として展示されたポンピドー蔵の
作品がほとんどやって来たので、新規のプラスαに幅が小さくなるとシャガー
ル展を開くインセンティブが低下するのもやむを得ない。時代の空気としては
‘幻想の画家’のラベルはシャガールからアンリ・ルソーに移ったような感じて
いる。‘町の上で、ヴィテブスク’はお馴染みの宙を飛ぶシャガールとベラが描か
れている。これは2007年のシャガール展(千葉市美)に出品された。

昨年東京都庭園美で回顧展が開かれたキスリング同様、仲間のモディリアーニ
(1884~1920)の肖像画も日本の美術館やコレクターのもとに結構な
数がおさまっている。男のようにもみえるルネはじつはキスリングの妻。彼女
は男装が趣味のとんでる女性であり、この髪型を藤田嗣治も一時期していた。

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