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2020.06.24

美術館に乾杯! 静岡県立美術館 その一

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   伊藤若冲の‘樹花鳥獣図屏風’(18世紀)

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   円山応挙の‘木賊兎図’(1786年)

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    長澤芦雪の‘大原女図’(1794~99年)

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    池大雅の‘蘭亭曲水図屏風’(1763年)

東名高速をドライブするときわが家の場合、横浜町田ICが起点となる。
渋滞がなければ御殿場をすぎ沼津までは軽快に進み1時間半くらいで着く。
だが、これから先はフラットな道が続くので心理的に運転がだれるとこ
ろがでてくる。だから、静岡までは予想以上に時間がかかるという印象
が強い。日本平のふもとにあり環境抜群の静岡県美はクルマでないと
アクセスが悪いかもしれない。これまで2度出かけた。

ここは江戸絵画のいいのが揃っていることで有名。名古屋にいるときクル
マを走らせたのは伊藤若冲(1716~1800)のおもしろいモザイク
画‘樹花鳥獣図屏風’をみるためだった。六曲一双の屏風の横の長さは7.2
mもある。右隻(上)の主役が正面をむいている白象で、左隻(下)は
横向きで綺麗な羽を広げている鳳凰。ここは動物や鳥たちの楽園。何時間
でもみていたくなる。若冲に乾杯!

円山応挙(1733~1795)の‘木賊兎’は後ろの木賊(とくさ)と3匹
かたまっている兎が絶妙なバランスで配置されている。小学校にはよく兎
が飼育されているが、体を小刻みに動かす様子がとても愛らしい。後ろ向
きの白兎もいるので画面に奥行き感がある。応挙はこういうところが流石
に上手い。

大原女を描いた絵ですぐ思う浮かぶのは土田麦僊。そのため、長澤芦雪
(1754~1799)が大原女をモデルにしていたのはちょっと驚き。
しかも、この女性の切れ長の目が色っぽく心をザワザワさせる。いっぺん
で忘れられなくなった。

池大雅(1723~1776)が脂ののりきった41歳ごろ描いた‘蘭亭曲
水図屏風’は美術館自慢のお宝。これは王羲之たちが蘭亭に集まり盃を流し
て詩をつくる趣向で曲水の宴を張った場面が描かれた右隻で、左隻には龍山
勝会図が並んでいる。2年前、京博で開催された大回顧展で再会した。

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