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2020.06.28

美術館に乾杯! 池田20世紀美術館

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        ピカソの‘近衛兵と鳩’(1969年)

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        マティスの‘ミモザ’(1949年)

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        キスリングの‘女道化師’(1927年)

熱海にあるMOA美は最近とんと出かけなくなったが、10年くらい前は
岩佐又兵衛の絵巻をみるためとか関心のある企画展に引かれてよくクルマを
走らせた。だから、熱海までの道のりは慣れたもの。伊豆半島でほかに馴染
みのある街というと伊東と修善寺。若い頃は会社の保養荘がここにあったの
で同じ部の同僚たちとテニス合宿とか新人歓迎会とかいろいろ名目をつくり
伊豆へくりだした。伊東のシャボテン公園へも皆で行ったことがある。

このシャボテン公園の近くのあるのが池田20世紀美術館。ここはピカソや
マティスにはじまりウォーホルまで近現代絵画をいろいろ揃えている。訪問
したのは30年以上も前なので、作品の詳しいラインナップは思い出せない
が、いくつかいい絵画あったというのは覚えている。

ピカソ(1881~1973)の‘近衛兵と鳩’は88歳のときの作品。ピカ
ソの絵には鳩がよく出てくるが、近衛兵との組み合わせはおもしろい。ピカ
ソもこの年になると人物描写はかなりざざっとなっているが、それでも
ピカソらしいパワーは十分に感じられる。

マティス(1869~1954)の‘ミモザ’は美術館の一番のお宝。体を悪く
してから取り組んだ切り紙絵やコラージュではモチーフをシンプルな形にし
明るい色彩で浮き上がらせた。その心を打つ出来映えはマティスの生み出す
色彩の力が再度爆発したことを物語っている。

マティスと同様キスリング(1891~1953)の‘女道化師’も見栄えの
する人物画。これまでキスリング展を2度体験したが、出品作のなかに日本
の個人コレクターや美術館が所蔵するものが相当数あった。この絵は回顧展
ではみてないが、美術館はいい絵ほど簡単に展覧会に貸し出さないという
法則を実践しているのかもしれない。

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